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2017/4/19 12:31

「とんでもないサクセスストーリーだ!」ぺんてる「サインペン」が歩んできた歴史がネット上で大反響!

ぺんてるが発売する「サインペン」は1963年に誕生して以来、現在も愛されている超ロングセラー製品。そんな「サインペン」が歩んできた歴史が「とんでもないサクセスストーリーだ!」と話題になっている。

出典画像:「ぺんてる」公式サイトより。
出典画像:「ぺんてる」公式サイトより

 

「サインペン」が掴み取ったサクセスストーリー

「サインペン」が誕生する前によく使われていたアメリカ製の油性マーカーは、裏写りしてしまったり、ペン先が太くて画数の多い文字を書きにくかったり、という弱点があった。そんななか、ぺんてるは1960年に発売された「ぺんてるぺん」を改良し、1963年に「サインペン」を発売した。

 

これまでの油性マーカーや「ぺんてるぺん」と異なり、裏写りもせず文字がにじまない細字マーカー「サインペン」は、開発に8年を費やした画期的な商品。しかし、評判は悪くないにも関わらずヒットには繋がらなかった。売り上げが伸び悩む中、「サインペン」誕生の翌年、ぺんてるがアメリカの見本市で配布したサインペンの1本が当時のアメリカ大統領リンドン・ジョンソンの手元に渡ることとなる。するとジョンソン大統領はその書き味に感激し、1度に24ダース(288本)も注文するほどのお気に入りに。そして、この話を耳にしたマスコミが“大統領が使う不思議なペン”と報道したところアメリカで大ブレイク。日本では逆輸入の形でヒットを記録している。

 

この「サインペン」が歩んできた歴史がTwitter上で拡散されると、「シンデレラストーリーじゃん!」」「嘘だと思って調べたら、嘘みたいな本当の話だった…」「普段何気なく使っているものにそんなストーリーがあるとは」「偉大なひとりに認められれば、他多数にも認められるということか」「私もサインペン大好きです大統領! 誰か知らんけど」と話題に。

 

宇宙に行ったこともある「サインペン」

アメリカ大統領のお気に入りとして有名になった「サインペン」に、アメリカ航空宇宙局(NASA)も注目。宇宙では、重力を利用して文字を書くボールペンを使用することができないため、NASAは重力に頼らずインクを吸い上げる構造の「サインペン」を無重力空間でも使える公式スペースペンとして指定。「サインペン」は1965~66年の有人宇宙飛行「ジェミニ」に乗船し、宇宙旅行を楽しんだ経験もある。

 

発売から50年以上が経った現在、「サインペン」という単語は紙に筆記するマーカーペン全般を指す単語として一般名詞化し、広辞苑にも掲載されるまでになっている。