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2020/8/19 7:15

コロナ禍で変化するコマーシャルメッセージ−−2020年7月度テレビCM放送回数ランキング

ゼータ・ブリッジは、7月に全国地上波25局、BS放送6局で放送されたテレビCMの回数を調査し集計しました。

 

商品別ランキングでは、チューリッヒ・インシュアランス・カンパニー・リミテッドの「スーパー自動車保険」が、6月に引き続き1位となっています。店舗でのキャッシャレス対応を促す内容や、お持ち帰りやデリバリーサービスといった、新型コロナウイルスによる「新しい生活様式」への切り替えを表現したクリエイティブなCMも見られました。

 

商品別テレビCM放送回数

出典画像:プレスリリースより

7月の商品別ランキングでは、6月に続きチューリッヒ・インシュアランス・カンパニー・リミテッドの「スーパー自動車保険」が1位でした。5位のソニー損害保険「ソニー損保の自動車保険」と同様に、自動車事故増加の抑止策として放送回数が増えたと考えられます。“withコロナ”時代における第三者との接触を避ける移動手段として、自動車への注目度の高さがうかがえます。

 

2位のソフトバンクと3位のKDDIによる5G関連のCMも、放映回数を大きく増やしました。ソフトバンクはハリウッドスターのブルース・ウィリスさんをドラえもん役として起用した大胆なキャスティング、auはおなじみの三太郎シリーズの新作で、5Gの魅力を訴求しています。リモート環境下でのコミュニケーションが定着しつつあり、より高速で快適な通信環境が求められる中、各社のユーザー争奪戦が予想されます。

 

今回のランキングで注目すべきは、新型コロナウイルスによる「新しい生活様式」への切り替えを表現したクリエイティブです。リクルートホールディングスの「エアペイ」は、前月のランキング外から10位に順位を上げました。店舗でのキャッシャレス対応を促す内容になっています。新型コロナウイルス感染症拡大の防止策として、非接触決済ができるシステムの導入を店舗側にあらためて提示していると思われます。

 

19位にランクインしたトリドールホールディングス「丸亀製麺」のお持ち帰り訴求CMや、20位に入った出前館による宅配サービスCMのデリバリーサービスは、コロナ禍で定着した生活様式です。

 

16位のポケモン「ポケモンGO」は以前のCMでは、外出先での利用の表現が多くみられました。今回は、7月25~26日に開催した「Pokémon GO Fest 2020」の会場として、自分の部屋やベランダ、近所の売店など身近な場所がピックアップされています。コロナ禍で外出できる場所が限られている中でも楽しめる場所は身近にあるということを伝え、マイナスな環境をプラスに変えようというメッセージをテレビCMに込めているのではないでしょうか。

 

今後、新型コロナウイルス感染症が終息したとしても、人々のライフスタイルや働き方が以前に戻る可能性は低いとみられます。テレビCMを含めた企業のコミュニケーション方法も変化していくと考えられるでしょう。

 

【東京】

出典画像:プレスリリースより

エリア別ランキングで目立ったのは、コロナ禍で自粛傾向にあった観光施設やアミューズメント施設、イベントCMです。

 

【大阪】

出典画像:プレスリリースより

大阪地区では、「ネスタリゾート神戸」が1位、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」が4位にランクインしました。

 

【名古屋】

出典画像:プレスリリースより

名古屋地区では、9位に「ナガシマスパーランド」が入りました。

 

【福岡】

出典画像:プレスリリースより

福岡地区では、「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス」が9位でした。

 

【札幌】

出典画像:プレスリリースより

札幌地区では、1位に「ルスツリゾート」、6位に「ウポポイ(民族共生象徴空間)」が、上位にランクインしています。

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