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2020/4/28 7:15

8割が学び直しに興味——「社会人の学び直しに関する実態・意識調査」

マイナビの総合転職情報サイト「マイナビ転職」は、20~50代の会社員800人を対象に「社会人の学び直しに関する実態・意識調査」を発表しました。

 

「学びなおしに興味がある」と答えた人の割合は82.1%でした。一方で、プライベートの時間を使って学び直しを「現在している」人は16.9%にとどまっています。「学び直しに期待すること」と「学び直しにより得られた結果や成果」では、「資格の取得」に期待する人が33.9%と最も高く、また27.6%が成果を得られたと回答しました。「昇進・昇格」「昇給」「良い条件での転職」については、期待に対して成果が少ないという結果となっています。

 

出典画像:プレスリリースより

社会人の学び直しやリカレント教育に注目が集まっており、「興味がある」と回答した人は8割を超えました。政府が実施する「人生100年時代構想会議」では、学び直しやリカレント教育の機会を拡充していくことが明示されています。

 

出典画像:プレスリリースより

一方で、興味があっても行動に移せない現状があるようです。半数近くの人は一度も学び直しを経験したことがなく、現在学び直しをしている人も16.9%にとどまっています。

 

出典画像:プレスリリースより

学び直しに対し、多くの人が興味を持っています。ただ、期待する理想と、実際に得られる結果や成果の間には、大きなギャップがあることが明らかになりました。個人の勉強の積み重ねが直結する「資格の取得」については成果が見られますが、昇進や昇給、転職の成功などのキャリアアップに対しては、必ずしも成果に結び付くわけではない現状がうかがえます。

 

キャリアアップに対する期待値を持ちつつも、思っていたような結果につながらないことが、学び直しに興味があってもプライベートの時間を削ってまで行動に移せない原因のひとつかもしれません。学び直しで得たことがキャリア形成に生かせる環境整備が、今後の学び直しの広がりに重要になりそうです。

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