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2020/11/3 7:15

キーワードは「レスして リッチに」−−生活者が選ぶ「2021年 ヒット予想」

博報堂生活総合研究所は、生活者が選ぶ「2021年 ヒット予想」をまとめました。

 

キーワードは「レスして リッチに」です。ランキングでは、「ソーシャルディスタンス」が1位に輝きました。2位の「テレワーク」や3位の「オンライン会議」、8位の「テイクアウト」など、コロナ禍による新しい風景と体験が上位に入っています。コロナ関連以外では、「エコバッグ」が4位にランクインしました。マンガやテレビ、ゲームなど、さまざまなコンテンツ関連も上位に入っています。

 

世の中で注目されたと思われる商品やサービス、コンテンツなどを生活者に提示し、「2021年以降、話題になりそう/人々の生活に普及・浸透していそう」と思うかを調査しました。新型コロナウイルス感染拡大で自粛や制約を余儀なくされ、新たな生活体験が生まれた2020年。「今年、実感したヒット」と「来年ヒットすると予想」された上位30項目は、重複するものが目立ちました。

 

今年始まった体験が来年も「ニュー・ノーマル」として継続発展していくと、生活者は捉えているようです。ヒット予想の上位には、従来の慣習に基づく無駄や無理を「レス~少なく~」、生活の質を「リッチ~高める~」にする。そんな「レスして リッチに」な暮らしを叶える商品やサービスが入りました。

 

出典画像:プレスリリースより

1位の「キャッシュレス決済」や、関連する「QRコード決済」が6位に入りました。自由回答を見ると、利便性に加え感染対策にもなるとの声が目立ちます。4位の 「テレワーク」や、21位の「オンライン診療」「副業」などは、これまで慣習に縛られていたものも、規制をレスすれば生活の選択肢がリッチに増え、より生活を豊かにすることにつながります。

 

5位に「オンライン会議」、12位に「オンライン授業/学習」、18位には「ライブ配信」が入りました。移動時間をレスすることで、やりたいことをする自由な時間が生まれます。11位の「テイクアウト」や、15位の「個人が配達するフードデリバリー」は、料理を待つ時間やお出かけの支度時間のレスに。外食でしか味わえなかった料理を楽しめ、おうち時間がリッチになります。

 

2位の「ドライブレコーダー」は事故やトラブル、同じく2位の「エコバッグ」は環境問題やレジ袋の有料化に対応。17位の「熱中症対策商品」や21位の「防災グッズ」は自然災害、12位の「感染防止用対策用品(マスク以外)」や20位の「高機能マスク」は新型コロナウイルスといったように、さまざまな災厄や社会に広がる心配をレスして、安心をリッチにしてくれます。

 

25位の「サブスクリプション」は、所有せずともさまざまな商品やサービスを利用する体験をリッチに楽しめます。同じく25位の「フリマアプリ」は、不要になった商品の所有をレスすることで、購入者とのやりとりを楽しめ人の役にも立てる、といった豊かでリッチな体験を得ます。

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