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2018/5/26 15:00

英語はいつでも ズバリYes / No……とは限らない!! 英語で“やんわり”否定・反対する方法

英語だからといって何でも Yes / No をズバッと言うのではなく、英語にも「やんわり」表現する方法があります。遠回しに言ったほうが相手に対してやわらかい印象を与えるのは英語も日本語でも同じですよね。

 

特に注意したいのが、相手の意見を否定する時。「この言い方でいいのかな?」と、自分の言い回しが心配になったりすることもあるかと思います。

 

そこで今回は、私がニュージーランドでネイティブから学んだ「やんわりと相手の意見を否定する言い方」のコツを紹介したいと思います。とっても簡単なので、今日から早速使えますよ!

 

相手を否定しないよう主語に注意

まずは日本語で想像してみて下さい。

 

「君、間違ってるよ」

「君の言っている事、間違ってるよ」

 

この2つのうち、どちらの方が否定されている感じが強いですか?

 

私は一つ目の「君、間違ってるよ」という文章だと思います。よっぽどのことではない限り、否定するのはあくまでも「相手の言っている事」であって「相手の人」ではないはずです。

 

なので、”You’re wrong” よりも “That’s wrong” の方が、相手にムッとされにくいです。

 

でも、”That’s wrong” もまだまだズバッと度合いが高いですよね。もっとやわらかい表現にするにはどうしたらいいのでしょうか?

 

【not+反対語】使って否定する

これはネイティブと話をしていて、私がいつも感じることでもあります。

 

相手の意見を否定する時には、上手に「not+反対語」を使います。

 

例えば「間違ってるよ」と言う場合には “That’s wrong” と言われることはあまりなく、

 

That’s not right.

That’s not correct.

 

という表現をよく聞きます。

 

「間違っている」は “wrong” や “incorrect”という単語がちゃんとあるのですが、そこで敢えて遠回りをして、”wrong” の反対語 “right” や、”incorrect” の反対語 “correct” を使って、さらに “not” で打ち消すんですね。

 

他にも「そのアイデアはいまいちだね」も “That’s a bad idea” とは言わずに、

 

That’s not a good idea.

 

と言ったり「私はそれに賛成しません」と言う時にも、ズバッと “I disagree with you”と言うのではなく、

 

I don’t agree with you.

 

と少し遠回りした言い回しにします。

Scott Sampson and Glenn Elliott discuss strategy SYD

 

“very/really/quite” などを使って否定する

【not+反対語】を使うときには、 もう一つポイントがあります。

 

それは、一緒に “very/really/quite/entirely/exactly” などを使うことです。そうするともっと柔らかく否定する印象になります。例えば、

 

That’s not a good idea.
→ That’s not a very good idea.

That’s not right.
→ That’s not quite right.
→ That’s not entirely right.

It’s not what I want.
→ It’s not exactly what I want.

 

みたいな感じですね。

 

「自分の意見は違う」と伝える

一番最初の “You’re wrong” よりはだいぶやわらかい印象になってきましたが、もっと間接的にすることができます。

 

その方法は「それはこうではない」と事実関係を否定するのではなく「私はそうは思わない」と、自分の意見にしてしまうやり方です。

 

そうすると、相手が間違っているどうのこうの、というのではなく、あくまでも「自分の意見は違うんです」と相手を否定せずに伝えることができます。

 

これを英語にしたら難しそうですか? そんなことはありません。とっても簡単です。

 

文章の一番前に “I don’t think” をつけて、後ろの部分を肯定形に変えるだけ。

 

That’s not a very good idea.
→ I don’t think that’s a very good idea.

That’s not quite right.
→ I don’t think that’s quite right.

 

となります。どうですか?”You are wrong.” と言われるよりは、こう言われた方がズバッと斬られた感じがしませんよね。

 

こう言われると、相手の意見はどうなんだろうと自然と耳を傾ける気持ちにもなってくるから不思議です。

 

他にも「あくまでも自分の意見は〜なんです」と伝えるには、

 

In my opinion, 〜.
Personally, I think/don’t think 〜.

 

なんかもシンプルですがよく使われますよ。

 

曖昧な表現で否定することも

相手の意見にやんわりと反対するには「よく分からない」という表現を使うこともあります。

 

違うと言わない代わりに、賛成してもいないという曖昧な立場をとる感じですね。例えば、

 

I’m not sure I agree with you.
I’m not sure about that.
I’m not so sure.

 

のようなフレーズがよく使われます。

 

本当に「よくわからない」というニュアンスで使われることもありますが、賛成していないニュアンスを暗に伝えていることも多いです。

 

時と場合によって使い分けて

もちろん、いつでもどこでも「やんわり」否定した方がいい、という訳ではありません。ズバッと言わないと伝わらない場面もあります。

 

でも、相手があまり親しくない人の場合や「これって失礼じゃないかな?」と、相手の気持ちを考えながら丁寧に否定したい時には、今回紹介したコツは役に立つのではないかと思います。

 

他のポイントとしては、

 

I see what you mean, but 〜

I see your point, but 〜

That’s a good point, but 〜

 

のように、共感しておいてから “but 〜” で反対意見を述べるやり方もよく使われますよ。

 

難しい単語を覚えるのも大切ですが、知っている単語を上手に使いこなすのも会話上手への第一歩ですね。

 

今回は長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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