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2022/10/31 20:45

5ヤードも飛距離が伸びて真っ直ぐ飛んだよ! 芹澤信雄プロデュース「ゴルフ練習キット」は新品クラブ買うより身になる力になる

新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、「ゴルフは屋外で密集せずに楽しめるスポーツ」として、今改めて世界的なブームになっています。一方で、ゴルフを楽しむために真面目に練習しても、なかなか上達しないという悩ましい声もよく耳にします。今回は、そんな悩みを解消してくれる、練習器具なのに実際に打てるという画期的なゴルフ練習器具「LAGトレーナー by SERIZAWAをご紹介します!

 

そもそもの話、“手打ち”スイングになりがちなワケ

ゴルフクラブはグリップ(手で握る場所)とフェース(ボールが当たる場所)が延長線上に位置してないため、ボールを真っすぐ打つのがとても難しいものです。また、ゴルフクラブと自分の体の接点がグリップと手のひらのみなので、どうしても手の動きと腕の動きだけでクラブを振ろうとしてしまいます。これは俗に言う “手打ち” という現象で、ボールを真っすぐ遠くに飛ばすのが難しくなります。

 

本来は、下半身の大きな筋肉の力を使ってボディターンで打つのが正しいスイングなのですが、実際にその動きを習得できないゴルファーが大半だといえます。そんなゴルファーに向けて開発されたのが、「LAGトレーナー by SERIZAWA」。さっそくその画期的な練習器具を試してみました。

 

ボディターンスイングを4種類のアイテムで習得

LAGトレーナー by SERIZAWA」が名称に冠している「LAG」とは、上半身と下半身のねじれのこと。このねじれを作ることによって手打ちスイングになることを防ぎ、理想的なボディターンスイングを身につけられます。

 

「by SERIZAWA」は、その名の通りプロゴルファーの芹澤信雄がプロデュースしている証です。芹澤氏は、これまでに男子ツアーで5勝を挙げているトッププロであり、また教え上手なことでも知られています。

そんな芹澤氏が率いる「TEAM SERIZAWA」のスイングポリシーをアマチュアゴルファーに伝授するため、ゴルフ練習器具の製作に定評があるTabata(株式会社タバタ)とコンビを組んで開発された最新ゴルフ練習器具が、この「LAGトレーナー by SERIZAWA」なのです。

 

中身を開けてみると、シャフトが短い(約65センチ)素振り用のクラブ(以下、ポジションチェッカー)、ピッチングウェッジと同じくらいの長さ(約91センチ)の練習用クラブ(以下、マスターアイアン#10)、水色のプラスチック器具(以下、ベンディングアーム)、黒色のゴム状の器具(以下、エクステンドコード)という4つのアイテムが入っていました。ポジションチェッカーとマスターアイアン#10はいずれも、グリップエンドに器具が装着できるようにねじ穴がついています。

↑「LAGトレーナー by SERIZAWA」一式  ※ボールは別売り

 

ポジションチェッカーは室内でもフルスイングできる素振り用クラブ

ポジションチェッカーは、室内でもフルスイングできるコンパクトな設計。シャフトにリング状のサウンドマグネットがついており、このリングがスイング中に上下動します。その際にカチッと音が鳴るタイミングで、スイングの良し悪しを判断することができるのだそう。

 

マスターアイアン#10は、なんと実際に練習場などでボールを打つことができる設計です。これらに、ベンディングアームやエクステンドコードを装着した状態でボールを打つことで、スイングの悪いクセを実感することができ、理想的なスイングが体にしみこみ、その会得につながりやすくなるという機能を備えているのです。

↑ポジションチェッカーのシャフトに付いているリング状のサウンドマグネット

 

ベンディングアームで方向性のよいスイングが身につく

今回は室内での撮影でしたが、マスターアイアン#10も十分に振れるスペースだったので、さっそくベンディングアームから装着して体験してみることにしました。

 

ベンディングアームは、アドレスの際にアームが左手の内側に当たるようにグリップエンドに装着し、正しく手首を動かすとクラブを振り上げたときにアームの先端が左手の外側に移動する仕組みです。逆に、フォームが正しくないとアームの先端は左手の内側に残ってしまうので、すぐに気づくことができます。

↑ベンディングアーム装着の流れ。アドレスの際には、アームが左手の内側に当たるようにグリップエンドに装着する

 

その性能を確かめるために、クラブをインサイドに上げる、オンプレーン(正しい軌道)に上げる、そしてアウトサイドに上げるの3パターンを試してみました。すると、確かにクラブをオンプレーンに上げたときのみ、アームの先端が左腕の外側に移動しないようになっていたことには感心しました。

↑クラブをオンプレーンに上げると、アームの先端が左腕の外側(手前側)に移動する

↑クラブをインサイドやアウトサイドへ上げると、アームの先端は左腕の内側(奥側)に残る

 

エクステンドコードで飛距離アップが実現できる

次に試したのは、エクステンドコード。こちらも、グリップエンドに装着してから使用します。装着後は、コードを右肩に引っかけ、背中側から左脇に回してアドレスします。

↑エクステンドコードもグリップエンドにねじで装着できる
↑エクステンドコードを右肩にかけ背中側から左脇に回したら準備完了だ

 

左脇から背中にコードの張りを感じながら深いねじれを作ることで、コードが伸縮する勢いを利用し、フィニッシュまで一気に振り抜くことができる仕組みです。

要するに、ゴムの伸び縮みを利用することでボディターンスイングが自然発生する器具だということです。エクステンドコードを使用することで、普段のスイングでは出せない加速感を楽しめる上に、手打ちスイングも矯正されるのが嬉しいですね。

 

ベンディングアームとエクステンドコードの同時装着も可能

さらに、ベンディングアームとエクステンドコードは同時に装着することも可能。ベンディングアームのねじを外し、エクステンドコードのねじを差し込んでグリップエンドに同時に装着すれば、方向性と飛距離を同時に強化することができるのです。

↑ベンディングアームとエクステンドコード装着の流れ。方向性と飛距離をあわせて矯正したいときには、この使用方法がおすすめだ

 

器具を装着したまま、実際にボールを打てる画期的アイテム

↑画像はナナ福神公式サイトのドリル動画から。ポジションチェッカーとエクステンドコードを合わせて使うことで方向性と飛距離が改善される

 

器具の使い方が分かれば、器具を装着した状態で実際にボールを打ってみたくなるのがゴルファーの性です。とはいえ、屋外の開放的なゴルフ練習場で、いきなりこの器具を装着した状態でボールがちゃんと打てるかどうかも、まずやってみなければ分かりません。ということで、今回は個室に区切られているインドアゴルフスタジオに、マスターアイアン#10を持ち込んで試打してみることにしました!

 

さて、まずはベンディングアームを装着して試し打ち。クラブを振り上げたときにアームの先端が左手の外側に移動するかどうかに意識が向くので、クラブを振り抜く動きが少しおろそかになってしまい、ボールがやや右方向に飛び出しました。慣れてくればフォロースルー側の動きもスムーズになるのですが、テークバックの方向性を整えるだけではボールは真っすぐに飛んでくれないことを実感する結果となりました。

 

次に、エクステンドコードを装着して打ってみました。すると、ダウンスイングからフォロースルーにかけてヘッドが普段よりも加速するので、ボールがやや左方向に飛び出してしまいました。こちらもコツをつかむと、スイング軸を安定させて真っすぐ打つことができるようになるのですが、軸がブレてしまうと左に引っかかります。ただし、さすがというべきか、ヘッドスピードは器具装着前よりもアップし、飛距離も5ヤード程伸びる効果を実感することができました。

 

最後にベンディングアームとエクステンドコードを同時に装着して打つと、テークバックとフォロースルーのバランスがよくなったことで、前述の通り方向性と飛距離の改善が両立していることが実感として得られました。これらの練習のコツは、ナナ福神の公式サイト内で、ドリル1~7として紹介されており、動画でも確認することができるので、ぜひ参考にしてみてください。

 

器具なしの状態でボールを打ったとき、個人的により効果を感じられたのはヘッドの加速感。体が覚えていたようで、飛距離が5ヤード程伸びた状態をキープすることが出来たのです。例えば、陸上競技の短距離走のトレーニングで、チューブの力で体を前方に牽引してもらうことで走者が自力で走る以上の速さを出すという練習方法があると思います。エクステンドコードは、それのゴルフスイングバージョンのようなイメージだと思いました。

 

このように、ゴルフレベルの向上に「LAGトレーナー by SERIZAWA」は実に効果的ですが、実際にボールを打ってみた印象として、初心者がいきなり当該商品を使ってボールを打つのは難しいとも感じました。ボールを打つ練習をするのであれば、普通のクラブで10球のうち8~9球はそれなりに当たる人が使うとより効果的でしょう。初心者の場合は、素振り練習であれば十分に「LAGトレーナー by SERIZAWA」の良さを体感することができると思います。

 

LAGトレーナー by SERIZAWA」は、テレビ東京が運営する公式クラウドファウンディングサイト「ナナ福神」でプロジェクト支援の募集が始まったばかりのアイテム。価格は、先着50セット限定特別先行割引が1万5800円、先行割引がこちらも50セット限りで1万7800円、通常販売が1万9800円です。正直、この価格を見た人のなかには、「新品のクラブが1本買えるじゃん」と感じた人もいると思います。しかし、ゴルフクラブは新品であろうが、性能が優れていようが、フェースにボールがしっかり当たらなければ真っすぐ飛びません。それらを左右するのはゴルファー自身がどのように体を動かし、またどのようにゴルフクラブが動くのかを知ることが重要なのです。

 

そのために、「LAGトレーナー by SERIZAWA」は効果的かつ効率的な練習器具であるといえるでしょう。「独学で練習してもなかなか上達しない」「レッスンに通っているけどスイングのコツが今イチつかめない」という人は、正しいスイングを身につけるための投資としてぜひ「LAGトレーナー by SERIZAWA」を活用してみてはいかがでしょうか。

 

【関連リンク】

芹澤信雄プロデュース「LAGトレーナー by SERIZAWA」