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2020/6/2 7:30

コロナ禍による外出自粛の反動などから過去5年で最高値——6月の消費意欲指数

博報堂のシンクタンク博報堂生活総合研究所は、「来月の消費予報」を発表しました。

 

6月の消費意欲指数は47.9点、前月から5.4ポイント増、前年からは2.0ポイント増と、ともに伸長しています。これまでの自粛の反動から、コロナ禍に関連する消費へのネガティブな回答が減少しました。「特に買いたいモノ・利用したいサービスがある」人は、6月としては最高値を記録しています。一方で、「収入・仕事減」「意欲減退が定着」といった抑制的な声も聞かれました。

 

出典画像:プレスリリースより

 

大型連休後にあたる6月は、消費意欲指数が例年あまり伸びません。ですが、今年は前月比、前年比ともに伸びるとともに、過去5年間で最高値を記録しました。特に、性別では女性、年代別では30代で、高い伸びをみせています。

 

コロナ禍に関連する消費にネガティブな回答は417件と多いものの、5月の560件からは減少しました。特に、コロナ禍で「外出できない・自粛、買い物できない」は5月の219件から132件に、「意欲・気持ちが低下する」は5月の127件から57件と、それぞれ減少が目立ちました。

 

逆に、消費にポジティブな回答は187件と、5月の72件から増加しました。具体的には、「自粛の反動で外出・買い物がしたい/できていない消費をしたい」などが107件と、5月の44件から増加。「6月は外出規制が緩和している頃」が5月の9件から増え40件と、期待感もうかがえます。長引く自粛の反動や規制緩和への期待により、6月は外出や買い物への意欲が例年以上に高まりそうです。

 

「特に買いたいモノ・利用したいサービスがある」人の割合は、前月比8.8%増の31.3%と、6月としての最高値を記録しました。「外食」「レジャー」「旅行」「理美容」「ファッション」など、外出関連を中心に全16カテゴリーの中で、前月から20件以上増えたのは10カテゴリー、前年からは7カテゴリーとなっています。

 

コロナ禍に関連する消費にネガティブな回答が減少する一方、「コロナで収入・仕事減」となった人は76件と、5月の51件から増加しました。また、「コロナ禍の影響で消費意欲の減退が定着/消費しないことに慣れた/消費の必要がない」は45件と、5月の14件から増えています。仕事や収入面の不安、消費意欲減退の定着、といった抑制的な声にも今後注視が必要となりそうです。

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