普段、友達と話していて「マジで?」「本当に?」と言うことってありませんか? カジュアルな会話の中では何かと「マジで?」を使う機会が多いのではないかと思います。
そんな「マジで?」「ほんとに?」というフレーズは、英語でももちろんよく使われるのですが、”Really?” ばかり使っている人はいませんか? もっと色んなフレーズを使ってみましょう!
“Really?” の連発から抜け出そう
「マジで?」を “Really?” と言うのは、ご存知の方も多いと思います。会話の相づちとしても使いやすいので、ついつい多用していませんか?
でも、”Really?” に限らず、同じ単語・フレーズを何度も繰り返し使うのはできるだけ避けたいですよね。
“Really?” は今さら言うまでもなく、皆さん使いこなせていると思うので、今回は違う言い回しをいくつか紹介したいと思います。
以前ハフィントンポストにちょうどいい動画が掲載されていたので、その動画の中で使われている「本当に?」のフレーズを学んでみましょう!
警察官がサンタさんに?
ハフィントンポストに掲載されていたのは「These Drivers Thought They Were Getting Tickets. Instead, Police Gave Them Christmas Gifts」という記事です。
アメリカのUP TVというテレビ局がキャンペーンの一環として、ミシガン州にある警察署と一緒になって、ちょっとした嬉しいドッキリを仕掛けました。
その動画はこちら↓
道を走っている車をパトカーが停車させて、警察官はドライバーの元へ行き、話をしながらクリスマスに欲しいものを何気なく聞き出します。
ドライバーはすっかり交通違反切符を切られると思っていると、警察官は違反切符ではなくドライバーが欲しいと言ったプレゼントを手渡す、という仕掛け。
警察官から思わぬクリスマスプレゼントをもらったドライバーたちは、訳が分からずビックリして「マジで?」「本当に?」を連発します。
その、ドライバーたちが口にした「マジで?」を集めてみました。
「マジで?」「本当に?」を表すフレーズ
実際にどんなフレーズが出てきたかと言うと、
No way!
You’re kidding me.
What?
Are you joking?
Are you serious?
と、いろんな言い方が登場しました。
“No way!” は「まさか」や「そんなはずない」という意味ですが「マジで?」「ありえない!」と言うような場面でもよく使われるフレーズです。
「冗談を言っている」という意味の “be joking” や “be kidding” もよく耳にします。「冗談でしょ?」というニュアンスですね。上に出てきた以外にも、
Are you kidding?
You’re kidding!
You must be kidding!
You’re joking!
You must be joking!
なんかもありますが、意味は同じです。
“Are you serious?” も、ちょっと形を変えて、
Seriously?
と一言で表現することもできますよ。また、動画の中では、
This is insane!
と言っている人もいましたね。これも直訳すると「狂ってるわ」となってしまいますが、悪い意味だけでなく、とってもビックリする嬉しいことが起きた時なんかにも使います。
さらに、ちょっと若者言葉のカジュアルな表現になりますが、
For real?
も「マジで?」を表す時によく使われます。
声のトーンや表現の仕方も大切
動画の中には “Oh my God” と言っている人も何人かいたり、”Can I hug you?” と嬉しさを全身で表している人もいましたね。
「マジで?」「本当に?」のセリフも、使う時には声のトーンや表情がとっても大事です。
嬉しい時やビックリした時、ちょっと怒り気味だったり、いろんな場面で使えるので、相手に気持ちが伝わるように気持ちを込めて言うのを忘れずに。
「マジで?」「ありえない!」を表すフレーズは他にもあります。ここで紹介した以外のフレーズはこちらのコラムで紹介しているので、あわせてご覧ください。
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