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2021/2/2 6:15

2020年下半期「トップポイント大賞」は『ブルシット・ジョブ』

新刊ビジネス書情報誌「TOPPOINT(トップポイント)」は、2020年下半期「トップポイント大賞」を決定しました。

 

大賞に輝いたのは、「ブルシット・ジョブ」(デヴィッド・グレーバー 著/岩波書店)でした。世の中にはびこる“クソどうでもいい仕事”(ブルシット・ジョブ)の実態を明らかにし、世界的に話題となった書です。

 

出典画像:プレスリリースより

 

2020年下半期「トップポイント大賞」ベスト10冊(一覧)
【大賞】『ブルシット・ジョブ』 デヴィッド・グレーバー 著/岩波書店
2位 『共感経営』 野中郁次郎/勝見 明 著/日経BP・日本経済新聞出版本部
3位 『仕事の哲学』 酒巻 久 著/PHP研究所
4位 『直感で発想 論理で検証 哲学で跳躍』 伊丹敬之 著/東洋経済新報社
5位 『プロフェッショナル経営参謀』 杉田浩章 著/日経BP・日本経済新聞出版本部
6位 『スタンフォード式 人生を変える運動の科学』 ケリー・マクゴニガル 著/大和書房
7位 『いかなる時代環境でも利益を出す仕組み』 大山健太郎 著/日経BP
8位 『NINE LIES ABOUT WORK 仕事に関する9つの嘘』 マーカス・バッキンガム/アシュリー・グッドール 著/サンマーク出版
9位 『LIFESPAN』 デビッド・A・シンクレア/マシュー・D・ラプラント 著/東洋経済新報社
10位 『ワークマンは商品を変えずに売り方を変えただけでなぜ2倍売れたのか』 酒井大輔 著/日経BP

 

欧米では、過去数十年で労働生産性が大きく上昇しました。にもかかわらず、労働時間は減らず、報酬も平行線をたどっています。その原因は、管理部門や金融部門などの「完璧に無意味で、不必要」な「ブルシット・ジョブ」の増加にあると筆者は指摘。真に価値のある仕事とは何かを問い直します。

 

今回、投票した読者から、「コロナ禍で、エッセンシャル・ワーカーの奮闘に敬意を覚える一方で、なぜこのような人々の待遇がかくも悪いのかと暗澹たる気持ちでいた。非常にタイムリーな本を紹介していただいた」といったコメントが寄せられました。「ブルシット・ジョブ」は、私たちが人生の時間の大半を費やす「労働」について、改めて考える機会を与えてくれた書籍といえます。

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