今年は記録的な猛暑、酷暑だった夏の影響から、北海道では132年ぶりに11月上旬までに道内のいずれの観測地点でも初雪が観測されず、東京地方では39年ぶりに木枯らし1号が吹かないなど全国的に冬の到来が遅かった。12月に入っても、雪不足のため多くのスキー場がオープン延期を余儀なくされるなど、スキーヤー、スノーボーダーにとっては落ち着かない日々が続いていたが、ここへきて全国でスキー場の営業がようやくスタート。本格的にウィンタースポーツの新シーズンを迎えることができた。そう、スキーヤーやスノーボーダーが待ちわびた日がやって来たのだ!
今はシーズンのスタートをいつにするか、どのゲレンデから始めるかなど、計画を話し合い大いに盛り上がっていることだろう。経験者なら新シーズンに向けて最新アイテムを買い替えたり、初心者であれば初めてのアイテムを購入するなど、ゲレンデをイメージしながらギアを選ぶ至福の時間でもある。
そこで、ウィンタースポーツのすゝめ! 人気&注目のアイテムはシーズン前に売り切れることがあるので、早めの準備が必要だ。ここでは、スキー、スノーボードどちらでも使えるアクセサリーの中から、ゴーグル、グローブ、ウェア、バラクラバ、ヘルメットの5項目に絞って、比較的手ごろで初心者にもオススメの最新アイテムを紹介しよう。
<注目ポイント>
【ゴーグル】ビーチの2.5倍もある雪山の紫外線から目を守ってくれる
【グローブ】防水、透湿性の高いゴアテックス素材を選べばひとまず安心
【ウェア】3in1モデルを選べば状況に応じて長期間利用できる
【バラクラバ】フェイスマスクとネックウォーマーのハイブリッド
【ヘルメット】ゴーグルと同じメーカーで選ぶのもオススメ
なお、現在楽天市場では「スノーボード&冬のドライブ特集」を開催中。下記に紹介するウィンタースポーツアイテム以外にも、スノーボード、スキー、ウェアからスタッドレスタイヤやカーグッズまで、お得な商品がたくさん掲載されているのでぜひアクセスしてみよう!
[01]
ゴーグル
曇りにくいダブルレンズでUVは100%カット
ドラゴン(DRAGON)
DX2 LUMALENS
実売価格8400円
<注目ポイント>
・紫外線から眼を守ってくれる100%UVカット
・日本人の骨格に合わせたジャパンフィット採用
・完全ヘルメット対応
ゴーグル選びのポイントはいくつかあるが、まずは雪山ではビーチの2.5倍といわれる、四方八方から飛んでくる紫外線への対応が重要。100%UVカットは必須だ。次にレンズの枚数。レンズはシングルとダブルがあり、ダブルはレンズを2枚重ねたもので、レンズとレンズの間に空気の層ができるので曇りにくい。フィット感も重要で、このモデルの様に欧米人とは異なる日本人の骨格に合わせてスポンジフォームを改良しているモデルもオススメ。
レンズは購入時に選択でき、その基準となるのが人の目で見える光の割合を示す可視光線透過率(VLT)の指標。0%は真っ暗で、100%はすべての光が入ってくる。目安は15%が晴天用で50%が曇り空、ナイターは90%という感じ。まずはオールマイティな50%前後でカラーはオレンジかピンク系が基本となり、用途に合わせて交換用のレンズを用意すれば万全だ。
[02]
グローブ
迷った時は5フィンガータイプをチョイス
バートン(Burton)
Reverb GORE-TEX Glove True Black
実売価格9720円
<注目ポイント>
・防水、防風、透湿性に優れたゴアテックス採用
・脱がずにスマホの操作ができるタッチパネル対応仕様
・高機能を持ち、人気ブランドながらリーズナブル
スキー、スノボ、どちらもグローブは欠かせないアイテムだが、種類は少々異なる。スキーは5本の指が自由に動かせる5フィンガータイプが基本となるが、ストックを握らないスノボは、より保温性に優れている、親指だけが独立していて他は一つに収まるミトンタイプが主流だ。さらには2タイプを掛け合わせたハイブリッド、親指と人差し指を独立させた3本指のトリガータイプもあるが、初めてで迷うようなら5本指タイプを選べば間違いはない。最初は、スキーもスノボも転倒しながら上達するので、グローブの防水・透湿性もポイント。若干高額になるが、ゴアテックス素材を採用しているモデルを選べばまずは安心だろう。
[03]
ウェア
ゲレンデの状況に合わせて3ウェイの着用が選べる
コロンビア(columbia)
スノージャケット3WAY ウィリバードIII
実売価格2万736円
<注目ポイント>
・アウターとインナーの2枚のジョイントで3通りに着用できる
・濡れない、ムレない、独自開発の防水透湿機能搭載
・熱反射保温テクノロジーで温かな快適性を実現
スキー、スノボ、それぞれにウェアの特性はあるが、求められる機能はどちらも同じ。保温と防風は寒さ対策に不可欠であるから当然として、スノースポーツならではなのが防水性と透湿性。雪が降る中を滑走するため、生地の表面に乗った雪が溶けた水が侵入してこない防水性能。そして、水の侵入は防ぎながら、ウェア内がムレないように熱を逃がす透湿機能。この2つの機能が、ゲレンデでの快適性を左右する。このモデルは、スキー、スノボ兼用タイプ。しかし、アウターには雪の侵入を防ぐパウダースカートも付いているので、スノーボーダーも安心だ。気になる防水透湿機能は、独自の「オムニテック」によって、外部からの水の浸入を防ぎ、なおかつ激しい運動によるウェア内のムレを最小限に抑える透湿性を発揮する。
[04]
バラクラバ(フェイスマスク)
フェイスマスクとネックウォーマーが融合した必携アイテム
クイックシルバー(QUIKSILVER)
PRESTON HOODIE BALACLAVA
実売価格3402円
<注目ポイント>
・防風、撥水性に透湿機能が加わり快適性がアップ
・スキーとスノボどちらでも使える
・カジュアルなストリートスタイルにも合うデザイン
手ごろな防寒アイテムといえば、ニット帽やマフラー、ネックウォーマーなどを思い浮かべるが、近年人気なのがバラクラバ。頭からスッポリかぶるタイプで、目の部分だけ開いている目出し帽だ。フリース素材が主流で、デザインもシンプルな物からオシャレな物まで、多くのブランドが販売しているので、じっくり探せばお気に入りの一枚に出合えるはず。ちなみに「バラクラバ」の名前は1853~56年のクリミア戦争で出兵する夫に妻たちが編んだウールの帽子がきっかけで、戦地である「バラクラヴァ」の名が付けられたという。
[05]
ヘルメット
日本人にジャストフィットする軽量タイプ
ジロ(GIRO)
スノーヘルメット Nine ASIA FIT
実売価格1万5552円
<注目ポイント>
・アジア人の頭に合うように作られたASIAN FITモデル
・快適性を保つサーモスタットコントロール付きベンチレーション搭載
・過去10年にわたる人気シリーズの最新モデル
最初は転倒が多いスノーボードでは、ヘルメットは必須アイテム。しかし、最近はスキーヤーの間でもヘルメットをかぶる人が増えている。外国ではヘルメットの着用は常識。もちろん安全性の向上が目的だが、最近のヘルメットは軽量で快適、しかもオシャレなものが増えていることも要因だろう。このジロのNINEは、スマートな流線型のシルエットやオシャレな艶消しカラーなどから、過去10年以上同社で高い人気を誇っている定番シリーズの最新モデル。上部に配置されたベンチレーションなど、快適性もアップしている。もちろん、日本人にピッタリのアジアンフィット採用モデルだ。
提供:楽天市場