ライフスタイル
2017/9/5 15:00

日本は深刻な“忍者不足”!? 「めざましテレビ」で紹介された過酷な現場と現状とは?

8月23日に放送された「めざましテレビ」(フジテレビ系)内の人気コーナー「ココ調」で、“忍者不足”の現場が紹介された。これを受けてネット上では、「見るからに体力勝負っぽいし、しょうがないのかもな……」と反響の声が上がっている。

※画像はイメージです

 

忍者ブームで業界は人出不足に!

「ココ調」では、近年の訪日外国人増加のニュースに触れ、外国人観光客にインタビューを敢行。その結果、とある少年は「忍者が好き!」とインタビューに答え、とある男性は「あと10年若かったら、忍者になってたぜ」と答えるなど、訪日外国人に忍者が人気だということが判明した。

 

実際のところ、「新宿忍者からくり屋敷」という忍者体験ができるスポットは外国人客で連日賑わいをみせ、アメリカでは「レゴニンジャゴー・ザ・ムービー」という映画が公開されて話題沸騰中なのだとか。

 

しかし、「日本忍者協議会」の事務局長によると「お客さんが増えてまして、なかなかそれに対応できず、忍者が不足しているのが現状です」との回答が。現状として日本の労働人口は減少傾向にあり、国内企業のおよそ半数が「人出不足」と答えているデータもあるほど。この人出不足の波は忍者にまで波及しているようで、忍者が所属する団体や施設を「ココ調」がリサーチすると、なんと全国15か所のうち10か所が人出不足という事実も判明している。

 

この結果に、SNSなどでは「少ないとは聞いていたけど本当に忍者不足なんだな…」「忍者不足は、ほんとに深刻化してるのね」「深刻な忍者不足ってパワーワードすぎるだろ」と忍者業界の現状を嘆く声が。しかし一方で、「忍者って忍ぶ者だから、正確な人数は把握できてないと思う」「一流の忍は隠れているから数えられないんじゃないの?」との声も上がっている。

 

忍者の仕事は体力勝負?

さらに「ココ調」では、佐賀県にある「忍者村」で忍者不足の実態を調査。インタビューした忍者からは「足りないんですよ。忍者が」との回答が返ってくるなど、現場でも人手不足は問題になっている様子。現に「忍者村」の忍者は元々8人いたのが、いまは剣 源蔵さん(51)、“くの一”のお鈴さん(22)とお龍さん(23)の3人に減ってしまったのだという。

 

それから「ココ調」は、忍者の実態を明らかにするため、忍者の一日に密着することに。忍者は朝7時30分から行動を開始し、ニンニン号(ワゴン車)で旅館へ向かい早朝からビラ配りをスタート。9時に「忍者村」がオープンすると、子どもたちへの忍者教室、15分の忍者ショーを1日4回公演、閉演までお客さんと触れ合うなど、開園中は引っ切りなしで動きっぱなしだ。また、閉園後も立ち回りの稽古や手裏剣の練習など、18時までミッチリと仕事が入っており、かなり多忙な現状が紹介された。

 

忍者の仕事ぶりを見た視聴者からは、「忍者って超ガテン系なんだな」「アクションが激しいから、かなり運動できて体力ないときつそう…」「忍者やりたいけど、体力的に無理だな」「これ見てると戦国時代の忍者はブラック業種だったと想像できる」との声が上がっている。

 

しかし、この忍者不足は将来的に解決するとの見通しも。「ココ調」では、都内にある忍者などを養成するアクションスクールで、忍者に憧れる若者や子どもたちが稽古に明け暮れる姿を取り上げた。ある少年は「いろいろな技ができる忍者になりたい」との抱負を語るなど、一流の忍者を目指している様子。日本観光のひとつの目玉である忍者の人出不足が解決することを祈りたい。