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世界がサステナビリティ社会の実現に取り組むなか、食料分野は課題の多い分野の1つ。美食の国イタリアでも、その課題は無視できないものと考えられています。2019年5月に行われた食の見本市「ミラノ・フードシティ」でも、国連が提唱したアジェンダに沿って持続可能な食料分野の発展をどう考えるかというシンポジウムが開催されました。環境に優しい、オーガニック&バイオロジカルな素材を扱う食料品店やレストランも、実際には何年も前から出現しています。とは言え人の嗜好は簡単には変わらず、そういったものはニッチなジャンルに止まっているのが現実でした。

世界におけるSGDs(持続可能な開発目標)の意識の高まりとともに、人気を集めているのがビーガン食品。イギリスではもともとビーガンだった人だけでなく、一般消費者にも浸透してきています。本稿では、単なる一過性ではなさそうなイギリスのビーガンブームに迫ります。

9月にイタリア・ミラノで行われたミラノ・ファッション・ウイークは、サステナビリティ社会の提唱に向けて重要な機会となりました。さきのG7ピアリッツ・サミットで提唱された「環境のためのファッション協定」を受けて、このコレクションでは主要のファッション会社が持続可能社会形成のための提言を行いました。ベーシックさと伝統の融合をテーマにシンプルなデザインのコレクションを打ち出したプラダを筆頭に、イタリアのラグジュアリーブランドも価値観の変容を提案しています。