ライフスタイル
2017/4/1 18:00

カルビーの新制度は万人向けではない!? 在宅勤務に向いていない人の5つの特徴

最近は「働き方改革」という名のもと、会社での業務形態に柔軟性を持たせる制度を設ける会社も少なくない。カルビーの新たな制度では、週2日に限定されていた「テレワーク」(自宅や社外での勤務)を撤廃し日数の上限をなくすだけでなく、自宅以外のカフェなどでの勤務も認める。

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実際にフリーランスとして自宅で働くことが多い私自身も、会社員が「在宅勤務制度」を活用することには大賛成だし、実際にそういった制度をうまく活用しながら高い成果を上げているビジネスパーソンも周りに多くいる。

 

ただ現実的には在宅勤務に「向いている人」もいれば「向いていない人」も多くいるのも事実。今回はあえて「在宅勤務に向いていない人」の特徴に着目してみることにした。

 

下記の設問①〜⑤を読んで、「当てはまる」「当てはまらない」で回答してみてほしい。

 

設問① 会社でのランチはほぼ毎日職場の同僚と食べる

設問② 買い物はする際に「どっちがいい?」とよく聞く

設問③ ゲームなどの娯楽系スマフォアプリを1日1時間以上利用する

設問④ 仕事を探すときは「給与」と「残業なし」を最も重視する

設問⑤ 「目標」とか「計画」という言葉は好きではない

 

もし「当てはまる」が3つ以上該当した人は、もしかすると「在宅勤務に向いていない」可能性がある。「向いていない」というよりも、在宅勤務を始めた後に仕事のパフォーマンスや充実感が低下するリスクがあると言った方が良いだろうか。

 

では具体的にどういう人が「在宅勤務に向いていない」のだろうか。

 

■こういう人は在宅勤務制度を利用しない方が良い

設問① ランチはほぼ毎日職場の同僚と食べる

「ランチを誰と食べようと自由でしょ!」と言われるかもしれないが、ランチを同僚と食べることが多い人は「誰かと一緒に時間を過ごすこと」が比較的好きな人。在宅勤務では基本1人の時間が多いため、その状態が苦痛だと逆にストレスが溜まってしまう。

 

設問② 買い物はする際に「どっちがいい?」とよく聞く

買い物は日常生活の中にある「小さな自己決断」の場面。相談したい気持ちもわかるが、在宅勤務になると同僚や上司は近くにいないため「自分で決めて行動する場面」は必然的に増える。相談することは大切なことだが「自分で決める力」も在宅勤務ではさらに重要。

 

設問③ ゲームなどの娯楽系スマホアプリを1日1時間以上利用する

仕事が終わってからまとめて1時間利用するのではなく、通勤時間や休み時間、人によっては勤務中など「隙間時間にプレイ」している人は、在宅勤務になって時間の自由を得た瞬間にスマホに仕事の時間を多く取られてしまうリスクが高い。

 

設問④ 仕事を探すときは「給与」と「残業なし」を最も重視する

残業は「ない」に越したことはないが、在宅勤務では労働時間よりも仕事の成果が求められる。「働く時間の長さ」や「報酬」ばかりに意識がいってしまう人は「仕事の質」や「成果」を重視する勤務体系はあまり向いていない。

 

設問⑤ 「目標」とか「計画」という言葉は好きではない

在宅勤務では当然自分でその日の仕事の「目標」を決め、「計画」を立てて業務を進めていく必要がある。逆にそれらを自分以外の他の誰かに設定してもらった方が良いという人は、会社という環境に身を置く方が仕事で力を発揮できる可能性が高い。

 

以上それぞれの設問ごとに「在宅勤務に向いていない人の特徴」について整理してみたが、決して上記の項目すべてを完璧にできていないと在宅勤務制度を利用すべきではないという意味ではない。少子高齢化などの問題を解決していく上でも家庭と仕事を両立し易い在宅勤務制度はぜひ活用されるべきだと思うが、結局制度の利用ばかりが先走ってしまい「仕事の成果」が軽視されてしまっては良い制度もすぐになくなってしまう。ぜひ働く側や制度を利用する側も、そのメリットデメリットを理解した上でうまく活用していくべきだと思う。

 

【著者プロフィール】

小寺 良二

若者の就職支援を専門とするキャリアインストラクター。アメリカの大学卒業後、アクセンチュア(株)を経て(株)リクルートに入社し企業の採用支援を経験した後に独立。官公庁や自治体、企業が実施する数多くの若者就職支援プロジェクトに携わり、企業の採用担当者向けの研修や講師の養成も行っている。

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