ライフスタイル
2018/10/8 11:00

【2018年版】コストコの達人が案内する会員制スーパー「コストコ」の基本とおトクな歩き方

アメリカ生まれのコストコは、広大な敷地で大ボリュームの製品を扱うことが特徴。一般的な日本のスーパーとは少し仕組みが違います。ここではブログ「コストコ通」の管理人のコス子さんに、コストコの基本を教えてもらいました!

※本記事の内容はムック「コストコLifeベストバイ!」を元に制作しており、情報は2018年7月時点のものです。商品・サービス内容や価格は予告なく変更されたり、店舗によってはお取り扱いがなかったりする場合があります

 

【教えてくれた人】

「コストコ通」ブログ管理人・コス子さん

ブログ「コストコ通」の管理人で、コストコ関連のメディア出演も多数。福岡県在住で、久山倉庫店に毎月2回のペースで通っています。ご主人と愛娘の4人家族。

https://costcotuu.com/

 

まずはコストコの基本を身につけよう!


基本1「コストコは会員制の倉庫型店!」

コストコは会員制なので、お買い物はもちろん、倉庫店内に入るためにも会員登録が必要! 年会費は、個人会員で4400円(税抜)、法人会員で3850円(税抜)です。

 

<Webで会員登録をしてから倉庫店に行けば、会員カードの発行がスムーズに行えます!>

https://www.costco.co.jp/p/membership

 

【個人会員】ゴールドスターメンバー

 

【法人会員】ビジネスメンバー

 

基本2「家族カードを作れば最大6人で入場できる!」

会員は、1名につき非会員を2名まで同伴できるので、お友だちと一緒に買い物を楽しめます。主会員と同じ住所に住む家族なら、無料で1枚、家族カードを作ることも可能です。ちなみに、18歳未満の子どもは何人でも入場できますよ。

 

つまり、家族カードを作ると、年会費1人分で最大6名でコストコに入場できます。もちろん、家族会員単独で入場した場合でも、2名同伴可能です。

 

基本3「使えるクレジットカードはマスターカードだけ!」

2018年2月から、コストコで使えるクレジットカードがマスターカードのみになったので、お会計は要注意です。マスターカードであれば、どの提携カードでも使えるので、マイルやポイントなど貯めたいものに合わせて選びましょう!

 

<買いすぎが心配ならプリペイドカードを!>

コストコは大容量の商品が多いため、1回の買い物でけっこうな金額になってしまうことも。そんな人にはプリペイドカードがオススメです。店頭の専用端末から1000円単位でチャージでき、インターネットから残高チェックもできます。

 

基本4「コストコは行く前の準備が大切!」

<冷蔵庫の空きスペースを確保>

コストコの商品は大半が大容量サイズです。事前に冷蔵庫や冷凍庫に空きスペースを確保してからお買い物に行きましょう!

 

<マイバッグを用意!>

コストコにはレジ袋がないので、自分で準備します。大きいバッグがなければ、レジで販売しているオリジナルのショッピングバッグやクーラーバッグを利用するのもオススメ。

4つのSTEPでわかる! コストコでのお買い物


STEP.1「入店」

コストコは元日以外は休まず、午前10時から営業しています(12/31は午前8時から)。コストコに着いたら、まずは会員証を作りましょう。

 

当日入会やカード忘れは出口側のカウンターへ>

コストコは入口と出口が分かれていて、会員証は出口側にあるカウンターで発行できます。混んでいなければ所要時間は5分ほど。カードを忘れたときもここで仮会員証を作ってもらえます。

 

<倉庫店入口に掲示された特価情報は要チェック!>

エントランス付近にお買い得商品や特別割引商品、新製品などの案内が掲出されています。買い物リストの変更など、検討材料になる場合もあるので、必ずチェックしましょう。

 

STEP.2「お買い物」

コストコは売り場が広いので、普通に買い物をしても1~2時間があっという間。何度も行ったり来たりすると予想以上に疲れるので、効率よく回りましょう。

 

<お買い得の商品は中央通路に多い!>

中央通路付近には、売れ筋やイチオシ商品が置かれています。つまり、より品質や味に自信のある商品が多いということ。時間がないときはここを重点的にチェック!

※上のフロアマップは一例です

 

<ハイクオリティのPBカークランドシグネチャーに注目!>

売り場でよく見かける「カークランドシグネチャー」の商品。実はコレ、コストコのPBなんです。驚きの安さながら、オーガニックなど品質にこだわった商品が多いのでぜひお試しを!

 

<冷蔵・冷凍商品は後回し>

慣れるまでは買い物に時間がかかるので、冷蔵・冷凍商品は先にチェックだけして、最後にカートに入れましょう。コストコはお会計前に商品をクーラーバッグに入れても平気なので、保冷剤と保冷バッグを持参し、とりあえず入れておくのもオススメです。

 

<試食は午前中が狙い目!>

試食コーナーは人気が高く、休日になると大行列に! 毎日午前11時から始まるため、スムーズに楽しむためには開始直後を狙いましょう。オススメの調理方法や保存のコツなど、試食売り場のスタッフに質問もできますよ。

 

STEP.3「お会計」

買いたい商品がまとまったらレジへ向かいましょう。同伴者は入店できてもお会計はできません。買いたいものがある人は会員の人に立て替えてもらいましょう。

 

<お会計はアメリカンスタイル>

コストコのレジは、ベルトコンベア式のレーンに自分で商品をのせるアメリカンスタイルです。すべてのせ終えたら仕切り用のバーを置き、カートはスタッフ側へ、自分はそのまま列に並び、会員カードを出します。

 

<手持ちの現金が足りなくなっても安心!>

使えるクレジットカードが限られていることもあり、高額になっても意外と現金で支払う人が多くいます。倉庫店内にはATMがあるので、万が一手持ちが足りなくなっても安心です。

 

STEP.4「退店」

出口で購入レシートのチェックがあるなど、コストコには退店時にも独自のルールがあります。購入した商品は、カートのまま出口へ持って行きましょう。

 

<保冷用のドライアイスを活用!>

レジを抜けると保冷用ドライアイス(50円)があるので、利用するのも手です。お肉やデリカテッセンはストックバッグなどに入れてから保冷バッグに入れると、汁やドリップでバッグが汚れるのを防げますよ。

 

<出口でレシートチェックを受けよう>

コストコでは退店時にレシートのチェックがあります。出口前で待機しているスタッフにレシートを見せると、購入商品に誤りがないかを確認してくれます。売り場を出るまではレシートを失くさないようにしましょう。

 

【もっと詳しく知りたい方はコチラ!】

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