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2020/12/4 6:15

「鬼滅の刃」が「キングダム」をおさえて1位 −−「BookLive!」2020年年間ランキング

凸版印刷のグループ会社であるBookLiveは、独自に集計した「2020年の年間ランキング」を発表しました。

 

5年連続トップだった「キングダム」をおさえ、「鬼滅の刃」が1位に輝いています。コロナ禍でのまとめ読みや後追いで読む人、女性読者が増加しました。3位の「虫かぶり姫」や5位の「わたしの幸せな結婚」はともに女性向けノベルのコミカライズで、ネット広告をきっかけに上半期から急伸しています。メディア化作品も多数上位に入っており、6位の「呪術廻戦」はアニメ化で大躍進しました。

 

出典画像:プレスリリースより

 

2015年から年間ランキングで1位を獲得し続けていた「キングダム」をおさえ、「鬼滅の刃」が2020年のトップに輝いています。アニメ化をきっかけに女性ファンを増やし、昨年の年間ランキングでは2位に急上昇していました。

 

今年も2、5、7、10月に、新刊が配信されています。コロナ禍でまとめ読みをする人や、冒頭巻から後追いで読み始める人、女性読者もさらに増加しました。惜しまれつつも連載は完結しましたが、秋公開の劇場版アニメでさらに火が付き、10月は配信開始から最高の売り上げを記録。12月4日には最終巻の配信も控えています。

 

2位の「キングダム」は、2020年に57~59巻を配信するとともに、実写映画第2弾の製作も発表されました。まだまだ続く大長編歴史ロマンとして、今後の展開にファンたちの熱い視線が注がれています。

 

昨年の年間ランキングでは、1位から9位までが少年・青年マンガでした。2020年は上半期から、少女・女性マンガから「虫かぶり姫」「わたしの幸せな結婚」の2作品が急浮上。年間ランキングの5位内にランクインしました。両作品ともネット広告をきっかけに読者が急増した、ピュアなラブストーリーです。

 

2作品に共通しているのは、相手の事を想いつつも素直になれない不器用なキャラクターたち。そして、徐々に心を通わせていくさまが丁寧に描かれている点です。王道とも言えるツンデレやすれ違いの要素に、ファンタジックな世界観で展開される純愛ストーリーは、往年の少女マンガファンはもとより、10~20代の心をも惹きつけています。

 

6位に入ったバトルファンタジー作品の「呪術廻戦」は、今回初めて年間ランキングトップ10入りを果たしました。2018年から連載が始まり、今年の上半期ランキングでは、少年・青年マンガジャンルの19位に浮上。10月にアニメの放送が開始されると一気にファン層を広げ、大躍進をとげました。

 

もはや不動の人気とも言える「ONE PIECE」は4位でした。「転生したらスライムだった件」「約束のネバーランド」も、昨年に続きトップ10内にランクインしています。アニメがファイナルシーズンに突入した「進撃の巨人」は、物語がどういった結末を迎えるのか注目が高まり、2年ぶりに上位に帰り咲きました。「ハイキュー!!」は、アニメ4期が放送される中で、原作は11月に配信となった45巻をもって完結しています。多くのファンに感動を与えてのトップ10入りとなりました。

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