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2019/12/18 7:00

年末年始の海外旅行予約動向&2020年HIS旅のヒット予測――新規就航とラグビー人気が旅先にも変化をもたらす!?

エイチ・アイ・エスは、年末年始(2019年12月21日~2020年1月3日)の予約状況から、海外旅行の動向についてまとめました。ホノルル(ハワイ)が、総合・航空券ともに8年連続の1位となりました。

 

一方で、昨年は1位だったツアーでの順位が2位となるなど、ホノルルにFIT化の傾向がみられます。ツアーランキングの1位となったグアムは、新千歳・成田・中部・関空・福岡空港といった、各地域で展開するチャーター便を利用した商品が好調に推移しています。家族旅行の多いシーズンでもあり、小さな子ども連れでも行きやすい近場のリゾート地として人気です。また、HIS社員に「2020年ヒットしそうな旅先」についてアンケートを実施したところ、1位はロシアでした。

出典画像:プレスリリースより

 

例年、年末年始のランキングは定番の旅先に人気が集中するため、大きな差異が出にくい傾向にあります。ただ、今年はツアーランキングに変化がみられました。政情などを背景に韓国や香港が順位を下げ、替わりにアジアビーチが上位にランクインしています。

 

航空券・総合ランキングでは、上海への需要が高まっています。成田からの中国南方航空(10月27日~)や春秋航空(12月12日~)の新規就航による座席供給数の増加が背景にあると考えられます。また、昨年よりロサンゼルスが大きくランキングを上げました。最大9連休となる年末年始ならではの傾向といえそうです。

 

出典画像:プレスリリースより

人気の出発日は年内に集中しました。年末休暇の前半は海外旅行、後半は自宅でゆっくりする傾向がうかがえます。日並びの良さから9連休になる企業も多いため、長い旅程が必要になる長距離路線が好調です。特に、ヨーロッパやアメリカ方面は2桁増での推移となっています。

 

2020年はオリンピック・パラリンピックイヤーのため、多くの訪日客が見込まれます。夏の繁忙期と重なることから、オリンピック期間中も含めた前後の日程では飛行機の座席が取りづらい環境が予想されます。2020年ならではの需要効果や、最近の問い合わせ増加などを踏まえ、HIS社員に「2020年ヒットしそうな旅先」についてアンケートを実施し、結果をまとめました。

出典画像:プレスリリースより

ダントツの票を集めたのがロシアでした。中でも一番の注目は極東ウラジオストクです。成田と関空から直行便が就航していますが、2020年には日本航空(2月)とANA(3月)の就航が決まっており、さらに身近な旅先になること間違いなしです。両社は3月から羽田からのモスクワ線就航も発表しています。他にも、アエロフロート・ロシア航空が関空からモスクワ線(6月)、時期は未定ながらヤクーツク航空が成田からカムチャッカ線、オーロラ航空が成田からハバロフスク線、S7航空が羽田からウラジオストク線など、ロシア路線は今後も順次拡大が見込まれています。また、ロシア第二の都市であるサンクトペテルブルクが今年10月から、極東に続き電子ビザが導入されたこともプラス材料です。ロシア旅行元年の幕開けと言えるかもしれません。

 

出典画像:プレスリリースより

大盛況のうちに閉幕したラグビーW杯にちなんだ国や地域には、票が多く集まりました。中でもニュージーランドは2位と、高位にランクインしております。W杯など、大きなイベント後にある特定の国や地域に観光目的で注目が集まった大会は過去あまり例がなく、スポーツがイメージ向上の一役を担うコンテンツになることを感じました。年末年始のニュージーランド予約動向についても、前年比120%と好調です。

 

出典画像:プレスリリースより

トルコの渡航者数は年々回復しています。建国100周年の2023年に向け、観光客数7500万人以上を目標とすることをトルコ文化観光省が表明しました。ターキッシュエアラインズによる既存の成田-イスタンブール線に加え、2020年には羽田からも就航が決まっています。さらに2017年に運休した関空も再就航が決まりました。また、ANAが羽田-イスタンブール線を日本の航空会社として初就航することが決まるなど、増便によるさらなる渡航者数の増加が見込まれます。

 

 

出典画像:プレスリリースより

2018年に直行の定期便が撤退し、日本から訪れる人が年々減少していたサイパンですが、今年11月29日からのスカイマークによるデイリーでの就航をきかっけに復活するのでは、という声が多く聞かれます。

 

出典画像:プレスリリースより

2020年3月、エルアル・イスラエル航空が成田からテルアビブへ直行便を就航することをきっかけに、新しい旅先として注目を集めるのがイスラエルです。3つの宗教の聖地エルサレムや、浮遊体験ができる死海など、歴史とリゾートが楽しめます。

 

6位以下は次の通りです。

出典画像:プレスリリースより

 

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