ジャストシステムは、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2019年9月度)」の結果を発表しました。
「5G」の認知は約8割に上るなど、この1年で大幅に向上しています。「5G」に最も期待するのは、「ネット利用のしやすさ」でした。また、「eスポーツ」を認知している人が約8割いることも分かりました。さらに、スマホユーザーの約4割が、「新型iPhoneに興味」を示しています。

スマホユーザーのうち、次世代通信システムである「5G」について認知している人は合計で81.1%でした。2018年9月度調査から29.4ポイント増加しています。「知っており、他の人に説明できる」人は10.5%、「知っているが、他の人に説明できるほどではない」人は31.7%、「聞いたことはあるが、よく知らない」人は38.9%でした。
「5G」を知っている人のうち、「5Gの実用化に期待している」人は72.0%でした。その理由を聞いたところ、「インターネットが利用しやすくなる」が最も多く67.8%となっています。次いで「動画が視聴しやすくなる」が61.8%、「ライブ動画が視聴しやすくなる」が42.4%でした。
「動画が視聴しやすくなる」と答えた人の割合では、10代の8割以上が、「5G」に快適な動画視聴環境の実現を期待しています。年代別に見てみると、10代が80.5%、20代が47.1%、30代が51.1%、40代が75.0%、50代が59.0%、60代が67.5%でした。
「eスポーツ」についての認知度は79.0%でした。2018年9月度調査から、認知度が15.9ポイント向上しています。「知っており、他の人に説明できる」と答えた人は13.7%、「知っているが、他の人に説明できるほどではない」人は29.8%、「聞いたことはあるが、よく知らない」人は35.5%となっています。
今年9月に発売された新型iPhoneについて、スマホユーザーのうち、「購入、または購入予約をした」人は4.2%でした。「とても興味を持っていて、購入を検討している」人は6.8%、「とても興味を持っているが、まだ購入検討までは至らない」人は11.5%、「やや興味を持っている」人は18.6%と、計36.9%の人が興味を持っていることがわかりました。また、新型iPhoneに興味がある人のうち、58.0%が「iPhone 11」、39.7%が「iPhone 11 Pro」、24.2%が「iPhone 11 Pro Max」に魅力を感じていました。