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2018/9/12 20:50

「さんまは目黒に限る!」 落語にちなんだ“さんま祭り”が今年も大盛況!

9月9日に、毎年恒例「目黒のさんま祭り」が開催された。例年2万人以上が訪れるという同イベント。今年も新鮮なさんまが約7000匹ほど用意され、大盛況に終わったようだ。

※画像はイメージです

 

脂がのった目黒のさんまに舌鼓

「目黒のさんま祭り」は平成8年から行われてきた、さんまを食べるイベント。第3回からは徳島県産の“すだち”も用意され、さんまに香りを添えている。その後も様々な地域や青年団が協力し、備長炭や大根おろしなどを提供。また祭りの元ネタである、落語「目黒のさんま」の寄席も魅力の1つ。

 

今年も多くの人が目黒のさんまを食べに訪れ、ネット上では「数時間並んだけど、めっちゃ美味しくて大満足!」「今年も脂がのってて最高のさんまだった。すだちと大根おろしがよく合う」「やっぱりさんまは目黒に限る!」といった声が。秋の味覚・さんまをしっかりと堪能できたようだ。

 

「目黒のさんま祭り」は終わってしまったが、この時期になると至るところでさんまの提供イベントが行われている。9月16日の「第42回目黒区民まつり」でも、“別の”「目黒のさんま祭り」が開催されさんまを提供。同イベントでは他にも、「ふるさと物産展」「おまつり広場」「子ども広場」といった催しがあるのでこちらも注目したい。

 

海がない目黒でさんまを食べる理由

しかしなぜ海がない目黒でさんまなのか、落語「目黒のさんま」を知らない人はピンとこないだろう。ざっとあらすじを紹介すると、普段は手の込んだ料理しか食べない将軍が、狩猟の帰りに目黒の茶屋でさんまを食べるお話。さんまを焼いただけの庶民的な料理だが、将軍はその美味しさに感動。後日さんまを取り寄せるよう命令するも、家来は手の込んだ調理法で料理してしまう。

 

美味しくないさんまに将軍が「どこで取り寄せた?」と質問すると、家来は「銚子沖にございます」と返答。最後は、将軍の「それはいかん。さんまは目黒に限る」という台詞で終了… という話だった。

 

そんな落語にちなんで「目黒のさんま」が振る舞われているが、目黒以外でもさんまを食べられるイベントが。9月23日には東京タワーで、「三陸・大船渡 東京タワーさんままつり」が実施される。

 

庶民料理として今も根づいている“さんま”は、お祭りで食べるとまた格別。江戸時代の将軍も唸らせたさんまの味を、堪能してみてはいかがだろうか?

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