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2017/11/2 6:00

“料金”で切符を選択するのは時代遅れ!? 日本の券売機の不便さを指摘したツイートが大反響

今月とあるTwitterユーザーが、日本の自動券売機の不便な点をツイートで指摘。ツイートから3日間だけでも7万7000を超えるリツイートがされ大反響になり、様々な意見が寄せられた。

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出典画像:Dick Thomas Johnson / Ticket Machine (from Flickr, CC BY 2.0)※画像はイメージです

 

日本の券売機は時代遅れ?

話題になったのは、券売機が“目的地”ではなく“料金”で切符を買わせることに疑問を呈するツイート。現在日本の券売機は以前のような“ボタン式”ではなく、液晶のタッチパネルが主流。しかし画面に表示されている情報は結局“ボタン式”からほとんど変わっておらず、ユーザーは一度アナログな路線図と照らし合わせて切符を購入しなくてはならない。

 

そんな“当たり前”と受け入れられている券売機のシステムに一石を投じる同ツイートが、SNS上でたちまち話題に。「今まで全く疑問に思わなかったけど、言われてみれば確かに不便かも…」「地元の路線に慣れた人ならまだいいけど、外国人観光客からしたらたまったものじゃないよな」「古い習慣がいつまでも残るのはこの国ではよくあること」と共感の声が続出した。

 

ではどのようなユーザーインターフェイス(以下、UI)を採用すれば、初見の人もよりスムーズに切符を購入できるようになるのだろうか。このTwitterユーザーが最初に提案したのは、路線図をそのまま液晶画面に表示させるというもの。実際にこのUIは、中国の大都市・上海の地下鉄などでも採用されている。

 

しかしこの方法には「東京の地下鉄とかで路線図を表示させるとすごいことになりそう…」「券売機のヘビーユーザーである“お年寄り”が買いにくくなっちゃうのでは?」との反論も。日本の交通網の複雑さや、世代間での利便性に対するギャップ考慮した画期的なUIが求められているようだ。

 

実は進化している日本の券売機

とはいえ日本の地下鉄も、外国人に優しくない従来の券売機をただそのままにしている訳ではない。東京都交通局は今年、東京地下鉄株式会社と共同で開発した新型の券売機を「都営地下鉄」31駅に導入した。

 

この券売機では、32インチの大型高精細ディスプレイを採用。英語や日本語だけでなく、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、フランス語、スペイン語、タイ語の8言語に対応した、外国人観光客に優しい作りになっている。

「東京都交通局」公式サイトより
出典画像:「東京都交通局」公式サイトより

 

そして何より注目したいのが、運賃表を確認することなく画面操作のみで切符を購入できる新しいUI。「駅名で探す」「路線図で探す」「駅番号で探す」「観光スポットで探す」という4つの検索方法を選択できる。例えば「路線図で探す」の場合、選択すると都営地下鉄・都営メトロの全ての駅を網羅した路線図が画面に。その中から目的地をタップすると、値段だけでなく“出発駅から目的駅までの乗車経路”まで表示される。

 

2020年の東京オリンピックに向けて増加が見込まれる訪日外国人に、この次世代券売機はどのような威力を発揮するのか。今後の経過を見守っていきたい。

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