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2020/3/10 6:45

9月の販売開始から4か月で「iPhone 11」が2019年世界で2番目に売れた機種に

カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチは、2019年にグローバルで販売したスマートフォンのトップ10機種のシェアを発表しました。

 

世界におけるスマートフォン売上の約15%を、トップ10機種が占めています。年後半の9月に販売開始したにもかかわらず、アップルのiPhone 11は年間で2番目に売れた機種となりました。

 

2019年における5G機種の売り上げは、わずか1%程度にとどまり、トップ10にランクインしませんでした。しかし、キャリアが5Gサービスを開始し、アップルによる5G対応のiPhoneや、他社を含めた低価格な5G機種の販売が始まれば、5G機種をめぐる状況は2020年に変わることが予想されます。

出典画像:プレスリリースより

2019年の世界トップ機種は、iPhone XRでした。市場シェアは3%となっています。トップ10のうち、アップルは6機種がラインクインしました。初の複眼カメラを搭載したiPhone 11は、前シリーズ機種と比較して低価格で市場に投入されました。過去4か月の販売量が好調だったことは、第4四半期の年末商戦でいかに大きなインパクトがあったかを示しています。

 

アップルを追撃したサムスンは、3機種がトップ10にランクイン。いずれもGalaxy Aシリーズで、サムスンにおけるミドル価格帯の機種に対する戦略が切り開かれたといえます。OLEDディスプレイや多眼カメラ、ディスプレイ面の指紋センサーなどを搭載したことに加え、サムスンのブランド力が相まって、きわめて魅力的な商品となりました。

 

オッポは、2018年にシャオミが占めていた市場のポジションを奪いランクインしました。A5シリーズは中国でも最も売れた機種でもあります。

 

出典画像:プレスリリースより

地域別でみると、アジア太平洋地域で最も売れた機種はオッポ製でした。中東とラテンアメリカではサムスン製、北米ではアップル製となっています。

 

より細かく見ていくと、北米ではアップルがトップ5までを独占しました。同様に、中東とアフリカではサムスンが5位までを独占しています。

 

トップ5を合わせたシェアには違いがあります。北米ではアップルの合計シェアがほぼ30%と、あらゆる地域の中で最も高い数値を出していることから、市場は集約されつつあります。iPhone XRは、単独で二桁シェアを獲得した唯一の機種となっています。

 

ファーウェイは、世界のスマートフォン市場で第2位でしたが、世界のトップ10にランクインした機種はありませんでした。貿易禁止措置が発令されてから、同社は中国市場に事業を集中させています。そのため、HUAWEI P30は、中国市場ではトップ5にランクインしています。

 

リアルミーは、その他のアジア太平洋地域のトップ5で初めてランクインしました。インドと東南アジアを中心に世界で最も急成長した企業であり、2019年は前年比426%の成長を遂げました。

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