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2016/12/24 19:00

今日からあなたも貯まる人になる! 家計再生コンサルタントが教える「お金のコツ」

“お金が貯まる人”“お金が貯まらない人”には、実はそれぞれ「共通点」があります。

 

【お金が貯まる人】

意外と適当/週末にまとめて買い物をする

金離れがいい/部屋がきれい

健康に気を配る/自分の中に「軸」がある

 

【お金が貯まらない人】

完璧主義/毎日買い物をする

「無料」「限定」という言葉に弱い/財布の中身がぐちゃぐちゃ

何でもカードで支払う/周りに流される

 

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人は「イメージの生き物」と言われます。ですから、“お金が貯まる人”の行動や考え方を頭に思い浮かべて実践すれば、今までお金が貯まらなかった人でも、貯まる体質に変わることができます。では、その一例を見てみましょう。

 

■毎日買い物をしない

1500円の買い物×週7回と、3000円の買い物×週2回プラス1000円の買い物×週1回なら、1万500円>7000円で、後者のほうが安くあがります。毎日買い物に出かけると、ついついそれほど必要のないものまで買ってしまいがちです。1回ごとの金額はそれほど高くなくても、毎日出費するので、トータルすると高くなってしまう、というわけです。

「食費を抑えたいなら、大きな買い物は週2回程度まで。小さな買い物は週1回に」

 

■いくら頑張っても「貯まらない時期」もある

人生には3回「貯め期」があるとされていますが、それ以外の時期は「お金がかかる時期」と言い換えることもできます。たとえば、子どもの受験だったり、住居のこともあるでしょう。必要に迫られて、お金はどんどん出ていきます。お金が貯めにくい時期に「貯めなきゃ!」と必死になって、それがストレスになっている方は本当にたくさんいらっしゃいます。けれども、同じような状況が一生続くことはありません。お金がかかる時期には「今は貯められない時期なんだ。仕方がない」と自覚し、いい意味で流すことも必要です。

「貯まらなくても、焦らない、ヤケにならない」

 

■「食費」を制する者は「家計」を制する

「食」に対する嗜好は人それぞれ。家計再生の相談でもっとも難しいのが「食費」に関するアドバイスです。仮に、食費が月に12万円ほどかかっているご家族には、「半分にしましょうか?」と言えるかもしれませんが、月3万円ほどでやっている方には同じことは言えません。食費は単に削ればいい、というものではないからです。第三者からは客観的なアドバイスをすることが難しい「食費」ですが、だからこそ、見直しのし甲斐があるとも言えます。

「家計を見直すなら、まず食費から」

 

■ケチりすぎると損をする

節約のために徹底してお金をかけない、という方がいらっしゃいます。けれども、そういう方はどこかで無理がたたって、思わぬことに足をすくわれています。Fさんは、通常半年から1年に一度程度は行なったほうがよいとされる車のオイル交換代を節約しようと、ここ数年やっていませんでした。ところがある日突然、エンジンの調子が悪くなり、結局、修理代に20万円もかかってしまったのです。車のオイル交換代は1回約5000円ほどですから、これは大きな痛手です。このように、お金を貯めようと過剰に節約をすると、かえって大きな代償を払うこともあります。

「節約も過ぎると逆効果になる」

 

■貯まる絶対法則はただひとつ、「収入-支出=プラス」

貯金の仕組みは実にシンプルです。稼いだ金額から使った金額を引いて、余った金額が「貯金」。これだけです。お金を貯めている人は、金額の多少にかかわらず、毎月「黒字」にしています。毎月、2万円なら2万円と、自分で決めた額を確実に残しています。一方、貯められない人は、「先月は頑張って6万円のプラスだったけれど、翌月は5万円のマイナスだった」など、毎月の収支の「振れ幅」が大きいです。まずは、少額でもいいので、毎月の収支を「プラス」にすることからはじめましょう。

「毎月コツコツ、『プラス』を積み重ねよう」

 

■「いくら」使ったかよりも、「何に」「どう」使ったか?

お金を貯めることを意識しはじめると、つい「これはいくら」と金額ばかりに目がいきがちです。でも、「高いからいいもの」というわけでもなく、逆に「安いから粗悪品」というわけでも決してありません。「安くてもいいもの」もたくさんあります。お金を貯められる人というのは、「価格に見合ったもの」つまり「価値」を基準にしてものを選んでいるという特徴があります。たとえば、3000円のランチ。金額だけ見たら「高い!」と思うかもしれませんが、その金額ならではの「価値」を一度経験してみることもいいのではないかと思うのです。

「価格」より「価値」を重視する

 

いかがでしたしょうか? 「これくらいならできそうだ」というものがあると思います。一つできて慣れてきたらもう一つと、少しずつでいいので、できることを増やしていきましょう。ただし、どれをやるにせよ、“完璧”にやる必要はありません。7割くらいできれば、それでよしとしてください。人生も貯金も「長期戦」です。無理せず、続けられる程度のがんばりで習慣化しましょう。

 

そして最後にもう一つ。お金は「道具」にすぎません。お金があれば、生きる上での選択肢が広がる場合もありますし、イザというときの切り札になることもありますが、お金が「人生のゴールではない」ということをお忘れなく。

 

【関連書籍】

20161224-a03 (5)

1万人の家計を立て直してきたプロが教える「お金」の貯め方』( PHP研究所 )

 

【著者プロフィール】

横山光昭

北海道出身。家計再生コンサルタント。ファイナンシャルプランナー(FP)。株式会社マイエフピー代表取締役。

お金の使い方そのものを改善する、独自の家計再生プログラムで、これまで10,000人以上の赤字家計を再生した敏腕FP。マンツーマンで行なう家計面談のかたわら、書籍・雑誌への執筆、メディア出演や講演も多数。最近は、日本経済新聞の電子版「もうかる家計のつくり方」が好評。家に帰ればかわいい盛りの1男5女の父。

著書に、累計60万部のベストセラーとなった「年収200万円からの貯金生活宣言」シリーズ(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『NHK「あさイチ」お金が貯まる財布のひみつ』(新潮社)、『消浪投貯金術』(主婦と生活社)、『お金が貯まる人の思考法』(講談社)、『わが子をお金で苦労させない』(廣済堂出版)、『子どもにお金をかけるのは、やめなさい』(すばる舎)、『「おひとり」を不安0で生き抜く女子貯金』(祥伝社)、『図解でわかるお金が貯まる住宅ローンの返し方』(エクスナレッジ)、『神さまが教えてくれたお金の話』(宝島社)、『はじめての人のための3000円投資生活』(アスコム)、『貯められる人は、超シンプル』(大和書房)、『年収300万円でもお金持ちな人 年収1000万円でも貧乏な人』(PHP研究所)、『「お金が貯まらない!」が治る本』『「貧乏老後」に泣く人、「安心老後」で笑う人』(以上、PHP文庫)などがあり、雑誌、新聞、TV、ラジオで活躍中。