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英語
2020/5/30 15:00

英語の 「pudding」の意外な意味とは?

英語には “pudding” という単語があります。これは日本の「プリン」と同じものではありません。

 

ソーセージのようなもので “pudding” と呼ばれるものもありますが、それ以外にも “pudding” には意味があるんです。

 

イギリス英語でよく使われる “pudding” とは、どんな意味なのでしょうか?

 

イギリス英語の “pudding” の意味とは?

英語の “pudding” にはいくつか意味がありますが、今回紹介するのはイギリス英語でよく見られる使い方です。

 

私がこの意味を知ったのは、友人とのメールのやり取りでした。

 

隣に住んでいる友人家族に手作りのケーキをおすそ分けしたことがあったのですが、その日の夕方に子どもたちが食べている写真をメールで送ってきてくれたんです。

 

そして、そこにはこんなメッセージが添えられていました↓

 

Girls are eating the cake for pudding!

 

さて、これってどんな意味だと思いますか?

Crème Caramel (Flan de Naranja)

 

“pudding” の意味は「デザート」

イギリス英語ではなんと「デザート」のことを “pudding” と言うんです↓

 

(BrE) a sweet dish eaten at the end of a meal
(オックスフォード現代英英辞典)

 

なので、友達が送ってきてくれたメールの文章 は、こんな意味になります。

 

Girls are eating the cake for pudding!
娘たちはデザートに(もらった)ケーキを食べてるよ

 

当時、”pudding” に「デザート」の意味があるのを知らなかった私は「え?ケーキなのにpuddingって何?」と、とっても混乱しました…。

 

“pudding” は特に “for pudding(デザートに)” というフレーズでとてもよく使われます。例えば、

 

What’s for pudding?
デザートは何?

I had ice cream for pudding.
デザートにアイスクリームを食べた

 

みたいな感じですね。この “pudding” の使い方は、以前にこのサイトでも紹介した『Peppa Pig』のお話にも出てきます↓

家族でスーパーで買い物中に、カートの中にこっそりチョコレートケーキを忍ばせて買おうとしたDaddy Pigが 、

 

I thought it might be nice for pudding.
デザートにいいかもと思って

 

と、恥ずかしそうに言い訳するシーンに “pudding” 登場しています。

 

日本の「プリン」と英語の “pudding” の違い

日本の「プリン」と言えば、卵と牛乳と砂糖で作った、カラメルソースがかかっているプリンですよね。

 

これは私が知る限りニュージーランドでは “crème caramel” と呼ばれていると思いますが、日本ほど大衆的な食べ物ではなく、レストランのデザートメニューに載っていることもあります。
アメリカ英語では “flan” と呼ばれるみたいですね。

 

そして、英語で “pudding” と言えば、お米やパンを使った “rice pudding”、”bread pudding” などがあります。

 

また、イギリスではドライフルーツやナッツ類をたっぷり使った “Christmas pudding” や、デーツ(ナツメヤシ)を使った “sticky date pudding” なんていう温かいデザートもあります↓

sticky date pudding

 

さらに、ローストビーフの付け合わせとしてイギリス料理では定番の、味がないシュークリームの皮のような “Yorkshire pudding” というものもあります↓

Yorkshire Pudding

 

そして、豚の血・脂・オートミールなどから作られるソーセージの “black pudding” などは、もはや甘いお菓子の「プリン」とは似ても似つかないのでご注意を。

 

【URL】
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