アウトドア
2018/10/16 19:00

キャンプ初心者以上、中級者未満向け定番ギア・用品5選ーテントサイト内をワンランクUP!

暑からず寒からずの10月を迎え、キャンプを楽しむには一番の季節がやってきた。日本オートキャンプ協会の発表によると、2017年度のオートキャンプ参加人口は、前年比1.2%増の840 万人と5年連続で増加しており、とりわけ11~3月までの冬季利用が著しく増加している。キャンプギアの多様化や品質向上により、「ぜひ使ってみたい!」とユーザーに思わせるアイテムが増えたことも、その要因のひとつといえるだろう。となると、今年は存分にキャンプを楽しもうと、ギア・用品を探している人も多いはずだ。

 

 

今回は、「何度かキャンプを体験して、最低限必要なものは揃えたけれど…」という初心者以上中級未満のキャンプ初級者にオススメしたい、プラスアルファで活躍する便利ギアをピックアップした。自分好みのアイテムを徐々に増やして、秋キャンプを存分に楽しもう!

 

[01]

4つのパネルが独立したマルチパネルのLEDランタン

コールマン

クアッド マルチパネルランタン

実売価格1万5599円

24個のLEDで最大800ルーメンの明るさを発揮するLEDランタン。マグネット式で簡単に取り外しできる4つの発光パネルを備え、パネルを外しても本体のみでも発光する。パネルは「引っ掛ける」「立てる」「くっつける」「持ち歩く」など様々な使い方ができ、トイレに持っていったり、読書灯として最低限の灯りを確保したり、個々に活用できる点が最大の魅力。

 

<注目ポイント>

・個々に持ち歩き可能な4分割パネル

・USBポート付きでモバイルなどの充電もOK

・2泊3日のキャンプでも余裕の点灯時間

USBポート付きなので、スマートフォンやラジオなどの充電にも対応。電源は乾電池式で、コンビニなどですぐ買えるからコンセットがなくても安心だ。コンパクトなサイズながら十分な明るさで照らすマルチパネルランタンは、キャンプだけでなく災害など緊急時の灯りとしても活躍してくれるので、一家に一台備えておきたいアイテムだ。

 

[編集部員が実際に使用したレビュー]

2018年のTINY GARDEN FESTIVALで使用。こちらキャンプフェス的なイベントだが、テントサイトは雑草が膝丈ぐらいまであって、夕方以降は非常に足元が見づらいのが特徴。特にテントやタープのロープが見づらくなる。こうした足場の悪いキャンプ場でも本製品ならしっかりと足元を照らしてくれて、安心して移動できる。

 

一緒に行った家族、友人から最も好評だったのがデザイン。スタイリッシュだけどギア感あふれるデザインで、最新のキャンプを楽しんでいる感を味わえる。続いて好評だったのが、使い勝手的にはパネルが取り外せるので、イスの飲み物入れにラフに入れておけるのが気楽だった。

 

IPX4対応なので水しぶき程度ならへっちゃらだ。 ちょっと驚いたのは、アルカリ単一形乾電池を4本または8本使用すること。単一形、久々に買った。ヘビーユースするなら充電式電池を使ったほうがお得だ。

 

[02]

テーブル上でBBQができる卓上グリル

コールマン

フォールディングクールステージ テーブルトップ グリル

実売価格5227円

テーブルの上でBBQが楽しめるコンパクトなグリル。コンロ下に熱がたまりにくく、テーブルを囲みながら焼肉感覚でBBQができるのが魅力。低重心で安定感があるので、子どもがそばにいても安心。赤くオシャレなボディがBBQをさらに華やかに演出してくれる。

 

<注目ポイント>

・テーブルの上でも使えるコンパクトなボディ

・折りたたみ式で設営も簡単

・収納ケースで持ち運びも楽々

ボディはメッシュ仕様で風通しも抜群。炭置きにはコールマンのランタン型をした風穴が開けられ、デザイン性と実用性を兼ねたディテールがさりげないアピールポイントに。本体はフラットに折りたためる設計で、収納時の場所を選ばない。専用のキャリーバッグも付属し、持ち運びも楽チンだ。少人数で楽しくBBQをするならぜひクルマのトランクに追加しよう!

 

 

[03]

初級者もカンタンに焚火ができるオールインワン

コールマン

ファイアーディスク

実売価格5810円

オールステンレスの焚き火台。最大の特徴は、ビギナーでも簡単に焚き火ができることに特化したオールインワンモデルであること。設営は脚部を起こすだけなので、3秒で完了。収納時は10cmの厚さに折りたため、キャリーバッグに入れて持ち運べる。面倒な組み立てもなく誰にでも扱えるのが魅力だ。

 

<注目ポイント>

・全部揃ったオールインワンモデル

・3秒設営、簡単撤収で作業が楽チン

・BBQ用の炭を入れやすい焼網付き

焼き網が付属しているので、焚き火だけでなくBBQもできるのがうれしい。円形型の片側をカットされた左右非対称の焼き網は、カットされた部分から燃料がくべやすいデザインで、使い勝手もバツグン! さらに別売の専用スタンドを使えば、ダッチオーブン3サイズにも対応する。1台でいろいろと活躍する焚き火台は、購入して損ナシのマストバイなアイテムだ。

 

[04]

数秒で膨らむふわふわエアソファー

レイバッグ

LayBag エアーソファー

実売価格 7950円

パッと膨らませて出来上がるドイツ生まれの快適なエアソファー。空気の注入にはポンプなどの道具は一切不要! 空気を集めるように空中を漂わせ、バックパックなどに採用されるロールクロージャーで閉じるだけ。あっという間に快適なソファーが完成する。

 

<注目ポイント>

・どんな場所でも快適な座り心地を実現

・パラシュートに使われる丈夫なナイロンを使用

・ポンプ不要で空気を注入

使用される生地は耐摩耗性や強度に特化したリップストップナイロンを採用。そのため、キャンプやBBQなどのアウトドアのほか、ビーチやゲレンデなど、シーンや場所を選ぶことなく活躍する。大自然の中、フワフワ宙に浮いたような感覚でリラックスしてみてはいかが?

 

【編集部員が実際に使用したレビュー】

約2年ぐらい前に買って、キャンプやBBQのときに持って行って使用。緑と青空に囲まれたキャンプ場で草むらの上に敷いてベッドにして寝っころがって、「もう一生こんなときが続けばいいのになぁ」と思える快適さだったし、ソファ的に使ってくつろいだりとなんだかんだ使っている。ちなみに、大人2人がギリギリの座れるサイズなので、ラブラブなカップルや夫婦、距離を縮めたい男女にはうってつけだ。

 

ただし、1点だけ。とにかく空気を入れるのにコツがいるのは説明しておきたい。確かに数秒で空気は入るのだが、大きく口を広げて、上手く風を掴んで一気に入れないと入らない。公式動画などはかなり熟練のワザ。空気が入らないとフワフワ感が物足りないので、ここは慣れと注意が必要だ。

 

ちなみに、うちの娘(12歳)の場合は、一生懸命直線ダッシュして空気を入れるワザを身に着けた模様。キャンプ場を走り回って、空気を入れるーーこの行為自体がキャンプでは楽しいのかも。あと空気は徐々に抜けていくので、定期的に入れて入れてあげれば問題ない。

 

[05]

初心者にも扱えるハイスペックモデル

スノーピーク

アメニティドームM

実売価格3万5424円

ちょい足しアイテムとはいえないが、レンタルテントを体験後の初めてのマイテントとしてぜひオススメしたいのがこちら。洗練されたデザインと高スペックを併せ持ちながら、手ごろな値段で購入できる「スノーピーク史上究極のエントリーモデル」と言われるベストセラーだ。低い地上高と、丸みを持たせ風が流れるよう設計されたフォルムが特徴で、風に飛ばされにくい。フレームの交差点を増やすことで、耐久性の高いフレームワークを実現している。また、フライシートと、ボトムに使用する生地の耐水圧は、1800mmを保証し、悪天候にもしっかり対応してくれる。初心者にとっては非常に心強い味方だ。

 

<注目ポイント>

・風に強い構造とシルエット

・雨をしっかり防ぐファブリック

・ビギナーでも簡単に設営できる親切設計

初心者にとって、テントの最大の難関は組み立て作業。このアメニティドームは、フレームの接合部が色分けされているので、色同士を合わせていくだけで設営できるのがうれいしい。テント選びは、慣れるまではレンタルで十分と言われることもあるが、同テントは初心者に優しく、さらに熱心なコアキャンパーをも満足させる機能を持っているので、長期間活躍してくれるだろう。購入したら、まずは設営の練習をしてからキャンプデビューしよう!

 

協力:楽天市場