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2019/4/24 7:00

飲食店では「キャッシュレス派」が52.9%で「現金派」を上回る―飲食店キャッシュレス決済の利用実態

ホットペッパーグルメ外食総研(https://www.hotpepper.jp/ggs/)は、飲食店でのキャッシュレス決済の利用実態と意向についての消費者アンケートを実施しました。

 

飲食店での支払いでは、「キャッシュレス派」が52.9%と、「現金派」を上回りました。今後の支払いについては、キャッシュレス決済を「利用したい」が計78.8%に上っています。「ポイントやキャンペーン」がキャッシュレスの魅力のようです。

 

まず、現金以外での支払いが可能な飲食店での支払いについて聞きました。「ほぼ毎回、現金以外の支払い方法を利用している」と「現金以外の支払い方法の利用が多いが、時々現金で支払うこともある」を足した「キャッシュレス派」が計52.9%。一方で、「滅多に現金以外の支払い方法を利用しないが、時々ある」と「現金以外では支払いしない」を足した「現金派」が計47.1%と、「キャッシュレス派」がやや多い結果となりました。

 

出典画像:プレスリリースより

 

性年代別では、「キャッシュレス派」は30代男性が58.7%で最も多く、60代女性が57.1%と続きました。逆に、男女を通じて20代が最も「現金派」が多い結果となりました。キャッシュレスに関しては、アプリ活用などのITスキルを要する場合もあるため、50~60代では低くなる予測もありましたが、意外にも20代男女が最も現金で支払いたい意向が強いことが分かりました。圏域別では、首都圏で「キャッシュレス派」が最も多く54.8%、商いの街などと言われる関西圏では3圏域で唯一、「現金派」が半数を超える50.5%という実態も垣間見えました。

 

次に、現金以外での支払いが可能な飲食店で、これまでに利用したことのある支払い方法を聞きました。「クレジットカード」が圧倒的な1位で79.1%。2位は「交通系電子マネー」で29.6%、3位は「交通系以外の電子マネー」で18.2%といった結果でした。「現金しか利用しない・したことがない/現金しか利用できない」は16.3%でした。

出典画像:プレスリリースより

 

性年代別では、「クレジットカード」の回答が最も多かったのは、30代女性で84.7%でした。「交通系電子マネー」は20~40代男性の利用経験が多い結果となりました。「現金しか利用しない・したことがない/現金しか利用できない」では、20代男性の高さが顕著でした。今回、「現金派」で20代男女が多いという実態が見えますが、「クレジットカード」利用経験でも20代男女は全体平均より低い傾向にあります。20代でクレジットカードの利用が進んでいないこととの関連がありそうです。

 

現在、主に利用している支払い方法では、これまでと同様に1位は「クレジットカード」で59.9%でした。2位は「交通系以外の電子マネー」で4.6%、3位は「交通系電子マネー」で3.7%でしたが、2位以降の利用率は大きく下がる結果となりました。「現金しか利用しない・したことはない/現金しか利用できない」は27.9%で、実質的に現金払いが2位という結果です。特に20代女性では、「現金しか利用しない・したことはない/現金しか利用できない」が34.0%と、キャッシュレス化の推進を図る場合には、若年層にどう浸透させるかが課題になりそうです。

 

出典画像:プレスリリースより

 

支払い方法によってはアプリやカードの所持や初期設定などの準備を要しますが、すでに利用できる状態にある支払い方法で、実際に飲食店では利用したことがない支払い方法を聞きました。1位は「交通系電子マネー」が28.3%、2位は「携帯キャリア決済」が10.8%、3位は「交通系以外の電子マネー」が10.5%でした。中でも50代女性では「交通系電子マネー」が利用できる状態ながら利用したことがない人が34.7%と多い結果に。これらの支払い方法は、消費者側の意向で使われていないケースと、飲食店側が各決済方法に対応していないケースの両方が混在するとみられます。

 

出典画像:プレスリリースより

 

今後の支払い方法として、現金以外の利用について聞きました。 「積極的に利用したい」と「まあ利用してもよい」を合わせて78.8%と、「あまり利用したくない」と「まったく利用したくない」を合わせた21.2%よりも優勢という結果でした。30~60代男性と30代女性でキャッシュレス決済を利用したい意向は8割を超えている一方で、20代では「利用したくない・計」が、女性で26.4%、男性で25.4%と他の性年代よりやや多く、心理的な抵抗感があることがうかがえます。圏域別では、首都圏で最もキャッシュレス決済を利用したい意向が強く、東海圏では相対的に現金志向が強い結果となりました。

出典画像:プレスリリースより

 

キャッシュレスに対する考え方についても聞きました。ポジティブな理由の1位は「キャッシュレスにはポイントやキャンペーンなどの特典がある」の51.9%で、2位は「キャッシュレスの方が財布がスッキリする、身軽になる」で40.0%、3位は「キャッシュレスだと支払いが早く済む」が37.8%でした

 

一方、ネガティブな理由の1位は「キャッシュレスは請求額が膨らむ・使いすぎてしまうのが怖い」で21.9%、2位は「キャッシュレスはカード犯罪や個人情報漏えい等が不安」で19.3%、3位は「現金で事足りるし、それ以外の必要性を感じない」で12.8%でした。20~40代女性では「キャッシュレスは請求額が膨らむ・使いすぎてしまうのが怖い」の回答が多く、30~40代女性では「キャッシュレスはカード犯罪や個人情報漏えい等が不安」も多かったでした。30代や50~60代男性では「現金を持ち運ぶより、キャッシュレスのほうが安全」が多く、男女で不安を感じる内容の違いがありそうです。

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