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2018/10/1 11:30

東京都民は“4週連続3連休”中? 10月1日に制定された「都民の日」とは

土曜日から月曜日にかけての“3連休”が、2週にわたって続いた9月後半。10月は8日月曜日が「体育の日」なので、1週開けて再び3連休になる形だ。そんななか、東京都では“4週連続3連休”という状況が発生しているのをご存じだろうか。その理由を探るべく、今回は3連休のポイントになる10月1日の「都民の日」について紹介しよう。

※画像はイメージです

 

“4週連続3連休”を実現させた「都民の日」とは?

9月のカレンダーを見ると17日月曜日が「敬老の日」、24日が「秋分の日」の振替休日。10月は1日(平日月曜日)を挟んで8日が「体育の日」となるので、「10月1日も休みだったら良かったのに」と恨めしく感じるかもしれない。実は都内では「都民の日」を休日にする公立の小・中・高の学校や企業が多く、その影響で“4週連続3連休”が実現している。

 

都内に住んでいなければ聞き慣れない都民の日だが、「東京都生活文化局」の公式サイトによると“謂われ”は明治時代までさかのぼる。明治22年5月に「東京市」が誕生したものの、「市制特例」によって市民の市政参加は大きく制限されていた。そこで市政参加への道を広げるべく市会や市民が粘り強く運動を続け、明治31年に市制特例が廃止。さらに10月1日には、市会により選ばれた市長を有する“新しい東京市”が誕生した。

 

新しい東京市誕生の歴史を忘れないため、大正11年に10月1日を「自治記念日」と制定。さらに“自治の大切さを自覚しよう”という願いをこめて、昭和27年に名称が「都民の日」となった。ちなみに「北海道みんなの日」や「県民の日」などが各地で定められているが、それぞれ日づけや内容が異なるほか、そもそも制定されていない府県もあるので注意しよう。

 

都内の有名施設が無料に!

「都民の日条例」をチェックすると、第三条には「都民の日には、東京都庁及び所属公庁は、都政の普及と理解に資するため諸施設を公開し、各種の記念行事を行うものとする」という内容が。また第四条には「都民の日には、都の営造物及び諸施設の使用料、手数料及び入場料その他の料金で別に知事が指定するものに限り、当該条例の規定にかかわらず特にこれを減免することができる」とあり、都民の日を記念して無料開放となる施設が多い。

 

例えば上野動物園・多摩動物公園・葛西臨海水族園・井の頭自然文化園は、揃って入園料が無料に。また東京動物園協会の運営する「東京ズーネット」によると、「都民の方に限りません。おとなの方も、お子さんも、どなたも入園無料」としている。

出典画像:東京ズーネット 公式サイトより

 

ネット上では「みんなー! 都内の動物園めぐりができるぞー!」「せっかくの無料開放だからなるべく効率よく回りたい」「都民の日、しっかり有効活用させていただきます」といった声が。各施設の情報をしっかり調べて、ぜひ都民の日を有意義に過ごしてほしい。

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