サッポロビールは、10月の酒税税率改正により「新ジャンルユーザーの購買意欲はどのように変化するのか」をアンケート調査しました。
税制改正の認知率は約5割でした。新ジャンルを飲用する30~60代の約3割が、税率改正前に購入量は「増える」と回答しています。新ジャンルを選ぶ際に重視するポイントは、価格以外に「おいしさ(味覚満足)」が重要であることが分かりました。
昨今の「家飲み需要の増加」「節約意識の高まり」を背景に、新ジャンルの売上が好調です。

10月に行われる税率改正についての認知度を調査すると、「知っている」が45%、「知らない」が55%でした。9月末にかけての店頭プロモーションなどにより税率改正の認知度が向上し、購買意識がさらに変化しそうです。

新ジャンルを飲む主飲用者層といわれるのは、50~60代です。しかし、30代以上の幅広い年代層の約3割が、税率改正前に新ジャンルの購入量が「増える」と回答しました。

「新ジャンルを選ぶ際に重視する点はなんですか」と尋ねると、「ビールに近い味わい」「飲みやすさ」「価格」が上位に選ばれました。「価格」だけでなく「おいしさ(味覚満足)」が重要となっています。税率改正により店頭価格が上昇した後には、より一層新ジャンルユーザーの「おいしさ」への要求は高まることが想定されます。