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2018/10/31 7:00

環境に影響をおよぼすパッケージや製品は「必要ない」が半数以上――脱プラスチックに関する意識調査。

マクロミルは、「脱プラスチックに関する意識」について調査を実施しました。「ごみの分別」を9割近くの人が実施しており、4人に1人は、普段から「割り箸やストロー」を断っていることが分かりました。不要・過剰だと思う使い捨てプラスチック製品の1位は「外包装フィルム」。多少不便でも環境に影響のあるパッケージや製品は「必要ない」と考えている人は半数上でした。

 

環境に配慮した普段の行動で、最も多くの人が行っているのは「ごみの分別」で87%でした。自治体ごとのごみ分別ルールや、公共施設の分別用ごみ箱の設置といった社会全体での取り組みが背景にあるのかもしれません。2番目以降は、「洗剤などは詰め替え商品を買う」が70%、「エコバッグの使用」が66%、「牛乳パックや食品トレイなどリサイクル品回収への協力」が53%で、いずれも半数以上の人が行っています。

出典画像:プレスリリースより

 

最近では、飲食店やファストフード店でプラスチック製ストローを廃止するといったニュースが相次いでいます。普段から「割り箸やストローを断る」という人は24%で、およそ4人に1人が実行している状況です。性年代別にみると、断る割合は圧倒的に女性が高いです。中でも上の年代に高い傾向が見られ、60代女性は46%でした。逆に、20代男性は極端に低く、わずか5%にとどまっています

 

プラスチック製品についてですが、プラスチック製のパッケージや使い捨て容器が「不要だ・過剰だ」と思うことがある人は65%でした。具体的には「外包装フィルム」が不要・過剰と思う人が最多の57%。続いて「使い捨てストロー」が46%、「使い捨てスプーン・フォーク」が45%で、ほぼ並びました。「通販などの緩衝材」「お菓子などの個包装」などを抑え、飲むためや食べるためのプラ製アイテムが上位に入るという結果となっています。ニュースなどでも話題にあがる「レジ袋」については10位で28%と、必要性を感じている人も多くいるようです。

出典画像:プレスリリースより

 

「環境に配慮したパッケージや製品を提供する企業はイメージが良い」と回答した人は80%にのぼりました。一方、「多少不便になっても環境に影響のあるパッケージや使い捨ての製品は必要ない」は54%、「価格が上がったとしても環境に配慮したパッケージの製品を買いたい」は36%でした。「どちらともいえない」という回答に注目すると、不便さや値上げという条件がつくとスコアが顕著に増加しています。

 

プラごみ削減や脱プラの動きが活発化しており、企業としての今後の対応について大手飲食店や小売店などから対策が発表されています。こうした企業に対し良いイメージを持ちつつも、一方で「不便さ」や「値上げ」という条件がつくと、購買に迷いが生じる人も一定数存在することがわかりました。

 

昨年末、世界のプラスチック廃棄物の約6割を輸入していた中国が、プラスチックの輸入禁止を宣言しました。これまでプラスチック廃棄物のほとんどを中国に輸出していた日本も、その対応に追われています。プラスチック廃棄物については、海洋汚染や中国など東南アジアの国々でのプラごみ輸入中止などの「処理問題」があります。こうした問題について認知を問う質問では「知っていた」人が27%にとどまりました。なぜ使い捨てプラ製品をやめるのか、なぜ他の製品に代用するのかといった背景もあわせて周知することが、プラごみ削減や脱プラの浸透には必要なのかもしれません。

出典画像:プレスリリースより

 

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