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2017/5/6 13:00

「キャタピラー」は「無限軌道」が正式名称? すっかり生活に馴染んでしまった商品名たち

「Ah テトラポット登って~」という歌があるように、日常で何気なく使っている「テトラポッド」といった名称。実はこれらが商品名だったというケースはたくさんある。今回は、生活にすっかり馴染んでしまった商品名や登録商標をご紹介しよう。

※画像はイメージです

 

「テトラポッド」と「ドライアイス」は商品名だった!

海辺で見かける「テトラポッド」の正式名称は「消波ブロック」。1949年にフランスで発売された消波ブロックは、1960年代に日本にも導入され始め、日本テトラポッド株式会社(現・不動テトラ)が「テトラポッド」を商標に登録した。現在、消波ブロックは基本的に4本足のものが採用されているが、国産の消波ブロック第一号は技研興業株式会社による6脚ブロックだそう。

 

また、「ドライアイス」はアメリカのドライアイス・コーポレーションによる商品名で、正式名称は「固形二酸化炭素」。1924年にアメリカのトーマス・スレートが、商業用の生産者として冷凍品の保冷方法を発明・特許申請した「固形二酸化炭素」は、その翌年の1925年にドライアイス・コーポレーションが「ドライアイス」として商標に登録した。現在、「ドライアイス」は一般名詞化してアメリカでも「dry ice」と呼ばれている。

 

他にもあるぞ! 生活に馴染んだ商品名たち

少し意外なところでいうと「キャタピラー」も商品名。「キャタピラー」はアメリカのキャタピラー社の登録商標で、正式名称は「無限軌道」とカッコいい名前がある。雪上車やスノーモービルなどに使用される無限軌道は、国内なら北海道でたくさん見られそうだ。

 

また「宅急便」はヤマトホールディングスの登録商標。ヤマト運輸以外の運輸サービスは「宅配便」と呼ばれる。つまり、「佐川急便から宅急便で発送しました」は間違いとなる。「魔女の宅急便」は原作小説刊行時、作者と出版社が「宅急便」が登録商標であることを知らずに完成してしまった作品。スタジオジブリ作品の「魔女の宅急便」の商標問題は、ヤマト運輸が映画のスポンサーになることで解決したようだ。ちなみに「魔女の宅急便」は、スタジオジブリの登録商標となっている。

 

さらに「タバスコ」はアメリカのマキルへニー社の登録商標で、一般名称は「ペッパーソース」。つづいて「シーチキン」ははごろもフーズの登録商標で一般名称は「ツナ缶」だ。日常的に使っている用語も、もしかしたら登録商標された言葉なのかもしれない。

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