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2020/2/18 7:30

50~60代女性の「マイバッグ」持参率は95%――SDGs17のゴール、全世代で最も共感するのは「すべての人に健康と福祉を」

カルチュア・コンビニエンス・クラブは、「エコ活動・SDGsに関するアンケート調査」を実施しました。

 

エコ・環境問題に関心がある人は8割に上ります。エコ活動のために普段持ち歩いているものは「エコバッグ」 、家庭ごみを捨てる際に気を付けていることは「缶・びん・ペットボトルの分別」、意識して行動していることは「水を流しっぱなしにしない」が、それぞれの回答のトップでした。SDGs17のゴールで、全世代で最も共感するのは3番目「すべての人に健康と福祉を」となっています。エコやSDGsを意識していると思われる企業・ブランドの1位は、「トヨタ自動車」でした。

 

出典画像:プレスリリースより

まず、エコ・環境問題に関心があるかどうかを聞いたところ、「関心がある」「やや関心がある」と回答をした人は79.3%と、環境問題への意識が高いことがうかがえます。性・年代別にみてみると、「関心がある」との回答が最も多かったのは50~60代の男性でした。一方で、最も少なかったのは10~20代の女性で22.2%にとどまっています。

 

出典画像:プレスリリースより

CO2削減などの環境問題が報じられるなか、「エシカル消費」「SDGs」「ESG投資」「サステナビリティ」「廃プラスチック問題」「フードロス(食品ロス)」といった言葉の意味をどのくらい理解しているのかを尋ねました。「内容まで詳細に知っている」「内容をある程度知っている」との回答は、「フードロス」の74.3%をトップに、「廃プラスチック」の62.0%、「サステナビリティ」の18.2%、「SDGs」の14.6%、「ESG投資」の7.2%、「エシカル消費」の5.4%と続きました。「SDGs」は10~20代で、「廃プラスチック問題」は50~60代でそれぞれ認知度が高いなど、年代における認知の差が見てとれます。

 

出典画像:プレスリリースより

最近は「マイストロー」といったエコグッズも登場しました。エコ活動のために普段持ち歩き活用しているものを聞いたところ、「エコバッグ」が75.7%の人が持参しているとの回答を得ました。2位は「マイボトル」で47.3%、3位は「手作りのお弁当(使い捨て容器は除く)」で32.3%、4位は「マイ箸」で15.2%、5位は「マイカップ」で14.0%と続きます。

 

性・年代別に見ると、エコ活動への貢献度が非常に高いのは50~60代の女性でした。「エコバッグ」は94.9%、「マイボトル」も60.9%となっています。また、10~20代の女性では「手作りのお弁当」が48.5%と、半数近くに。一方、10~20代の男性は「あてはまるものはない」との回答が28.5%と、エコ活動を意識した行動をしない割合が3割近くいることが分かりました。

 

出典画像:プレスリリースより

毎日の生活の中でCO2削減に貢献できることの一つに「ごみ捨て」があります。家庭ごみを捨てる際に気を付けていることを聞いたところ、「缶・びん・ペットボトルはリサイクルできるよう分別して捨てる」が80.0%、「自治体のごみの分別方法を守る」が75.6%、「新聞・雑誌・段ボールは地域の資源ごみに出す」が69.5%、「汚れている容器は洗ってから捨てる」が60.3%、「大きいごみは、つぶすか、細かくする」が60.0%と、それぞれ半数以上に上りました。手軽に分かりやすくできるごみ捨ての方法を、普段から多くの人が意識し実行しています。特に、50~60代の女性は、全ての回答で過半数以上に。エコ活動と同じく、ごみ捨てに対する意識も非常に高く、習慣化していることが見てとれました。

 

出典画像:プレスリリースより

「ごみ捨て」以外のエコ活動として、意識し行動していることを聞いたところ、「水を流しっぱなしにしない」が70.3%、「食べ残しはしないようにする」が69.6%、「電気をこまめに消す」が66.7%、「詰め替え可能な商品を買う」が64.8%、「使い古しのタオルなどは、ぞうきんとして使う」が59.7%との回答が、それぞれ半数以上となりました。

 

こうした行動でも、50~60代の女性は、ほとんどの項目で全体平均を上回りました。最も高かった項目は「使い古しのタオルなどはぞうきんとして使う」で81.6%となっています。10~20代の女性では「不用品をフリマアプリなどで売ったり、寄付したりする」がほかの年代よりも高く40.4%でした。今回の調査で、エコ活動などへの比率が全般的に高くない10~20代の男性でも、「食べ残しをしないようにする」といった項目については68.5%と高く、性・年代別の特徴がうかがえる結果となりました。

 

出典画像:プレスリリースより

スウェーデンのグレタ・トゥーンベリさんが地球温暖化対策の必要性を強く主張していることをきっかけに、世界中の若者が共感し、メディアも大きく報じるようになりました。グレタさんも自ら体現をしているSDGs(持続可能な開発目標)で設定する17のゴールのうち、最も共感するゴールを挙げてもらったところ、1位は3番目のゴール「すべての人に健康と福祉を」で14.2%となりました。2位は13番目のゴール「気候変動に具体的な対策を」で8.6%、3位は16番目のゴール「平和と公正をすべての人に」で8.4%、4位は2番目のゴール「飢餓をゼロに」で7.8%、5位は11番目のゴール「住み続けられるまちづくりを」で6.8%となっています。共感するゴールは性・年代別に関係なく大きく分かれ、個人の志向性に寄ることが見てとれました。

 

最後に、エコやSDGsを意識していると思われる企業やブランドを聞いたところ、1位は「トヨタ自動車」でした。2位は「サントリー」、3位は「イオン」、4位は「ユニクロ」、5位は「スターバックス」、6位は「無印良品」、7位は「花王」、8位は「パナソニック」と続いています。

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