話題
2021/5/14 6:15

消費意欲指数は、大型連休のある5月らしい水準も、コロナ感染再拡大への不安は高まる

博報堂のシンクタンク博報堂生活総合研究所は、20~69歳の男女1,500人を対象に「5月の消費意欲」に関する調査を実施し、その結果を発表しました。消費意欲指数は47.6点と、前月比で横ばいでしたが、前年比では5.1ポイントのプラスと大きく上昇。コロナ禍で落ち込んだ前年から消費意欲は回復し、4月の好調を維持する見通しです。

 

出典元:博報堂「5月の消費意欲」の調査

 

博報堂は「5月の消費意欲」を点数化し、その結果を「5月の消費予報」として発表しています。例年、5月は大型連休があるため、消費意欲指数は4月からやや上昇することが多いですが、今年はコロナ禍で過去最低値だった昨年5月に比べ、5.1ポイントプラスの47.6%と、例年の水準に回復しています。

 

消費意欲指数の理由をみると、消費にポジティブな回答は、前年の245件から368件に増加しました。ネガティブな回答については、昨年は1,096件でしたが、今年は875件に減少しています。

 

消費にポジティブな回答を具体的にみると「大型連休など季節特有の消費」が、昨年の50件から今年は129件に増加。「欲しいものがある」は、昨年の92件から今年は122件に増えています。

 

一方で、消費にネガティブな回答は、コロナ禍に関するものが、昨年の560件から今年は200件と半数以下に減少しました。具体的には、「コロナなど病気の流行が怖いので出かけたくない」が、昨年の200件から59件に減。「コロナで外出できない・自粛」が昨年の219件から91件に。「コロナなどによる収入減」が昨年の157件から今年は119件と、それぞれ減少しました。

 

コロナ禍による消費へのネガティブな回答は、4月の169件から5月は200件と若干増加しており、予断を許さない状況ですが、4月に高まった消費意欲は、5月も継続しそうです。

 

カテゴリー別の消費意向は、「特に買いたいモノ・利用したいカテゴリーがある」人が27.1%。前月比で2.3ポイントのマイナスと低下しましたが、前年比では4.6ポイントのプラスと上昇しました。

 

前月と比べて、「ファッション」「外食」「書籍・エンタメ」「インテリア用品」など20件以上が減少しました。しかし、前年と比べると「ファッション」「食品」「外食」「旅行」「レジャー」「化粧品」「家電・AV」など16カテゴリー中10カテゴリーが20件以上増加しています。

TAG
SHARE ON