ライフスタイル
2018/9/8 19:30

【保存版】フローリングの簡単メンテナンス術~~キズ・凹みの補修からワックスやニスの扱い方まで

その3:ワックスをかける

表面に保護膜を作り、キズを防止するワックス。複合フローリングには手軽に使える樹脂ワックスがおすすめです。一般的に、値段が高いものほど効果が持続するといわれていますが、マメな人なら安価なものでも十分です。

<主な道具はコチラ!>

樹脂ワックス

 

ウエス

 

ビニール手袋

 

Step 1.床を掃除する

部屋の家具などを移動し、全体に掃除機をかけてから拭き掃除をします。ひどい汚れは、あらかじめ住宅用洗剤で落としておきます。

 

Step 2.必要量を計る

部屋の広さに適した必要量は、使用するワックスに表示してあります。計量はペットボトルのキャップが便利。キャップ1杯は約5㎖。

 

Step 3.ワックスをまく

必要量を計りながら床にワックスをまきます。大量に使用すると、無駄なばかりかフローリングの変色の原因になるので注意。

 

Step 4.ワックスを薄く伸ばす

手が荒れないようにビニール手袋をはめ、ウエス(布)で素早く伸ばします。毛羽立ちの少ないウエスを選びます。

 

Step 5.乾燥させる

全体にムラなく、薄く伸ばしたら、乾燥させます。ツヤが出て、表面の細かいキズも目立たなくなります。

 

 

その4:ニスを塗る

ワックスの効果は数カ月ですが、ニスを塗れば1~2年はツヤが持続し、お手入れが楽になります。ニスは必ず床用を。UV塗装やセラミック塗装が効いている床材には、ニスを塗れません。

<主な道具はコチラ!>

ハケ

 

ビニール手袋

 

ニス

 

ペイントうすめ液

 

受け皿

 

マスキングテープ

 

Step 1.床の汚れを落とす

部屋の家具などを移動し、掃除機をかけて、住宅用洗剤で拭き掃除を。頑固な汚れはペイントうすめ液を用いて。窓をあけて換気に注意します。

Step 2.サンドペーパーをかける

掃除した床が完全に乾いたら、240番のサンドペーパーに当て木をして、全体を軽く研磨します。電動のサンダーがあれば作業効率があがります。

 

Step 3.削り粉を掃除する

ペーパーがけの削り粉は必ず掃除機で吸い取り、乾いた布で除去しておきます。ニスがついては困る巾木や敷居などには、塗装前にあらかじめマスキングテープを張っておきます。

 

Step 4.ニスを塗る

コテバケにニスを含ませ、部屋の奥から、板目に沿って塗り、乾燥させます。より美しく丈夫に仕上げるには、さらに400番のサンドペーパーをかけて2度塗りを。3度塗りまですれば完璧。

 

 

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