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2017/12/15 16:00

美文字王子が「年賀状の書き方」を伝授!“あけましておめでとうございます”を大人っぽく書く3つのコツ

そろそろ年賀状の準備をしたい時期になってきたものの、きれいに文字を書けなくてなんだかおっくう… という人も少なくないはず。12月5日に放送された「あさイチ」では、年賀状を美しく書く方法が特集された。

出典画像:青山浩之公式サイトより
出典画像:青山浩之公式サイトより

 

「あけましておめでとうございます」をきれいに書くには?

年賀状のコツを教えてくれたのは、美文字の伝道師・青山浩之。「100%書き込み式ペン字練習帳」などの著作をもち、横浜国立大学の教授としても活躍している。

 

ひらがなを書くうえでまず抑えておきたいのが、「曲線右上がりルール」「横結びへの字ルール」「縦結びくの字ルール」の3つ。

 

「曲線右上がりルール」は、「あけましておめでとう」で使う“あ・お・め”の「大きく右にぐるっと回るカーブ」の曲線を右上がりに書くというもの。これでぐっと大人っぽい印象を与えることができる。

 

多くの人が悩むのが「結び」の部分。そもそも「結び」とは“ま・す”のように“円を描くようにしてくるっと回す部分”のこと。「おめでとうございます」と書くと、結びが2連続で出てくるので目立ってしまう。そこで登場するのが「横結びへの字ルール」「縦結びくの字ルール」。

 

“ま”のように結びの部分が横長の文字は、円の上側をひらがなの“へ”のように角度をつけてカーブさせると美文字に。“す”のような縦長の結びは、左側の辺を“く”のように角度をつけることが大切。こちらも、ただ円を描くよりもぐっと大人っぽい文字に仕上げることができる。

 

“春”には美文字のコツが満載!

漢字の場合は、「迎春」という言葉を使ってレクチャー。“迎”や“近”といった「しんにょう」「えんにょう」のある文字は、しんにょうの中に上の部分が収まるように書くように。

 

また、“春”や「賀正」の“正”、“年”などは線と線の隙間を均等にすると落ち着いた文字になる。“春”のように横線が複数ある文字は、一本だけ長く書くのもメリハリをつけるためには有効だ。

 

“春”にはさらに多くのコツが詰まっていて、「横線と左払い、右払い」がある場合は横線よりも払いを長く書くことで安定感がアップ。さらに“春”のなかにある“日”のような四角く囲まれた文字は、縦線をすぼめたりせず、まっすぐ平行に書くと美文字になる。

 

ちなみに、今回年賀状を教えてくれた青山浩之は美文字研究家として様々なイベントやメディアに登場。サントリーの「金麦」公式サイトでは、「ピタ、カク、ピト」というコツを伝授している。これは、「止めるべき線をピタッと止め、角をきちっとカクっと折り、線と線が接するところはちゃんとピトっとくっつける」というシンプルなルール。しかし、これができていない人はたとえゆっくり書いたとしても丁寧な文字には見えないという。

 

「書かれた線を見て文字を読んでいると思いがちですが、実は目は、線によって仕切られたスキマも一緒に見ているのです」など、ハッとするような言葉も残す青山。爽やかなたたずまいから「美文字王子」と呼ばれることもあり、「文字が、書くお姿がたまらない!」という声も。年賀状を書く前に、青山の語る美文字のコツをさらに調べてみよう。