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英語
2020/6/24 16:00

英語の文法は難しい、という思いこみ

英文法が得意です!って人は少ないですよね。笑

 

ここでクイズです。

 

英語業界では「ネイティブがよく使うフレーズ!」みたいな教材が人気ですが、英語の文法と、よく使うフレーズ、どちらを英語学習に使うのが効率的だと思いますか?

 

正解はいうまでもなく、文法です。文法を理解している人が次の段階としてフレーズを学ぶなら良いと思いますが、お決まりのフレーズをそのまま覚えても英会話はできません。

 

フレーズから文法を学ぶというなら、「ネイティブが」使うものではなく、「あなたが」よく使うフレーズをトレーニングした方が役立ちますよね。

 

英語の文法が苦手な人が多いのはなんで?

ズバリ、文法解説の日本語が難しいから。

 

単語と品詞で覚えさせられた苦い経験があるから。

 

大人向けの英会話レッスンでも、「動詞」を出しましょうと言うと、「動画って何ですか?」と妙な答えが返ってきたりします。それだけ、文法用語には馴染みがないんですよね。

 

前置詞、冠詞、仮定法、過去分詞、現在完了・・・聞いただけでも難しい。文法の名前だけ知っていても、使えなくちゃ意味がないんです。

 

日本語の文法用語だって、「これは形容動詞で…」などとは意識せずに使ってますよね。

 

そもそも文法ってなんでしょうか?

簡単に言うと、文章のルール・決まりをまとめたもの。

 

文法には例外もあるのが難点ですが、一定の規則を知っていれば、それをほかのパターンに応用できます。たくさんの違った道具を持っていれば、それだけ出来ることのバリエーションが広がるのと同じ。

 

長~い文法の解説を読みこんでも苦痛なだけ。上手に要点が整理された文法ルールを、端的に頭に入れておきます。

 

ただし、 いくら持っている道具(文法の知識) の数が多くても、その使い方を知らなければ意味がない。

 

文法という「ツール」を、実際の生活でどう使えばいいのかトレーニングすることが肝心です。

 

少しずつ文法を使えるようにしていく

新しい道具を買ったらどうしますか? 買って満足、それで終わり?マニュアルをひたすら読みますか?

 

まずは、よく使う道具からはじめ、自分バージョンで使ってみることです。

 

文法を1つ学んだら、現実と合わないテキストの例文を暗記するのでなく、自分に関係のある例文をいくつも作ってみてください。

 

その過程で、使うシチュエーションとセットで脳にインプットされていきます。

 

私のスクールのキッズたちは、英会話が先で文法はあとで理解します。カリキュラムは文法の項目に沿って進めますが、細かいルールや文法用語はあと回し。スペルでさえあとで学びます。

 

子どもは一般的に、学校のテスト対策として英語を勉強しますが、英会話から入ったキッズの文法の飲みこみは、お勉強から始めた子どもに比べ圧倒的に早いです。

 

英語をいっぱい知っているはずの日本人が英語を話せないのは、知識が整理されていなくて、実際に使える状態になっていないから。

 

普段使わないので知識が整理されないし、増えていかない。逆に減る(忘れる)いっぽう。。。

 

初心者が英語学習を楽にしたいなら、英文法って難しい…と決めこまないこと。

 

簡潔にまとまったいい教材を選び、はじめは基礎文法だけでじゅうぶん。少しずつ難易度を上げていけばいいんです。

 

完璧を求めず、大まかに学んでは話す…を繰り返して、文法という使えるツールを増やしていきましょう。

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