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2020/7/28 21:05

テーラーメイドで「初クラブフィッティング」! 飛距離が伸びて100切りも夢じゃない!?

ゴルフを始めて4年。最初はスライスばかりでまっすぐ飛ぶ気配が全くなし。使っていたクラブは知り合いの上級者から譲ってもらったセットだったので、調べてみたらドライバーも上級者向け。これは道具が自分に合っていないと思い、中古で初心者向けの“つかまる”クラブを買ったことで、まあまあ良くなりました。

 

でも、飛ばない。とにかく飛ばない。

 

そんな時、昨年取材した「テーラーメイド 銀座」でクラブフィッティングを実施しているのを思い出しました。道具から入る筆者としては、腕の悪さを道具に助けてもらえれば、今後もゴルフ人生を楽しく過ごせるに違いない、そう信じて取材を申し込んでみたのです。

↑テーラーメイド銀座

 

ゴルフスコア100を切るぞ! 期待に胸を膨らませて銀座へ!!

私の年齢は53歳。ドライバーはキャリー175ヤード、ラン200ヤード前後が平均飛距離です。ヘッドスピードは35-6m/s。初心者50代男としてはこんなもんでしょうかね。でも、できればランで230ヤードまではもっていきたいのですよ。いまだにスコア110前後をうろちょろしており、アベレージゴルファーと呼ぶのもおこがましい私ですが、ティーショットで230ヤード飛べば、100切りも夢じゃなくなるんじゃないですかね!?

 

という夢を抱いてテーラーメイド 銀座に行ってきました。同店はテーラーメイド直営の旗艦店で昨年11月にオープンしたばかり。1階はクラブとボールを中心としたハードグッズを販売、2階ではウエアやバッグ、アクセサリーなどを販売しています。そして地下には最新測定器を備えた試打室とパターコーナーを設置。今回はここが目的地となります。

 

そこで迎えてくれたのは本日私のフィッティングを担当してくれる銀座店の阿部 将さん。阿部さんによると、新型コロナウイルスの騒動が起こる前は1日平均10-15人のフィッティング客が訪れていたそうで、こうしたたくさんのお客のフィッティングを担当してきた頼りになる存在です。

↑地下1階にはフィッティング用のたくさんのドライバーシャフトが並んでいます。その数250本!

 

↑フィッターの阿部さんは一打ごとに数値を見ながら丁寧にアドバイスしてくれます

 

フィッティングをする際には、自分が使っているドライバーを持参し、球筋やクセを分析してもらい、店舗在庫のクラブと比較するのが良いらしいのですが、そんなことはつゆ知らず、筆者は着の身着のままで来てしまいました。なので、自分が現在使っているクラブの情報と、悩みを伝えるところから始まります。悩みとは、「上がらない」「まっすぐ飛ばない」「飛距離がでない」と、まあ、全てです(笑)

 

銀座店でフィッティングできるドライバーヘッドは、今年2月に発売された「SIM」と「SIM MAX」、そして5月に発売されたばかりの「SIM MAX-D」の3種類。フェースをねじることで打点のブレによる左右の曲がりを軽減し、ボール落下点のバラつきを抑える「ツイストフェース」と、ダウンスイング中の空気の流れをスムーズにして力強い加速を助ける「イナーシャ ジェネレーター」を斜めに搭載し、ヘッドスピードアップが実現した戦略モデルです。SIM MAXはSIMよりフェースサイズが8%大きく、SIM MAX-Dは18%大きくなっています。フェースが大きくなるにつれてスイートエリアが大きくなり、寛容性が高くなります。つまり、よりミスヒットに強くなるということ。

↑左から「SIM」、「SIM MAX」、「SIM MAX-D」。ヘッドサイズは460ccで変わらず、フェースサイズの大きさだけが異なります

 

↑クラブヘッドの下側に搭載した「イナーシャ ジェネレーター」がダウンスイング中の空気抵抗を減らしてヘッドスピードを上げます

いざクラブフィッティングを体験!

筆者の腕前を考えるとSIM MAX-Dが最適に思えますが、まずはフラグシップモデルであるSIMドライバーから試してみます。ロフト角は10.5度。シャフトはSIMドライバーの標準シャフトである「TENSEI SILVER TM50 CARBON」でフレックスはS、キックポイントは「中」です。なお、コロナ禍前はグローブとシューズの貸し出しを行っていましたが、現在は中止しているとのこと。

↑まずは基準を作るために標準仕様で打ってみます

 

打ち始めから3球目で、キャリー177ヤード、ラン206ヤードと、いつもの自分の球筋が出ました。ヘッドスピードは35.5m/sと、これまたいつも数値です。「打ち出し角が低く、スピン量が少なめ。だから球が上がらない。打ち出し角が低いのはフェースの下に当たっているから。まずはティーを高めに設定しましょう。スイング軌道がアウト・インが強いのでフェースの返りやすく、ミスヒットをカバーすべくスイートエリアが低いヘッドにして、スピン量を稼ぐために柔らかいシャフトにしましょう」(阿部さん)

↑中上級者向けのスペックではうまく飛ばず、バラツキがあります。クラブじゃなくて筆者の腕の問題なのですが(笑)

 

↑当たり損ないでも200ヤードまで転がるクラブ性能の高さに驚きです。でも、相変わらずヘッドスピードが遅い

 

阿部さんのアドバイスにより、ヘッドをSIM MAX-D、シャフトは同じTENSEI SILVERでフレックスSRに変えてみます。しかし、あまり変わったようには見えません。でも、「スイングが力強くなりました。キャリーで183ヤード出ており、先程より10ヤードくらい伸びています。ボール初速も少し上がっています。振りやすくなったためでしょう。ヘッドをDタイプに変えたことでボール落下点のバラツキも少なくなっています。でもまだスピン量が足りない。より柔らかいシャフトのほうが良さそうですね」(阿部さん)

↑Rシャフトにして再挑戦。さあ、どうなるか

 

ということで、TENSEI SILVERのRシャフトに変えてみます。「これまで安定してドローボールを打っています。Rシャフトにするとヘッドが返りやすくなって余計に左に行ってしまう可能性もあるので、もっと右に打ち出す意識を持ち、身体を使って思い切り振り切るように打ってみてください。右に行くのを怖がらずに」と、打つ前にくれたアドバイスを心に刻み、思い切り振ってみました。

↑Rシャフトにして再挑戦

 

キャリー195ヤード、ラン219ヤード!! ヘッドスピードは38.3m/s! しかもドまっすぐに飛んでいます! すごいすごい!! ミスヒットでも189ヤード出ているのだからすごいですね。「Dタイプはオートで球がつかまるので人間が合わせる必要がない。クラブ任せで思い切り振ればよいのです。先程まではクラブヘッドを置きに行っていましたが、今回は思い切り振り切っており、シャフトのしなり戻りもちょうどよい場所で行われています。そのため、ヘッドスピードが38出ており、ボール初速も今までで一番速くなっており、球も高い。230ヤードも夢じゃないです。あとは芯に当てられるよう練習の積み重ねです」(阿部さん)。うひゃー!うれしー!

↑シャフトを変えて2球目、3球目でキャリー190ヤードが出ました

 

↑2球目はヘッドスピード38m/sをマークしています。こんなの初めて!

 

↑3球目はトゥ側に当たっているに関わらず真っ直ぐに打ち出され、ランで217ヤードも飛びました。さすがミスヒットに強いツイストフェース

 

↑3球目の弾道(緑のライン)は本当に真っ直ぐ! それまで左に曲がっていたのが嘘のよう

 

まさにフィッティング効果。感動です! これはゴルフが楽しくなります。実はこれまで筆者はカッコつけていました。というのも、周囲の同年代ゴルファーの多くがSシャフトを使っているため、Rシャフトはシニアが使うもの、50代前半で使うのはカッコ悪いと思い込んでいたのです。なので、頑なにSR以上のシャフトを選んでいました。でも、そんなところ誰も見ていないんですよね。

 

「自分の思い込んでいるカッコよさにこだわっていると、自身が本来持っている良さが消されてしまう。本当は速く振れるのに、道具が合わなくて速く振れない。自分が思い切り振れるスペックのクラブを選ぶのが上達のコツです」と、阿部さんは爽やかに笑います。何の役にも立たないプライドはかなぐり捨てて、素直に自分の技量と筋力と経験に合った道具を選ぶべき、ということが痛いほどよく分かりました!

250本って! シャフトのラインナップも豊富ですね

で、こうなるとさらに欲が出ます。もっと飛ぶクラブはないかと。そこで、銀座店にある250本のシャフトラインアップの出番です。「私に合ったシャフトで、見た目がカッコ良くて、もっと飛びそうなやつ」という、なんとも漠然としたリクエストで阿部さんに2本を選んでもらいました。

↑ずらーっと並ぶシャフトとヘッドは壮観!

 

まずは、フジクラのスピーダー・エボリューション。ブルーがカッコいい。でも、合いません。同じRシャフトなのに飛ばないのです。オリジナルシャフトより軽いけど、硬く感じて合わせづらい。「このシャフトは先調子なので、先程の中調子よりタイミングを合わせづらく感じるかもしれません」(阿部さん)。

↑普段使っているクラブがフジクラのスピーダーなので愛着があるけど、実は筆者には合わないシャフトだったことが初めて分かりました

 

次は三菱ケミカルのディアマナ。ブラックボディにレインボーロゴが強そう! でも、これもちょっと硬い。そして突然、右に飛んでしまう。「オリジナルがつかまりすぎて左に飛んでしまいスピードが乗らない人には、ディアマナのようなヘッドが返りづらいシャフトがおすすめなのですが、硬すぎるようですね」(阿部さん)。筆者のひ弱なスイングではヘッドを返すことができず右に行ってしまうようです。

↑ディアマナも世紀末覇者みたいに強そうでカッコいいのだけど、合いませんでした

 

↑ディアマナに変えたら突然大きく右に曲がってしまいました(水色のライン)

 

このように、同じRシャフトでもメーカーによって、ブランドによって性能が全く異なることが、試打によって体感できるのです。たくさんの種類のシャフトから自分にあった1本を探せるのがクラブフィッティングの醍醐味ですね。ちなみにフィッティングは無料で、筆者はオリジナルシャフトがばっちり合っていたため+αの費用はかからず、標準価格でクラブが購入できることになります

 

世界で1本の自分だけのオリジナルパター

なお、銀座店ではオリジナルパターの制作も大人気。テーラーメイドと言えば「スパイダー」。そのスパイダーおよび「スパイダーX」をマイカラーに染め上げて世界で1本のパターに仕上げることができます。

 

選べるのはネック形状、真っ直ぐ打ち出すためのサイトラインの有無と形状/カラー、そしてヘッド/ウエイト/フェースインサート/テーラーメイドバッジ/スパイダーバッジ/グリップそれぞれのカラー、シャフトの長さ。その組み合わせは実に400億通り。銀座店でカラーサンプルを見ながらパソコンに打ち込むだけでマイスパイダーが注文できます。仕上がりは4週間後とのことです。

↑構え方やスイングのクセを見て、最適なパターの選び方も指南してくれます

 

↑カラーサンプルも用意されているので実際の出来上がりをイメージしやすい

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

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