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2018/5/19 19:00

日本の硬貨はフリーメイソンゆかりの数字と関係している!?「ルノルマン・カード」が教えてくれること

タロットカードでもなく、天使カードでもなく、オラクルカードとも異なるカード占い。「ルノルマンカード」をご存じですか?

 

ルノルマンカードとは、1800年代、かのナポレオンの妃ジョセフィーヌに心酔された伝説の占い師、マドモアゼル・ルノルマンに由来します。

 

フランス革命からナポレオンという大きく時代が動いたときと、わたしたちが生きる時代と“激動の時代”という点で交錯する今、マドモアゼル・ルノルマンとはいったい何者だったのかを紐解き、ルノルマンカードとともに書籍にしたのが、小宮ベーカー純子さん。かねてより小宮さんと親交のある、ブックセラピストの元木 忍さんが核心に迫ります。

 

『ルノルマン・ピケ -未来を描くグランタブロー-』
3996円/ナチュラルスピリット
どんな質問にも的確な答えを導き、幸せな未来を想像するカードと、ナポレオン皇妃お抱えの占い師、ルノルマンについて詳細に解説された書。

 

女優を目指したもののいつしか不思議なことが起こって……

元木忍さん(以下、元木):最新刊の『ルノルマン・ピケ —未来を描くグランタブロー—』(ナチュラルスピリット)を筆頭に、小宮さんはたくさんの本を書かれていらっしゃいます。どうやってルノルマンに巡り合ったか……についてお尋ねしたいのですが、それにはまず小宮さんの経歴をお話いただきましょうか? ところで、お呼びするのは「小宮さん」でいいんでしたっけ?

 

小宮ベーカー純子さん(以下、小宮):はい(笑)。JUJU(ジュジュ)と呼んでください。この名前のほうがご存じの方、多いでしょうし。まず私自身の生い立ちをお話しますと、父は日活の宣伝マン、当時でいうところの“映画屋”でした。母は音楽家で。小さいときから、「ゆうちゃん」(石原裕次郎)や「さゆりちゃん」(吉永小百合)といった名前が、日常的に家庭内に飛び交っていて。実際に、女優さんや俳優さんともよく会いましたしね。母は音大に進んでほしいようでしたが、私自身は女優になるものだと心に決めていて。演劇科と音楽科のある桐朋学園に入りました。音楽科に行くふりをして演劇科に。母を騙して(笑)

 

↑「ルノルマン・ピケ」を著した小宮ベーカー純子さん

 

元木:それは何歳のときですか? 中学生?

 

小宮:小学生かな。当時は大阪にいたんですが、「東京で女優になる」って11歳のときから家出計画を立ててね。母からピアノのレッスン代をもらって、そのお金を算段してダンスも習って。着々と女優になる準備をしていました。

 

元木:そして桐朋学園の演劇科に入学したんですね。

 

小宮:でも、桐朋学園のピアノ科の寮が火事になって。それでピアノを完全に辞めて役者への道、一直線。そこからグッと時代が進みますが、役者の世界には不思議な人が多かったんです。

 

元木:不思議というのは?

 

小宮:私、大河ドラマの『春日局』で“侍女”のひとりだったんです。その女性陣が「私、昨日、幽体離脱しちゃったの」「え? 私も!」なんて会話がふつうに交わされるという。まあ、芸能界には、感受性が高いとか霊感が強いという方が多いですから。

 

元木:舞台でも、番組の制作でも、お祓いしますしね。

 

小宮:そう。誰かが怪我するとすぐに神主さんを呼ぶしね。女優の世界に入ったと思ったら、霊的な人がたくさんいる世界だった!

 

元木:そこをきっかけに、現在のJUJUさんに繋がっていくんですね。具体的には……?

 

小宮:1985年8月12日の日航機墜落のときです。このあたりから“次元の扉が横に開いた”という感覚があって。ちょうどこのとき、芸術座でミュージカル舞台があって。私は園佳世子さんのお世話をしていたんですが、事故のショックで園さん、声が出なくなってしまったんです。でも、私が背中に手を当てたら、声が出るようになって。

 

元木:へぇー、すごい!

 

↑聞き手は、ブックセラピストの元木忍さん

 

 

小宮:園さんからは、「あんたは“電気女”やな。女優ではなく、あんたにはやることがあるで!」と言われてね。役者になるために努力してきたのに、大女優の園さんに、そんなふうに言われてしまってね。しかも、同じ航空機事故で亡くなった男性が母の同級生だったことから“シルバーバーチ”(指導的な立場にある霊団の高級霊のこと)の霊訓を書いた本が回ってくるようになって。さらに、隣の家の男の子が百何十本ものスプーンを曲げたり……。そうやって、信じられないことだけれどもいろんなことが起こって。そして、“次の日になにが起きるのか”がわかるようになってしまったんです。

 

元木:それまでは、ひとりの女優さんだったのに、不思議なことが実体験として起こるようになったんですね。

 

小宮:そう。で、私自身の人生を全部変えなくちゃ、と。だから疑問の多かった結婚に終止符を打って離婚して、子ども二人を連れて、湘南の海の近くに引っ越したんです。ちょうどそこに、現在の主人がイギリスから来ていて。それから主人とはずーっと一緒にいますけどね。

 

元木:いろいろあったんですね。

 

小宮:はい。それまで私、好きなことしか仕事にしていなくて。銀座でピアノを弾いたり、テレビに出せてもらったり、時々、原稿を書いたり。でもね、引っ越したばかりのころ、子どもを二人抱えて生きていくにはどうしよう? と。ふつうはよく「スーパーのレジだ」と考えるんですが、それをね、紙に書いてみたの。

 

元木:すると?

 

小宮:紙に書いた途端、パッといろんなことを感じて。「あなた、レジをやりたい人から、その仕事奪ってどうするの?」って。で、これまで私がしてきた仕事をつらつらと書いてみたら、「やばい、私、スーパーのレジ、できないんだ」とわかったんですよ。私に与えられている能力でできることをしなくちゃ! ってね。すると、ある人が連絡をしてきてね。「あなたはいろんなことがわかっちゃうそうですね」と。それからまた、ほかの人が来て、またほかの人が来て……とポツポツと増えていった。

 

元木:それで「日本にチャネラーがいるよ」となって、いろんな人からの相談を受けるようになったんですね。いつごろですか?

 

小宮:1991年です。ダンサーでもあったので、宇宙と一緒にダンスをしながらチャネリングセッションをする“コズミックダンス”というワークショップをスタートさせました。テーマに「核」があって、広島・長崎の被曝者の方たちとも一緒に、スコットランドのエジンバラにダンス公演に行って。そこからまたいろんなことが起こって、日本にはもういられないなと覚悟を決めて、イギリスに移住しました。

 

元木:ご主人がイギリス人ですしね。そういえば、こちらのワンド(古代から使われているエネルギーを拡散するための“杖”)はご主人がつくられたんですよね。

 

小宮:そうなんです! これは会社の守り神、魔法のワンドなんです。

 

元木:すごいです。これは自然の木ですよね? 流木とか?

 

小宮:流木のものもありますが、これは森の中から。木は絶対に、切ったり折ったりせずに、パンッと出てくるものを使っています。「ワンドになりたい」という木が自分からやってくるんです。

 

元木:うーん。そうしたいろいろな不思議な縁がJUJUさんを、JUJUさんにたる人物にしていったんですね。

 

 

 

世界唯一と言っても過言ではないルノルマンへの探究心

元木:その後も、イギリスのストーンヘンジのような「魔法のサークル」へのツアーを15年も主催なさっていますが、今回の本題、『ルノルマン』を広めようとなったきっかけは?

 

小宮:東日本大震災があった年(2011年)の12月、イギリスのリバプールのスピリチュアルフェスがあって。そこでタロットの人が、私を見はじめたんですね。未来のこと……日本がどうなってしまうのか? 女性がどうなってしまうのか? を聞くうちに、本を出すことを決意したというか。そのまえに『ユア・ターン』という本を書いていたんですが、次に『ルノルマン』のことを書くことになってしまった、と言えばいいかな。

 

元木:マドモアゼル・ルノルマンについては、JUJUさんの書籍を読んでいただければ、すごく理解が深まるんですが、ここでちょっと説明をお願いします。ルノルマンさんって、革命家たちのセッションというか、いろんな人を占っているというか……すごい人なんですね?

 

小宮:そう、すごいんです。ロベス・ピエール(フランス革命の指導者)とかね。いちばんすごいのはナポレオンですね。

 

元木:ナポレオンもそうだけれど、皇妃となったジョセフィーヌとの親交が深かったという。で、JUJUさんは、ルノルマンのことを調べれば調べるほど、どんどん彼女に魅了されていった。でも日本で調べている人、ほとんどいないですよね? JUJUさんが第一人者でいらして。

 

小宮:当時は、日本に本がなかったんです。古いトランプ占いの本に名前が出てくるくらいでね。だから、ルノルマンに関する海外の著作をくまなく読みました。さらには、フランスの国立図書館にある本を、英語に翻訳してもらって読んだり。そうするとね、ルノルマンが誤解されていることに気がつくんですよ。そうして、事実と異ならないように、二番煎じの情報を排除していく。

 

元木:ルノルマンゆかりの地へも訪れたんですよね。

 

小宮:ルノルマンが生まれたアランソンに行ったら、観光局のパンフレットにルノルマンのことが書かれていて。日本では得られない情報を知りましたよ。たとえば、本当は長女じゃなくてさきに生まれた子がいて、そこの地方では先に生まれた子がなくなったらその名前を次の子につけるとかね。迷信なんですけどね。

 

元木:現地調査をしたからこそ、知り得た情報ですね!

 

小宮:本当、現場に行くって大切なこと。サン=ジェルマンにあった、ルノルマンのサロン近くの宿に泊まったり、リーディングしたり。革命家だけでなく、一般の人たちの手相を見ていたポン=ヌフまでは、サロンからどのくらい歩くのか? とかね。そうそう、ルクサンブル宮殿もサロンのすぐそばで。まだナポレオンと結婚していなかったジョセフィーヌがバラスに囲われていた場所でね。ここの裏口から出れば、ジョセフィーヌは歩いてすぐ、ルノルマンに会いに行ける……。

 

元木:想像するだけで、興奮してきますね! JUJUさんのすばらしいところは、そうやってご自分で歩いて検証したからこそ。

 

↑本書には、カードが示す意味を端的に記されている。選んだカードの、数字と絵を組み合わせて、ナニが示唆されているかを読み解いていく

 

では、実際に「ルノルマン・ピケ」とはなにか、「ルノルマン・カード」とはどういったカードなのか、見て行きましょう。

決断を後押ししてくれる実用性の高いカード

元木:ルノルマンカードについても教えてください。ルノルマンはあまりにも本当のことを言ってしまうから、糾弾され、牢屋にも入れられてしまいます。このカードはやはり、すごいんですか? タロットカードやオラクルカードとは違うんですよね?

 

小宮:自分のことを“シビル”と称してましたからね、ルノルマンは。シビルとは預言者という意味なんですよ。オラクルカードは“心の持ち方”なんだけれども、ルノルマンカードはプラクティカルなアドバイスをしてくれるという。

 

元木:実用性が高いということですね。

 

↑書籍に付属するルノルマンカードは、JUJUさんらのルノルマンスクールによる完全オリジナル仕様。やさしく、美しく、凛としたイラストが描かれている

 

小宮:具体的にどうしたらいいか? という決断をしてくれる。このカードには現実的なもの、実際にこの世にあるものしか描かれていませんから。つまりシンボルを表していて、そのシンボルがなにを意味しているのかを読み解けばいい。アドバイスカードにもなるし、オラクルとしても使えるし、思考をまとめるにもいい。……ちょっと、元木さんのこと見ましょうか。“3枚引き”をやりますね。

 

元木:ありがたい。私、今、ちょっと悩んでいる仕事があるんです。新しいジャンルの仕事なんですが。

 

————とココで、JUJUさんの質問に元木さんが答えつつ、3枚のカードを引くと……

 

↑元木さんが「3枚引き」にチャレンジ。カードを切りながら、JUJUさんがいくつかの質問を投げていく

 

小宮:はい、成功します。

 

元木:本当に!? どうして!?

 

小宮:人物カードばかりでしょ。王様にクイーン、そしてジャックと高い位のカードばかり。クイーンは元木さんだとすると、これは早く実行したほうがいい。

 

↑元木さんが選んだカードはこちら。上に見えるのがJUJUさん愛用のワンド。古来、こうしたリーディングには欠かせない“魔法の杖”だ

 

元木:「蛇」と「大鎌」「魚」の意味は? あっ、これはご著書に詳しく解説されていますから、読者のみなさんにはそれを読んでいただいたほうがいいですね(笑)

 

小宮:ふふふ、ありがとうございます(笑)。ここにアドバイスカードを1枚つけることができますから、元木さん、1枚選んでください。

 

元木:はい、こちらでお願いします。

 

小宮:「木」がでてきました。数字はまた「7」です。木は元木さんを象徴するカードなんですね。女性は、女性のカードが出てきたら自分なんですが、元木さん、ご自分のこと「木」だと思っているのね(笑)

 

元木:私のお店の名前も“大きな木”を意味しているんです。木のグッズを集めていますし。

 

↑3枚に続き、「アドバイスカード」と呼ばれる4枚目を添えて、より明確な答えを導き出す

 

小宮:「大鎌」があって、「木」があって。つまり「木こり」です。なにかをつくっていく、できていくという。「木は、人間より先にこの世界に来た」と、インディアンの話にあるんですけど、先に木陰をつくったり、座るところがなかったら「僕にすわっていいよ」、寒かったら「僕を焼いていいよ」っていう話がありますよね。だから、一歩先に行って、できることをしてあげる、なにかをお膳立てしてあげる、そういう意味があるんですね。

 

元木:新たなビジネスに自信が持てました。ちょっと不安なときに背中をひと押ししてくれる、それがルノルマンカードなんですね。ところで、ルノルマンカードには36枚あって、“すべての数の和が666”になるということですが、この“666”という数字について教えてください。

 

小宮:“666”って悪魔の数字だ、なんて怖がられたりしますけど、そんなことはありません。商品に記されているバーコードにも“666”がマーキングされていたり、日本のお金もね、“666”にのっとっているんですよ。

 

元木:え? どういうことですか?

 

小宮:1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉、500円玉を足し算してみて。

 

元木:あっ! 666!

 

小宮:造幣局のお土産品、硬貨を模したおせんべいがあるんですけれど、これがまた、その並びで入っていてね。で、この“666”という数字は、フリーメイソンがつくったといわれていて。

 

元木:フリーメイソンって、友愛結社というか秘密結社の?

 

小宮:そう。経済が成り立たないと世界が成立しないでしょ? その世界を動かしていくエキスパートがいて。それがソロモン王、ダビデの息子だったんです。ソロモン王の神殿の跡地周辺にフリーメイソンができて、とか、テンプル騎士団がマグダラのマリアを守ってきたとか。いろいろ話はありますが、とにかく、お金に関して上手でね、たくさん持っているし、なくても仕事ができるという。でも、フランスの王様(フィリップ4世)がテンプル騎士団の壊滅を図るために一斉に逮捕したのが“13日の金曜日”だったという。

 

元木:なるほど。『ダ・ヴィンチ・コード』みたい!

 

小宮:そういうところに繋がっていくの。だから“666”ってお金に大きく関係していて。これを上手に活用すると、現実、つまり経済をつくることができるんです。ルノルマン・ピケのグランタブローは、666で成り立つ「太陽の魔法陣」!

 

元木:ルノルマンカードは36枚、6×6で並べると36になって、カードもお金も“666”となる。うーん、「6」がキーワードになりそうです。

 

本当に自分らしい自分になるためのカード

元木:ふと思ったんですが、ルノルマンカードを引くときは、左右どちらの手を使えばいいのかしら? いろいろそうした約束事がありそうな気がして……。

 

小宮:利き手じゃないほうの手で! その理由はね、利き手って小賢しいんですよ(笑)。利き手じゃないほうの手は無垢なんです。だって、利き手じゃないほうでお化粧できる? できないでしょ?

 

元木:納得です! ではスマートフォン版、PC版も同様に?

 

小宮:どちらでもOKですよ。

 

↑右か? 左か? と決断を迫られるシーンは日常多々ある。都度、カードをずらり並べるにのは困難。そんなときに便利なのが、JUJUさんが手がけたスマートフォン版のルノルマンカード。いつでもどこでも気楽に頼ることができる。もちろんPCでも利用できる

 

↑スマートフォン版のルノルマンカードの利用は無料。解説も充実しているので、試してみて

 

元木:お話を伺えば伺うほど、ルノルマンカードって、たんなる占いではなく、自分のための判断をするためのものだってことがよくわかります。

 

小宮:だからね、うちのカードは絶対に覚えないでね、と念を押しておきます。

 

元木:つい暗記しようとしがちですけど……。

 

小宮:カードは、あなたに「こういうことを伝えようとしている」シンボルなんです。だから見るだけじゃなくて、“聞いて”ねって。

 

元木:いまの時代、いろんなことを選択して決断しなくちゃいけません。とくに女性は。だからこそ、マドモアゼル・ルノルマンのメッセージを聞かなくちゃ、伝えなくちゃと言われているような気がします。

 

小宮:そうですね。いまって、フランス革命のころと同じようなカオスな時代ですもんね。恐怖政治に突入したら大変なことになってしまう。政治家が言うところの“輝く女性”ではなく、自分たちで思っている“輝く女性”になることでバランスが取れると思うんです。

 

元木:求められる女性像ではなく、自分がなりたい女性像ですよね?

 

小宮:そう、本当に自分らしい自分になること。ルノルマン自身もそうやって生きていて、男性社会のなかで虐げられたからこそ、ルノルマンカードのシンボル、数字を読み解けば、あなたの道はそこにあるってことがわかるはず。

 

元木:まさにルノルマンカードは、現在の女性たちのバイブルなんですね。昔は、この大学をでればこうなる、ここに就職できるというような守られた生き方が推奨されていて、そこからハジかれるとマイナスな人生だと評価されていました。でも、いまって、その枠では生きていけない時代で。銀行だって統合されちゃうし、永久就職が難しくなっている。私自身も独立して6年経ちましたが、「どうやって生きていくか?」をいつも考えさせられています。なにを信じるか、なにを求めるのかを、自分で決めなくちゃいけません。そこに、このルノルマンカードが役に立ちますね!

 

小宮:その通り。女性には直感があるでしょ? この直感でカードを引く。そういうシンプルなことなんです。

 

元木:ルノルマンカードのことが知られるようになって。たとえばいま、Amazonで「ルノルマン」と検索すると、新刊がいくつか出てくるんですが、どれもが“占い方”を解説しているだけなんです。JUJUさんのように、ルノルマンという女性に迫っているものがない。JUJUさんの本は、人物像がとても深くて。そのおかげでルノルマンカードの深さや本当の意味がわかりました。私は強く生きてもらうために、女性に自立して生きてもらうためにこのカードをつかってほしいと思う。そして、JUJUさんって“マドモアゼル・ルノルマンの生まれ変わり”のような気がしています。

 

【プロフィール】

ルノルマンスクール・プリンシパル / 小宮ベーカー純子(左)

1990年代からチャネラーの草分けとして活動。“JUJU”の愛称で知られ、ニューエイジのリーダ的存在としても活躍。女優、舞台芸術の分野出身であることからも、ダンスと精神世界の統合であるコズミックダンスを考案し、国内外問わず多くのアーティストと公演を行った。「5次元への意識変化で現実を変えていく」ためのセッションやワークショップを多数開催。著書多数。
https://www.lenormand-japan.com

 

 

ブックセラピスト / 元木 忍(右)

ココロとカラダを整えることをコンセプトにした「brisa libreria」代表取締役。大学卒業後、学研ホールディングス、楽天ブックス、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)とつねに出版に関わり、現在はブックセラピストとして活躍。「brisa libreria」は書店、エステサロン、ヘアサロンを複合した“癒し”の場所として注目されている。
brisa libreria http://brisa-plus.com/libreriaaoyama

 

取材・文=山﨑 真由子 撮影=泉山 美代子

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