文房具
2018/6/12 19:00

憧れの“活版印刷”技術をポータブルに!「世界で1枚の名刺」を作る印刷機の魅力

ビジネスにおいて「名刺」は自己紹介に必要不可欠なアイテム。デザインひとつで相手に与える印象が変わることもあるが、ひと味違う名刺作りにぴったりなアイテムが支援プロジェクトを展開して話題を集めている。

出典画像:「活版の魅力を味わえる。グッドデザイン賞を受賞したポータブル活版印刷機:一枚の名刺」Makuake より

 

ポータブル活版印刷機「一枚の名刺」とは?

クラウドファンディングサイトMakuakeでプロジェクトを展開しているのは、台湾発のポータブル活版印刷機「一枚の名刺」。ポータブルという現代性と、昔ながらの「活版印刷」が組み合わさった魅惑のアイテムだ。

 

活版印刷は1000年近くの歴史のなかで発展し、「知識の伝達」に大きな貢献をもたらした技術。現在はデジタル化に伴い産業としては衰退したものの、一文字ずつ鉛の活字を組み、インキで印刷される“ぬくもり”と“手ざわり”にこだわりを感じる人は多い。そこでプロジェクト発起人は、リーズナブルで操作の簡単な活版印刷機を製作。“世界で1枚だけの名刺”を作るための「一枚の名刺」を完成させた。

出典画像:「活版の魅力を味わえる。グッドデザイン賞を受賞したポータブル活版印刷機:一枚の名刺」Makuake より

 

優れたデザイン性を追及

インキと紙上の凹凸が美しさを生み出す同アイテムは、使う人の力加減によって文字の擦れや濃淡などそれぞれ違った味わいが楽しめるのがポイント。開発段階で「サイズダウン」の改良も重ねられており、まさに「持ち運べる工芸品」となった。ちなみに2017年に日本で「グッドデザイン賞」、台湾で「Golden Pin Design Award」年間最優秀デザイン賞を受賞している。

出典画像:「活版の魅力を味わえる。グッドデザイン賞を受賞したポータブル活版印刷機:一枚の名刺」Makuake より

 

「一枚の名刺」は材質にもこだわっており、素材によって支援コースの金額が変動。流れるような紋様が綺麗に詰まった「松材」版が1万3000円、木目と色つやが美しく耐腐食性に優れた「台湾ヒノキ」愛蔵版が2万1200円、貴重で経済価値も高い「台湾クスノキ」愛蔵版が2万2600円のコースで用意された。

 

支援者は既に100名を超えており、プロジェクト終了まで19日を残して支援金は283万3500円に到達。ネット上には応援の声が続出しており、「とても素敵なプロジェクトじゃないか」「いま使ってる名刺のアップデートのため支援します!」「活版印刷に憧れていたので届くのが楽しみ」「活版印刷の知名度の向上や技術の伝承に、少しでも力になれれば嬉しいです」といったメッセージが溢れ返っている。

 

名刺のデザイン性に個性を与えると同時に、技術の伝承にもつながる「一枚の名刺」。この機会に、活版印刷の技術と魅力に触れてみては?

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