アウトドア
2019/7/31 10:15

キャンプの醍醐味・焚火をさらに楽しむためのキャンプ道具! 語らいの“時”を演出する名品6選

語らう、食べる、くつろぐ、眠る――。そんな普段と同じ過ごし方でも、場所をソトに移すだけでほかでは味わえない特別な時間を過ごすことができます。今回は、それをさらに贅沢な“時”へと格上げする一生モノの名品を4つのシーンにわけて取り上げます。今回は、「極上の雰囲気に酔う語らいの“時”」を演出してくれる名品を紹介!

キャンプには様々な楽しみがありますが、なかでも焚火はその醍醐味のひとつ。気のおけない仲間と炎を囲み、薪が爆ぜる音に耳を澄ませば、そこは日常から切り離された安らぎの空間となります。

 

【その1】「焚火台」というジャンルを確立させた傑作ギア

スノーピーク

焚火台 L[3-4人用]

1万6848円

高い熱量に耐えられる堅牢さと初心者でも扱いやすいシンプルな構造で、1996年の発売以来、不動の人気を誇る逸品。焼網やグリルプレートなどオプションが豊富で、様々な焚火調理にも使えます。

↑穴が空気を取り込み燃焼を促します。使用後は、ワンタッチでプレート状にたためるから、撤収も簡単。専用ケース付きで、持ち運びもラク

 

【こちらもオススメ】現地で拾った小枝で簡単に焚火をするなら…

ソロストーブ

Solo Stove Lite

8640円

約255gと軽くて丈夫なステンレス製のミニ焚火台。独自の2重壁構造で燃焼効率が非常に高く、小枝などでも強い火力を得られます。約950mℓの水なら8〜10分で沸かせます。

 

【その2】道具を育てる歓びを味わえる薪用トング

テオゴニア

ファイヤープレーストング

3132円

日本の下町でひとつずつ丁寧に作られた高品質の薪ばさみ。グリップには最高級の家具材として知られるローズウッドを採用し、使い込むほどに深みのある艶やかな色合いに変化します。長く愛用できるアイテムです。

↑別売の専用ケース(3650円)を使えば持ち運びもスマートに。生地はコンビなめしを施した本革で、熱や火に強くエイジングも楽しめます

 

【その3】ナチュラルな外観ながらハイスペックなランタン

ロゴス

Bamboo ランタン

1万260円

ボディに竹集成材を使用したLEDランタン。竹の手ざわりと香りが楽しめます。ナチュラルな仕上がりが特徴で、アウトドアシーンだけでなく、自宅のインテリアとしても活躍。明るさは無段階調光です。

↑USB蓄電式で乾電池不要。また、パワーバンク機能も装備しており、USB出力ポートからスマホを充電できます。フル蓄電で約3回ぶん充電可能です

 

【こちらもオススメ】スピーカー兼用にしたいなら…

モリモリ

LEDランタンスピーカー

1万2744円

レトロな外見のLEDランタンに、Bluetoothスピーカーを内蔵。音が全方位に響く設計のため、仲間と灯りを囲んで音楽を楽しめます。USB蓄電式、フル充電で最大約7時間駆動。

 

【その4】超タフでカスタムも自在! 遊び心をくすぐるテーブル

DOD

テキーラテーブル

実売価格1万508円

パーツを買い足すことで様々な形にカスタムできるテーブル。基本セットはプレート3枚、レッグパーツ2本が付属。プレートには厚さ3mmの鉄が使われていて、焚火の上で使えるタフさも人気の秘密です。

↑焚火やグリルを囲むように組めば、囲炉裏テーブルに早変わり。両サイドのウッドパーツは、プレートが熱くなったときの持ち手になります

 

【その5】一台で燻製の基本工程が完結する究極のスモーカー

スノーピーク

スモークマイスター モクーモ

2万7864円

スモークチップとウッド両方に対応し、様々な燻製料理ができます。さらにこれ1台で、「乾燥・燻製・再乾燥」という燻製の基本工程を行えます。皿型の自立する網は、そのまま食卓に並べることも可能。

↑内部は2重構造で、フタを内筒に引っかけることで隙間を開け、煙の排出量を調節できます。フタには市販の燻製用温度計の穴も備えます

 

【こちらもオススメ】短時間でスモークするなら…

グルーディア

グルーディア燻製器

1万7820円

単3形乾電池4本で駆動する小型燻製器。チューブから出る燻煙を吹きかけ密閉すれば、最短3分で燻製が完成します。1回に必要なスモークチップの量が小さじ2分の1と少量で良く、経済的なのもうれしいですね。

 

【その6】デザイン性と実用性を兼備した薪ラック

DOD

となりのまきちゃん

実売価格5508円

ミリタリー風のおしゃれな薪ラック。最大30kgまでの薪(一般的な薪の3〜4束ぶん)を濡らさずに保管できます。付属の収納ケースに入れると、2ℓのペットボトル2本ほどの小ささになるので携帯性も◎。生地部分をスタンドから取り外せば、そのまま薪バッグとして使える仕様となっており、手や衣類、車内を汚すことなくラクに薪を持ち運べます。

 

【おまけ:通な豆知識】薪を制する者は焚火を制する!

薪の種類は、針葉樹と広葉樹の2種類に大別でき、それぞれ樹液(ヤニ)の成分が異なるため燃え方に違いが出ます。両者の個性を把握してうまく使い分ければ、火を意のままに操れ調理や焚火がやりやすくなるはずです。

針葉樹

可燃性の樹液を含むため、着火しやすくよく燃えますが、そのぶん火持ちは悪い。火持ちより、火着きの良さや高火力が必要となる調理時の使用がオススメです。

 

広葉樹

着火しにくくはありますが、針葉樹に比べ火持ちが良いため、長時間の焚火に最適。針葉樹で着火し、火が安定したら広葉樹に変えると火が扱いやすくなります。

 

文/井上泰佑、鈴木翔子(ゲットナビ編集部) 撮影/石上 彰(gami写真事務所) 撮影協力/福島康之、三島大幸、渡邉芳明(せんべろ酒場 へべれけ)

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