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2017/1/31 21:00

容量だけで選んじゃダメ! プロが教える自分に合ったモバイルバッテリーの選び方

うっかり充電を忘れて、外出先や移動中にスマホのバッテリーが減ってしまって困ったことはありませんか? そんなときに役立つのが、どこでもスマホを充電できる「モバイルバッテリー」。スマホが普及しはじめたころは、内蔵バッテリー容量が少なく1日持たないこともあったため、モバイルバッテリーがスマホユーザーの必需品となっていました。最近では、スマホの内蔵バッテリーの大容量化や省エネモードの搭載などで活躍の機会が減っていましたが、昨年のモバイルアプリ「ポケモンGO」のヒットを受けて、再びモバイルバッテリーに注目が集まっています。

 

ところでモバイルバッテリーを選ぶとき、バッテリー容量だけをチェックしていませんか? 一見すると容量が大きければ大きいほどお得に思えますが、自分の使っている機種や使用目的によって適正な容量は変わります。そこで今回は、デジタルガジェットに詳しいモノ系ライターのナックル末吉さんに、自分に合ったモバイルバッテリーの選び方を解説して頂きます。

 

まずは自分のスマホのバッテリー容量を確認

「モバイルバッテリーを選ぶときに、まず確認するのはバッテリー容量でしょう。日常の生活で使うなら、スマホを1~2回フル充電できれば十分ですが、欲張って大容量のものを選ぶと結局重くなって持ち運びが面倒になり、使わなくなってしまうことがあります。まずは自分の使っているスマホのバッテリー容量を知り、それを2回充電するにはどれくらいの容量のモバイルバッテリーがあればいいのか計算してみましょう。メーカーによってはiPhone ○回充電可能と表記しているので、それを参考にしてもOKです。

 

例えば、iPhoneシリーズのバッテリー容量は公式に公開されていませんが、iPhone 7で2000mAh弱、iPhone 7 Plusで3000mAh弱とされています。一方、Androidスマホは最新機種では3000mAhを超えるのが一般的になってきているので、iPhoneユーザーよりも大容量のバッテリーが必要になってきます。

 

ここで知っておきたいのは、モバイルバッテリーの容量=充電できる容量、ではないということ。モバイルバッテリーに使われているリチウムイオン充電池の電圧は3.6Vですが、スマホを充電するためにUSBポートから出力される電圧は5Vと決められているので、昇圧するために電力を消費してしまいます。また、バッテリーを使いきってしまうと“過放電”というバッテリーにとってのぞましくない状態になってしまうので、普通は保護回路によって使い切る前に出力が停止されます。そのため、一般にモバイルバッテリーの充電できる量は、容量の60~70%程度といわれています。10000mAhのバッテリーなら、6000~7000mAhくらいが実際に充電できる計算になります。

 

以上のことをまとめると、iPhone 7なら2回充電するのに必要な容量は2000mAh×2回÷0.6=6667mAhですので、容量6700mAh程度のバッテリーがひとつの目安となってきます。iPhone 7 PlusやAndroidスマホなら、3000mAh×2回÷0.6=10000mAhが基準ですね。このように、自分の使っている機種のバッテリー容量から必要な容量の目安を計算すれば、自分はどれくらいの容量があればいいのか判断できます。5000~7000mAhクラスは価格的にも重量的にもバランスがとれており、ラインナップも豊富なので、あとは価格やデザインなどで好きな製品を選んでみましょう。

 

また、タブレットも充電したい場合は、USBの出力電流もチェックしましょう。スマホの場合は1AでOKですが、タブレットは2A以上が目安となります」(ナックルさん)

 

外出や出張が多い人におすすめな大容量モデル

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Anker
Anker PowerCore 20100

実売価格3999円

20100mAhの大容量バッテリーを搭載。2.4Aの充電ポートを2つ備え、スマホやタブレットの2台同時充電も可能。スマホを複数台充電したり、タブレットなども充電したい人に向いています。また、iPhone 7なら約6回充電できるので、外出や出張が多い人にもおすすめ。

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↑出張カバンに入れておきたい大容量タイプ

 

とにかく邪魔にならないコンパクトサイズ

 

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RAVPower

6700mAh 急速充電 ポータブル充電器

実売価格2980円

5200mAh以上のモバイルバッテリーでは、最小&最軽量(2016年9月末時点)というコンパクトサイズが特徴。みかん1個ほどの重さ(113g)なので、スマホと一緒に手軽に持ち歩けます。とにかくかさばるモバイルバッテリーは持ち歩きたくない、という方におすすめ。容量6700mAhでiPhone 6s なら約2.5回充電できます。最大2.4A出力なので、タブレット端末も充電可能。

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↑5200mAh以上では最小・最軽量

 

ケーブルを忘れてしまったことがあるなら内蔵型

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mb-1

実売価格2300円

2つのUSBポートのほか、LightningケーブルとAndroid端末向けのマイクロUSBケーブルを内蔵していることが特徴。接続用のケーブルを合わせて持ち運ぶ必要がなく、これ1台でスマホを充電できます。サイズはiPhone 6/6s/7とほぼ同じで、重ねて持ち運びも可能。バッテリー容量は10000mAhで、iPhone 6なら約3~4回充電できます。

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↑iPhone 6とほぼ同サイズ

 

日常的に持ち歩くならケース一体型

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iPhone6/7兼用 5500mAhバッテリーケース

実売価格3200円

iPhone 6/6s/7用ケースにバッテリーを内蔵したケース一体型。ケースを装着したまま、Lightningケーブルで本体とケース内バッテリーを充電可能。バッテリー容量が慢性的に足りないヘビーユーザーや、日常的にモバイルバッテリーを利用する方におすすめです。出力用USBポートも備え、装着したスマホ以外におすそわけすることも可能。カラーはマットブラック、ジェットブラック、ホワイト、ゴールド、ローズピンクの5色。バッテリー容量は5500mAhでiPhoneを約2回充電できます。

↑ほかのスマホにおすそわけ充電も可能
↑ほかのスマホにおすそわけ充電も可能

 

Apple Watchユーザーなら持っておきたい2in1モデル

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ベルキン
Valet Charger Power Pack 6700 mAh for Apple Watch+iPhone
価格1万1858円

Apple Watch用マグネット式充電器を搭載し、Apple Watchを載せるだけで充電可能な2in1タイプ。スマホとの同時充電にも対応しています。充電可能回数は、Apple Watchが最大8回、iPhoneが最大3回(単独での充電回数)。パワーパススルーにも対応しており、本体を充電しながらスマホやApple Watchを充電することも可能(※5V/2.4A(12W)出力対応の充電器を使用)。Apple Watchユーザーなら持っていて損はない1台です。

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Profile

nackle_ph1

モノ系ライター/ナックル末吉さん

スマホ、パソコン、家電などのガジェット系記事を執筆するモノ系ライター。それ以外にもハイレゾオーディオや文房具、バイク、食レポなどについても執筆するため「節操がないのが持ち味」と豪語する。

 

協力:楽天市場