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2019/8/29 7:30

10月からの「キャッシュレス決済でポイント還元」の認知率は約8割、還元される支払い手段を「持っていない」「分からない」計が4割超

リクルートライフスタイルの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、10月1日から実施予定の「キャッシュレス・消費者還元事業」についての消費者へのアンケートを実施しました。

 

外食時の「ポイント重視派」は59.8%でした。「キャッシュレス・消費者還元事業」の認知率は約8割に上ります。一方で、還元される支払い方法を「持っていない」「分からない」は計4割超でした。使えるキャッシュレス手段は「クレジットカード」が86.8%と最も多いです。10月から外食をする際にポイント還元を気にする人は約3分の2。「飲食店に入る直前に/ポイント還元がある店かどうかを確認」する人は3割以上となっています。

 

■普段、外食する飲食店を選ぶ際に、ポイントがたまることをどの程度重視しますか

出典画像:プレスリリースより

 

外食する飲食店を選ぶ際に、ポイントがたまることを重視するかについて聞きました。「とても重視する」と「まあ重視する」の合計である「ポイント重視派」は59.8%と過半数に上ります。性年代別では、20代男性が最多で67.6%、次いで30代男性が64.9%でした。逆に、60代男性では、「ポイント重視派」が51.0%と、すべて性別や年代別の中で最低となっています。圏域別では、関西圏の「ポイント重視派」が56.1%と他の圏域よりも少ない結果となりました。

 

 

10月1日から経済産業省が実施する「キャッシュレス・消費者還元事業」を知っていますか

出典画像:プレスリリースより

 

10月1日の消費税増税から経済産業省が実施する「キャッシュレス・消費者還元事業」についての認知率を聞きました。「内容まで詳しく知っている」人が19.1%、「ポイント還元があることは知っているが、詳しい内容までは知らない」人が59.2%と、認知率の合計は約8割でした。

 

消費者にポイントなどを還元するクレジットカード会社などから、詳細なキャンペーン内容の告知などがまだされていないケースが多いためとみられます。各社から詳細が案内されるとともに、「詳しい内容まで知っている」人の率が上昇しそうです。

 

性年代別では、普段からポイントを気にする割合が高い20~30代男性で「内容まで詳しく知っている」人がそれぞれ3割台と多いですが、女性の20~30代では「ポイント還元があることを知らない」人が、それぞれ3割台となりました。

 

10月1日から経済産業省が実施する「キャッシュレス・消費者還元事業」でポイント還元される支払い手段を持っていますか

出典画像:プレスリリースより

 

今回の「キャッシュレス・消費者還元事業」でポイントなどの還元を受けるためには、還元対象の飲食店と支払い方法でキャッシュレス決済をする必要があります。そのため、分かりづらい面も。こうした前提で、現時点でポイント還元を受けられる支払い手段を持っていると思うかについて聞きました。

 

その結果、59.1%の人が対象となる支払い手段を「持っていると思う」と回答しました。一方で「分からない」が25.1%、「持っていないと思う」が15.9%と、合計で4割を超えました。性年代別には、「持っていると思う」は60代男性が65.9%で最多、次いで50代男性が65.8%と、ほぼ同程度でした。逆に、20代女性では「持っていると思う」が50.5%と少なく、30~50代女性では「分からない」が3割以上となっています。

 

 

現在使えるキャッシュレスでの支払い方法

出典画像:プレスリリースより

 

現在使えるキャッシュレスの支払い方法を聞きました。1位は「クレジットカード」で86.8%、2位は「交通系電子マネー」で60.7%、3位は「交通系以外の電子マネー」で44.7%でした。20代ではやや「クレジットカード」の普及率が低く、性年代別では20~30代女性や圏域別では、首都圏での「交通系電子マネー」の普及率が高いです。さらに、40~50代女性で「交通系以外の電子マネー」の普及率が高く、また、20~40代男性と20代女性で「QRコード・バーコード決済」の普及率が高い結果となりました。

 

 

■ポイント還元が予定されている10月1日以降、外食をする際に気にすることについて

出典画像:プレスリリースより

 

ポイント還元が始まる10月1日以降に、外食をする際に気にすることについて、「店を決める前に」「飲食店に入る直前」「飲食店に入ってから、または、会計時に」の3つのタイミング別に聞きました。「気にすることはない」が最多で34.1%でした。一方で、3人に2人程度は気にするということにもなります。

 

気にする内容は、「店を決める前に/支払い方法ごとの違いを調べる」が32.1%、「飲食店に入る直前に/自分の支払い方法でポイント還元されるかどうかを確認する」が32.0%、「飲食店に入る直前に/ポイント還元がある店かどうかを確認する」が31.1%と、3割超でした。性年代別では、60代男性が「気にすることはない」が45.3%だった一方、30代女性で「店を決める前/支払い方法ごとの違いを調べる」 が40.4%との結果に。また、30代男性は「店を決める前に」調べる傾向が強く、60代女性は「飲食店に入ってから、または、会計時に」確認する傾向がうかがえます。

 

 

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