ライフスタイル
2017/1/10 12:43

TSUTAYAが「ジャケ借」を超える映画の選び方「あえて見ない」を提案! 書籍、CD、味……業界では“隠す”商法がブームに

TSUTAYAのとある店舗で、内容がまったくわからない状態で作品を借りられるというサービスが行われ、ネット上で話題になっている。一見不便なようにも見えるが、実はこういったサービスはいろいろな場所で行われているようだ。

出典画像:Dick Thomas Johnson / Shinjuku Tsutaya (from Flickr, CC BY 2.0)
出典画像:Dick Thomas Johnson / Shinjuku Tsutaya (from Flickr, CC BY 2.0) 画像はイメージです

 

TSUTAYAの「あえて見ない」という借り方

その店舗が行っているのは、映画作品のジャケットを隠し、情報は「とにかくパパが強くて全員ボコボコにします」「暴力に正義もへったくれもない」「この5人が揃えば宇宙だって救えちゃう」といったように、簡素な文字情報だけを表示するという企画。これにより内容はおろか、出演者、ジャンルすらわからないということに。

 

この店舗はこれを「ジャケ借」を超える新しい映画の選び方として提案。作品はどれも国内最大級の映画レビューサービスサイト「フィルマークス」での評価が「3.7以上」とのことで面白さは保障されている。いままで自分が興味を持たなかった作品と出会い、新しい感動を感じることができるかもしれないこの企画に「こういうのを待ってた!」「ジャケを見ちゃうとなんとなく内容がわかっちゃうからこれは素晴らしい」「これでいきなりホラーが来たら死ぬほどビビるなwww」といった反響がでている。

 

最近では隠す商法がブームに!?

商品を敢えて隠すという手段は他の業界でも行われている。例えば、盛岡のさわや書店では書籍のジャケットを、店員の手書きメッセージだけが書かれたものに変更した「文庫X」を販売。値段と店員の感想しか情報がないというこの試みだが、大成功を経て全国的にこういった商法が広がっている。

 

旅行業界では、JAPAN AIRLINESが旅行の行き先をおまかせする「どこかにマイル」という企画を実施。「偶然が生み出す発見の旅」を提案している。音楽業界でも、CDのジャケットが隠され、実際にその場で視聴してから購入するかどうかを決めるというものもあるようだ。

 

こういった企画は“闇鍋商法”とも言われ、遂に味覚すらも隠す商品が誕生。ロッテ・チョコパイで「ひみつの味」、ピュレグミで「秘密の恋味」、ハイチュウで「ひみつのハイチュウ」、カラフルキャンディポップキャンで「ひみつの味」といったものが発売された。ネットでレビューが蔓延するこの時代に先入観を排除し、一期一会を味わえる“闇鍋商法”は今後もさまざまな業界で導入が期待される。

TAG
SHARE ON