話題
2020/12/3 6:15

消費意欲指数は今年の最高値、しかし例年の水準にまでは至らず−−博報堂生活総研、12月の消費予報

博報堂のシンクタンクである博報堂生活総合研究所は、20~69歳の男女1500人を対象に、「来月の消費意欲」の調査を発表しました。

 

12月の消費意欲指数は54.9点と、今年の最高値を記録しました。前月比で6.1ポイント増、前年比では1.8ポイント増となっています。一方で、コロナ禍による不安や経済要因が影を落とす面もありそうです。消費意欲の盛り上がる12月ならではの傾向になりそうですが、予断を許さない状況は続くとみられます。

 

出典画像:プレスリリースより

 

 

「来月の消費意欲」を点数化し、その結果を「来月の消費予報」として博報堂は発表しています。

 

クリスマスや年末年始を控える12月は、1年で最も消費意欲指数の高まる月です。今年も前月から6.1ポイント上昇し、今年の最高値54.9点を記録しました。買いたいモノや利用したいサービスがある人の割合は前月比11.3ポイント増の38.6%と、こちらも今年に入り最も高い水準となっています。

 

消費にポジティブな回答は553件と、11月の338件から大きく増加しました。特に、「クリスマス、年末年始の買い物をしたい」「冬物衣料がほしい」など、この時期や季節ならではの意見が、11月の93件から12月は299件と増えています。「欲しいもの/出費の予定がある」は79件と、11月の58件から増加しました。

 

特に買いたいモノや利用したいサービスをみると、「食品」「ファッション」「外食」をはじめ16カテゴリー中11カテゴリーで、前月から20件以上増加しました。今年も12月らしく、消費をしたい意向が高まっていることがうかがえます。

 

一方で、12月の消費意欲指数54.9点は、消費税増税の影響があった2019年12月の53.1点を上回っていますが、2016~2018年の56点台までには至っていません。「クリスマス、年末年始の買い物をしたい」「冬物衣料がほしい」といった季節ならではの消費意欲も、378件だった2018年の水準には届きませんでした。

 

コロナ禍に関連した消費にネガティブな回答は149件と、前月の178件から減少しています。しかし、「ボーナスが出るので買いたいものがある」人が57件と、19年12月の84件から減りました。「金銭的な理由で節約・我慢」が、19年12月の193件から20年12月は230件と増加しています。

TAG
SHARE ON