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2018/9/23 15:00

「まあまあ」は英語で何て言う? 日本人が多用しがちな”So so.”には落とし穴が!

“so so” という表現、日本人にはわりと馴染みがある表現ではないでしょうか。

 

“How are you?” に対して「まあまあかな」というような時には “So so.” と返している人もいるかもしれません。

 

でも、こんなシチュエーションで私が “So so.” をよく耳にするかというと、実はそうでもないんです。

 

今回は日本人が多用しがちな、ちょっと知っておきたい “so so” についてのお話です。

 

そもそも、”so-so” の意味は?

“so so” と書いてしまいがちですが、実は “so-so” が正解です。

 

この “so-so”、日本人はよく使うものの、ニュージーランド人が使っているのを耳にしないなぁと思って英英辞書を引いてみると、こう書いてありました。

 

not particularly good or bad; average
‘How are you feeling today?’ ‘So-so.’
(オックスフォード現代英英辞典)

 

やっぱり間違ってはいないんですね。ちゃんとした英語のようです。

 

でも、やっぱり “How are you?” “So-so.” は耳にしないので、友人のニュージーランド人の英語の先生に「”so-so” って使う?」と聞いてみました。

 

そしたら、こんな答えが返ってきたんです。

 

実際のところ “so-so” は使う?使わない?

友人曰く「確かに、日本人は “So-so.” を使い過ぎるね。英語としては間違ってないから使わなくはないと思うけど、もっと他の言い方をすることが多いよ」と。

 

そして、”How are you?” に対して「特別良くもないし、悪くもない」という場合、つまり「まぁまぁかな」と答える時には、

 

Not bad.

Not too bad.

I’m all right.

I’m okay.

I’m fine.

 

などを使うと教えてくれました。

 

私がネイティブの口から “So-so.” をあまり聞かない理由は、これなんですね。間違った英語だからじゃなくて、他の言い方をすることが多いからなんです。

 

さらに、友人はこんなことも言っていました。

 

「でも、日本人が使う “So-so.” はちょっと変な場合もあるよ」と。

 

例えば「映画見に行ったよ」と言われたから “Did you like the film?” と聞いたら、”So-so.” という返事をされた時。これはとってもヘンということでした。

 

こんな場面で “So-so.” と答えている方はいませんか?これはなぜ変なのでしょうか?

cinema

 

“so-so” の使い方

日本語で「映画どうだった?」「まあまあだった」という会話は全く変じゃないですよね。

 

でも、”Did you like the film?” に対する “So-so.” は、”I liked the film so-so” の略ということになるのですが、英語ではそんな言い方はしないんです。日本語で言う「まあまあ好き」にはならないんですね。

 

この場合は、

 

Not really.

It wasn’t bad.

It was OK.

 

などと答えるのが「まあまあ」に近いかもしれませんが、”so-so” を使うとしたら “It was so-so” なら文法的に変じゃないんです。

 

でも実は、Cambridge Dictionaryにはこんな定義も書いてあります。

 

between average quality and low quality;

 

そうなんです。”so-so” はそれほどポジティブな言葉ではないんですね。これ、結構大事なポイントです。どちらかというと、イマイチ良くない場合に使われることはあると思います。

 

例えば、友達が新しくできたレストランに行ったので「どうだった?」と聞いたら、

 

Their food was so-so.

 

と返ってくるような感じです。レストランのレビューでも “so-so food” や “so-so service” というのを見ることがありますが、これは明らかにガッカリ感が含まれています。

 

そういった意味ではやはり “all right” と似ているかもしれません。特別良くもないけど、悪くはないよというニュアンスなら “Not (so/too) bad” でもいいと思います。

 

使い方と使いすぎには注意

日本語は物事や自分の意見を曖昧に表現することが多いので「まあまあ」という言葉をよく使うように思います。

 

そうすると、英語で “so-so” をいろんな場面で使ってしまいがちですが、”so-so” は「まあまあ」ほど多用される単語ではありません。

 

日本語の「まあまあ」は幅が広いので、それに合わせて、

 

not bad

not so/too bad

fine

all right

okay

not so good

 

なども使って、表現の幅を広げていく練習をしましょう!

 

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