ライフスタイル
2017/6/11 17:00

あなたの知らない未来型ショッピング! 一歩進んだ「Amazon」快適活用術

いつでもどこでも、居ながらにしてお望みの商品を購入できるサービスとして、すっかり定着……いえ、私たちの生活に欠かせないものになっているAmazon。ワクワクするようなショッピングをどんどん、実現してきました。

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今回は、Amazonの未来型ショッピングを支える画期的な機能、さらには、注目を集める” Amazon Dash Button”や “Prime Now”などの革新的なサービスについて掘り下げ、快適な生活に欠かせないAmazonの「一歩進んだ活用術」に迫ります!

 

もはや、これ以上カンタンな買い物はあり得ない!?
ボタンを押すだけで購入が完了する最新サービスとは?

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41ブランド、約700品目でスタートしたAmazon Dash Button。ボタンは500円だが、初回購入時に代金から500円割引されるので実質無料となる。

 

「使うモノを買おうと思った瞬間にボタンを押すだけで購入が完了しますので、小さな日々のストレスから解放されるということも、ご好評いただいている点だと思います」

 

IoT:Internet of Things(モノのインターネット)としては究極のシンプルさだと語るのはAmazonデバイス プロダクトマネジメント本部の橋本肇さん。2016年12月に日本でも運用が開始された”Amazon Dash Button”が、これ以上カンタンな買い物はないと言えるほどの便利で快適なショッピングを可能にしているようです。

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Amazonデバイス プロダクトマネジメント本部 シニアプロダクトマネージャーの橋本肇さん。日本市場向けの製品企画を担当

 

「日常生活で消費される飲料や洗剤など、41ブランド、約700品目を揃えており、それぞれの商品を発注できるAmazon Dash Buttonをお持ちいただければ、ボタンを押すだけで買い物ができます。今後も、取り扱いブランドを増やしていく予定です」

 

日用品は、日々の生活の中でなくなっていくものなので、ルーティーンで購入していく必要があります。それが、家に居ながらデバイスのボタンを押すだけで購入が完了。自宅まで届くというのですから、一度、使ったらやめられないサービスではないでしょうか。しかし、これだけシンプルだと、うっかり間違って発注してしまいそう?
「たしかに、そういうお声は多く頂戴しておりますが、ボタンが押されて発注を受け付けると、その発注商品の配送が完了するまでは、次のボタン操作を認識しない機能が備わっているので、誤操作やお子様のいたずらで同じ商品がたくさん届いてしまうということはありません」

 

とのことなので、ご安心を。一度、設定してしまえば、購入はボタンを押すだけ。橋本さんの言葉どおり、まさに、究極のIoTと言えるでしょう。

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ボタンを押すだけで注文が完了。同時にスマホにプッシュ通知が来るのでこの時に商品をキャンセルすることもできる

 

「いざ、購入されるときに在庫がないということがあっては意味がありません。その点、弊社は物流面で実績がありますので、在庫切れを気にされることなく、ご利用いただけると思います」

 

Amazonの流通力があってはじめて機能する”Amazon Dash Button”。ほかでは真似できない究極のサービスで、どれほど生活のストレスが解消されるのか。皆さんも試してみてはいかがでしょう?

 

欲しいモノを出前感覚で注文できるスゴい仕組みとは⁉
“Prime Now”がショッピングの概念を変える!

「注文から1時間でお手元に!」。コレ、宅配ピザの話ではありません。日用雑貨から緊急時に必要なモバイルケーブル類まで、さまざまな商品が、1時間で届くという画期的なサービスが登場しました。その名も“Prime Now”。

 

「元々はニューヨークではじまったサービスなのですが、日本でも2015年から開始されております」
Prime Now事業部の永妻玲子さんによれば、2時間ごとに時間指定ができる『2時間便』も好評だとのことです。しかし、そもそも、何でそんなに早いデリバリーが可能なのでしょう?

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Prime Now事業部 事業部長の永妻玲子さん。2015年11月にサービスが開始されたPrime Nowサービスの日本での責任者

 

「東京、神奈川、大阪に5か所の拠点を持ち、お客様に近いところから届けることで1時間以内の配送を実現しています。日本では東京都の世田谷区からはじまったのですが、倉庫が設けられているのは、目の前に自家菜園の畑が広がるのどかな住宅街です。隣の農家さんからお野菜をいただいたりしたこともあるんですよ(笑)」

 

つまり、Amazonの物流倉庫というと郊外型ばかりでなく、住宅街の中にも存在するということ。

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Prime Nowでは入浴剤や日焼け止めも扱う。ヴェレダ バスミルク ミニセット¥2700、ヴェレダ エーデルワイス UVプロテクト¥2484※販売価格は2017/5/19時点の価格です。

 

そんなPrime Nowでは、百貨店、ドラッグストアといったパートナーの商品も取り扱っており、都内では最大7万点の商品ラインナップを誇る。こうした食品から化粧品に至るまであらゆるモノを1時間または2時間便で届けてくれるというから驚きです。ペットボトルや大きいモノは、買って帰るのも大変です。また、買い忘れたモノなどがあったときにもう一度買いに行くというのは億劫なことでしょう。そんなときこそ、Prime Nowの出番! 中には、普段使いとして晩酌に利用されるヘビーユーザーの方もいらっしゃるとか。

 

「帰宅される途中に注文されれば、自宅に着いたときにちょうど届きますので、そのままプシュッという感じなのでしょうか。夜の時間帯は、ホントにお酒のご注文が多いです。お酒とおつまみのセットは、最強の組み合わせだと思います(笑)」

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夜の時間帯はお酒とおつまみの注文も多い。冷えたお酒や冷蔵品もお届け可能。モエ・エ・シャンドン モエ ロゼ アンペリアル 750ml¥5589、成城石井 フィオルッチ プロシュートクルードスライス60g[冷蔵] ¥717※販売価格は2017/5/19時点の価格です。

 

もはや、流通業の枠を超えた細やかな心遣い。その徹底したお客様本位のサービスには舌を巻きます。

 

「一人暮らしをされているお子様が病気で自宅療養されていたとき、遠方に住まわれている親御様がPrime Nowで薬やお水、お粥などの看病グッズを注文されて息子さんに宅配依頼するなどというユニークなエピソードもございました」

 

配送されると、完了メールが届くので、それが息子さんの生存確認になってお客様もご安心されたようだと語る永妻さん。Prime Nowには、工夫次第で無限の活用法があるようです。また、ユニークな取り組みとしては、わざわざディーラーに行かなくても車を試乗できるという“宅配試乗”の実施実績があり、その可能性は無限の広がりを見せているようです。

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朝定番の食料品も取り扱い。なんとアイスクリームなどの冷凍食品も届けてくれるそう。順造選 すりおろしりんご汁 180ml¥216、ヤスダヨーグルト ヤスダヨーグルトプレーン 150g¥145※販売価格は2017/5/19時点の価格です。

 

「Amazonの企業理念のひとつとして、“地球上で最もお客様を大切にする企業であること”という考え方がございます。その企業理念を具体化したものが、Amazonプライムというプログラムです。そして、Prime Nowは、このお客様を大切にするといったAmazonの考えをショッピングの利便性をより高めるというかたちで実現しているのです」

 

知恵と工夫、加えて、アイデアと実行力に裏打ちされて誕生したPrime Nowは、Amazonの理念が生み出したAmazonならではのサービスと言えます。ご家族の間で買い物を頼むときは、「買ってきて」ではなく「Nowしといて!」が合言葉になっているご家庭も既にあるのかもしれません。

 

すべては、お客様の便利のために。
続々登場するAmazonのサービスがショッピングの常識を変える!

レジも人も居ないコンビニが誕生するかもしれません。コレ、Amazonがアメリカで実証実験中の無人コンビニ“Amazon Go”の話。デバイスを利用して入口で専用のアプリでIDを認識させ入店。商品を取るとアプリ上のカートに追加されるので、後は退店すれば自動的に決済されるという仕組みなんだとか。

 

さらにこちらは日本でも導入済み。Amazonは、物流拠点の仕組みも画期的! ナント、商品を運ぶのは、人ではなくロボットの仕事。人は、300kgもの重量に耐える大型お掃除ロボのような機械が運んでくる物品を取り出すだけ。”Amazon Robotics”と呼ばれるこの仕組みが、Amazonの流通スピードを飛躍的に向上させているようです。

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ロボットを使った最新の商品管理システムAmazon RoboticsがAmazon川崎FC(フルフィルメントセンター)に導入されている。ドライブと呼ばれるロボットが300kg以上の商品棚を持ち上げ、棚入れ、棚出しするスタッフのほうに棚を運んでくる

 

ボタンひとつでモノが買える” Amazon Dash Button”、1時間以内に商品がお手元に届く“Amazon Prime Now”――豊かな水量を誇るアマゾン川のように大量の物品を流通させる近未来のロジスティクスは、どこまで私たちの生活を豊かにしてくれるのでしょう。日本に上陸して17年目。今後も、革新的なサービスを次々に生み出すAmazonから目が離せません!

 

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