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2019/6/7 19:30

日頃の想いを照れずに伝えられるか? いい大人のラブレター「シカケテガミ」を奥さんに渡してみた

「きだてさん、『シカケテガミ』ってサービスが面白そうっすよ」と、GetNavi web編集部のT氏が言うのである。

「奥さんとか彼女に、普段は恥ずかしくて言いづらい感謝の気持ちを絵本にして贈れる、っていうことらしいんですけど、奥さんにどうすか?」

 

確かにT氏には「やべぇ。奥さん(少女漫画家の栗原まもる)の誕プレそろそろ決めないと間に合わないわ」という話をしていたんだけど……絵本かー。
お互いアラフィフの夫婦間で気持ちを絵本にして贈るって、なんかそれも相当に気恥ずかしい気もするが、うーん。どうなんだ。たまにはそういう恥ずかしいことやっちゃうのもアリなのか。うーん。

 

世界に一冊だけの絵本で贈る、いい大人のラブレター

渋ってはみたものの、なんとなく面白そうな気もしてきたのでシカケテガミのサイトを開いてみた。

 

↑なるほど、完成するとこういう感じの本になるのか

 

いい大人のためのラブレター、というキャッチにまた気恥ずかしさを覚えてページを閉じそうになってしまったが、いやいや、ここは進まねば。頑張って奥さんに愛情のキモチを伝えるのだ。

どうやらサイトから注文して1週間ほどで出荷してくれるようなので、記念日などに間に合わせたいなら、余裕を見て10日ぐらい前には注文しておくのが良さそうだ。

 

↑テイストは2タイプから選択。価格はどちらも4800円+税

 

まずは絵本のテイストを、がっつりと絵本っぽいAタイプ(絵本作家の中川貴雄氏 作)と、コミカルな雰囲気のBタイプ(イラストレーターの金井淳氏 作)から選択する。どちらもかわいらしいけど、ちょっとコミカルな方が照れくさいのをカバーできる気がしたので、今回は金井 淳さんのBタイプを選んでみた。

 

もしお子さんのいるご家庭であれば、Aタイプも良さそうだ。(子どもに、父親から母親へのラブレター絵本を読まれるのはどうなのよ、という気もするが)

 

↑我が家では奥さんのことを本名ではなくペンネームの略称で呼んでいる、というのもここでバレる

 

続いて、プレゼントを贈る相手の普段の呼び名や、好きな手料理などを入力する画面に移動する。ここでの情報が絵本の中に反映されることになるので、恥ずかしがらずにきちんと入力すること。お子さんがいるご家庭であれば、ここで子どもの年齢や性別も入れておく(これも内容に反映される)。

 

↑相手と自分の顔を作成。この辺りから恥ずかしさも薄れて結構楽しくなってくる

 

次は、絵本に登場する相手と自分の顔を作成する。似顔絵アバターの作成アプリみたいな感じで、輪郭や髪型などをポチポチ選ぶだけの簡単なシステムだ。

 

選べるパーツのバリエーションはさほど多くなく、5分ほどであっさりと完了。個人的にはこういうのは凝って徹底的にやりたい派なのでやや物足りない感じもしたが、絵本としての雰囲気を壊さないためにはこれぐらいシンプルなほうが良いのかもしれない。

↑いくつかのストーリーを順番に配置していく

さて、いよいよメインとなるストーリー部分の作成だ。見開き5パートに、いくつかのストーリーの中から選択したものを順番に並べていく方式となっている。くすっと笑える感じから、本格的に恥ずかしくなるほどラブいものまで揃っているので、自分の気持ちに正直に、かつ相手に共感してもらえそうな内容を選んでいこう。

 

ストーリーは最後に行くに従って盛り上がるように選択肢が出るので、あまり難しく考えず直感的にやっていけば、上手い感じに仕立ててくれるようになっている。

 

先ほど入力した料理や子どもの事なども、ここできちんと反映される仕組みだ。
最後に、ちゃんと自分の言葉で相手に伝えるメッセージを入力すれば、世界に一冊のラブレター絵本が完成である。

↑本を開くのが楽しみになるような、盛り上がるのを選びたい

 

おっと、まだひとつ作業が残っていた。せっかく本を作るんだから、ちゃんと帯も作り込みたい!ということで、帯文も作成しよう。ここには共通の友人や両親などからの推薦文が入るのだが、といっても実際に親からコメントをもらう必要はないので安心してほしい。定型のそれっぽいコメントから、気に入ったものを選ぶだけだ。

 

あとは発送先など事務的な内容を入力して、届くのを待つだけである。

 

シカケテガミ、渡してみた

ところで、作成中はあれこれ選ぶのが楽しくなってしまい恥ずかしいのを忘れてたんだけど、もしかして相当にラブい内容になってるんじゃないだろうか。いや、確実になってるな。ノリノリで注文ボタン押しちゃったけど大丈夫だろうか。わー、やっぱり恥ずかしい。

↑パッケージの外見は黒一色のシンプルな雰囲気。ここに夫のラブが詰め込まれているとは、まさか見破れまい

 

……などと悶々としている間に、シカケテガミは手元に届いてしまった。じゃあ仕方ない。ここは一発覚悟を決めて奥さんに渡すしかないな。

↑……これはなに?と問いたげな奥さん。なにっておまえアレだよ、夫のラブだよ
↑表紙はこんな感じで二人が並ぶ。帯の推薦文は母親にお願いした(というテイの文言)

 

リビングに奥さんを呼んで座ってもらい、シカケテガミを「誕生日おめでとう」と手渡す。

 

ポカンとしつつ「誕生日っていつの話よ、もうだいぶ過ぎてるわよ」と奥さん。
申し訳ない。実は非常にタイミングの悪いことに、奥さんの誕生日前からしばらくシカケテガミのサイトがメンテナンスに入ってしまったため、今回は残念ながらプレゼントに間に合わなかったのである。

 

とはいえ、覚悟を決めた以上は渡さないという選択肢も無い。事情を説明して、謝りつつ読んでもらうことにした。

 

↑さあ読め、と言ったら音読を始めやがったので、それはさすがに勘弁してもらった
↑ストーリーの導入はこんな感じ。我が事ながら「えっ、秘密ってなんだっけ」とハラハラする
↑愛猫のリリーさんが「アタシを構いなさいよ」と奥さんの膝に乗ってきた。うん、あとちょっとで読み終わるから、もうしばらく待って

 

……というわけで、奥さんに読み終わっての感想を聞いてみた。

 

こういうの、もらってどう?

「うん、なんかすごく気恥ずかしいけど、でもこういう形にして言葉にされるのは意外と嬉しいね」

↑リリーさん、お待たせしました。撫でながらでいいので、コメントお願いします

 

贈る方はさらに気恥ずかしかったのだが、でも「嬉しい」と言ってもらえたのはなによりだ。

 

我が家は夫婦共にフリーランサーの自宅労働なので、一般的な社会人夫婦よりは二人の時間も長いしコミュニケーションも多い方だと思っている。それでもやっぱり照れくさくて言葉にできないことはあるので、絵本という形式に託して伝えられるのはいいのかもしれない。

 

「ところでこれって、男性から女性に贈るだけしかできないの?」

 

そう、それは作成中に筆者もちょっと感じたことだ。最初から前提として夫・彼氏から、妻・彼女へ、という選択肢しかないのである。(昨今であれば男性から男性へ、女性から女性へ、だってありうるだろうし)自分としても、こういうのを奥さんからもらえたら恥ずかしくもすごく嬉しい気がするのだ。

↑「まぁ、私が贈るなら自分で全部描くかな」とさすが漫画家の意見。照れつつお待ちしてます

 

とはいえシカケテガミは始まったばかりのサービス。今後はもっと広い層にラブみを伝えることができるようになるかもしれないので、期待したい。

 

ひとまず今回は夫から妻へのプレゼントということで、恥ずかしいのをこらえて贈るだけの価値はあったかな、というのが結論である。今まさに奥さんや彼女に「なにか面白いプレゼントないかなー」とお探し中なら、ラブレター絵本、検討してみるといいかも。

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