ライフスタイル
2017/4/26 11:00

乗務員が話しかけない「サイレンスタクシー」登場! 美容室やショップにも“話しかけない”おもてなし拡大中

タクシーで会話をするかどうかは、乗った車両の運転手によってまちまち。乗り降りの際だけ話しかけ、後はそっとしておいてくれる運転手もいれば、話好きの運転手と会話が盛り上がるなんていうことも珍しくない。ただ「タクシーではそっとしておいてほしい」と思う人も多いようだ。そんな声に応え、京都のタクシー会社が“乗務員からの声かけをしない”タクシーの試験運行を始めた。

出典画像:「都タクシー株式会社」公式サイトより。
出典画像:「都タクシー株式会社」公式サイトより

 

タクシー運転手が話しかけない“サイレンスタクシー”登場

乗務員が話しかけない「サイレンス車両」の試みを始めたのは京都の「都タクシー」。2017年3月21日から当面の間、10両で運行する予定だ。同社は公式サイトに「おもてなしの心で接客させていただいておりました弊社乗務員からのお声がけを控えさせていただき、より快適に過ごしていただくための車内空間を創造することを目的とした試験的サービスです」と説明している。

 

同サービスはサイレントとはいえすべての会話をなくすわけではなく、挨拶や緊急時の対応などは行い、それ以外の雑談を控える模様だ。これにはネット上でも「無駄に話しかけられるの苦手だからこれは嬉しい!」「考え事したい時とかスマホいじりたい時とかあるからこれは増えてほしいな」「たまに話に夢中になって危ない運転手さんもいるから、私はこれを選びたい」とウェルカムな声が多いようだ。

 

美容室での会話が苦手でも大丈夫!

お客さんに話しかけないサービスは他のジャンルでも広がっている。イギリスの「バウハウス」という美容室では、話しかけられたくないお客さんのための特別席を用意。かなり好評だと話題だが、実は日本の美容室でも“話しかけないサービス”が普及し始めている。美容室の検索・予約ができるサイト「ホットペッパービューティー」では予約の際に「接客へのご要望」というチェック項目があり、「なるべく楽しく話したい」「なるべく静かに過ごしたい」「特にこだわらない」という3つから選択可能。

 

これには「美容師との会話、いつも何話していいかわからないからめっちゃ助かる」「たまにこっちが気を遣って話合わせてる時あるんだよね。これはハッキリしてていいわ」と好評の声が上がっている。

 

3色のブレスレットで意思表示

さらに画期的なのがショップでのサービス。2012年4月にオープンした「渋谷ヒカリエ」内の化粧品ブランド「クリニーク(CLINIQUE)」の店舗では、客が求める接客に応じて色の違うブレスレットを着用。白、ピンク、緑の3色があり、白には「急いでいる」、ピンクには「自由に楽しんでいる(話しかけないでほしい)」緑には「カウンセリングを希望する」という意味が込められている。お客さんの要望が一目でわかるこのアイデアに、ネット上では「落ち着いて見られていいね!」「これなら店員からのプレッシャーを感じがちなコスメショップも気軽に入れる」といった声が。

 

タクシーやショップで会話を楽しみたい人もいれば、コミュニケーションが苦手な人もいたりと客側の求めるものは多種多様。自分で接客の形態を選べるサービスはおおむね好評のため、今後さらなる普及が見込めそうだ。

TAG
SHARE ON