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英語
2019/9/28 15:00

「励ます、勇気づける」で訳せないときの “encourage” の意味とは?

“encourage” という単語を耳にしたことはありますか?

 

実はこれ、英語でものすごーくよく使われる単語なのですが、日本語にするのが難しいなと感じる単語でもあるんです。そこで今回は “encourage” が持っているイメージから、その意味と使い方を紹介したいと思います!

 

“encourage” ってどんな意味?

“courage” という単語は知っている方も多いと思います。「勇気」と訳されますよね。

 

その “courage” に “en-” がついたのが “encourage” です。”en-” は「〜にする」という意味で使われます。例えば、”ensure(確実にする)”、”enlarge(拡大する)”、”enrich(豊かにする)” みたいな感じです。

 

そうすると【en+courage】は「勇気づける」ということになりますね。「励ます」でもいいかもしれません。例えば、

 

He encouraged me to try again.
彼はもう一度やってみるよう私を励ました

Thank you for encouraging me when I was struggling.
私が苦戦していた時に励ましてくれてありがとう

 

みたいな感じですね。

 

ただ、”encourage” という単語は「励ます、勇気づける」という日本語訳だけにとらわれないほうがいいかもしれません。

 

“encourage” は「行動を促す」イメージ

冒頭で「”encourage” は日本語にしにくい」と紹介しましたが、それは「励ます、勇気づける」以外にも、広い意味で使われるからです。

 

1つ例をあげてみましょう。

 

My parents always encouraged me to do what I love.

 

これはどんな意味になるでしょうか?

 

「両親はいつも私が好きなことをするようにと勇気づけました」でもいいのですが、日本語の「勇気づける」の語感にしっくりこない感じもします。また、

 

How can I encourage my kids to help around the house?

 

も「子供たちがお手伝いをするにはどうやって励ましたらいい?」だと、何だかしっくりきません。

 

でも、”encourage” をイメージで覚えておくと、日本語訳に頼らずに理解できると思います。

 

そのイメージとは「誰かが何かの行動を起こすように促す」という感じです。無理矢理させるのではなくて、そちらへ促していくイメージですね。

 

なので、上に出てきた例文も「両親が子どもに好きなことをしなさいと促すイメージ」、そして「子供がお手伝いをするようにどのように促したらいい?」というイメージで捉えると難しくありません。

 

もう少しだけ例を挙げてみると、

 

We encourage you not to click on the link.

 

も「勇気づける」とはちょっと違いますが、リンクをクリックしないことを促すイメージです。では、

 

We encourage your feedback.

Encourage hand washing before eating.

 

はどんな意味になるでしょうか?

 

これも「行動を促す」というイメージがあれば想像できますよね。「フィードバックをください」「食事前に手を洗うように」と促しているイメージです。

 

“encourage” は辞書によっては「やる気にさせる、はっぱをかける、背中を押す、勧める(薦める)、働きかける」みたいな意味が載っていることもありますが【行動を促すイメージ】さえ掴めていたら、全ての意味を覚える必要はないですよね。

 

物が主語の “encourage”

“encourage” のイメージはつかめましたか?

 

そうすると、主語が人以外の “encourage” が出てきても、簡単に理解できると思います。例えば、

 

Warm weather encourages bacteria to multiply.
暖かい気候はバクテリアの繁殖を促進する

This education system encourages independence.
この教育システムは自主性を促す

Messy play encourages children to develop their senses.
汚れる遊び*は子供たちの感覚の発達を促す
(*messy play:水遊び・泥遊び・絵の具まみれになるなどの遊び)

 

みたいな感じです。これらは「行動を促す」と言うよりも「発生を促す」ですが「何かが起こるように促す」というイメージは共通していますね。

 

反対語は “discourage”

“encourage” の反対語は “discourage” で「思いとどまらせる、やめさせる、妨げる」のような意味で使われますが、これも「しないように促すイメージ」で捉えると分かりやすいと思います。例えば、

 

The cold weather discouraged people from attending.

We discourage this kind of behaviour.

 

は「寒い天気が人々を出席しないように促した」「このような振る舞いをしないように促す」というイメージです。

 

“encourage 〜 to do” と違って「〜しないように促す」は “discourage 〜 from -ing” のように “from” が使われることに注意してくださいね。

 

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