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2019/5/20 21:30

スイフトスポーツ、レクサス LS、ジムニー…歴史的名車38台! 「クルマで振り返る」平成の歩み【後編】

【平成18年】 レクサスが本格始動! セダンユーザー注目のLSデビューイヤー

 

【レクサス LS】

いよいよレクサスの真打ち登場

 

 

これまでのセルシオに代わって、レクサスブランドの日本導入を受けて、フラッグシップのLSも初めて日本で販売されました。当初は4.6ℓV8ガソリンのみだったところ、翌年に5.0ℓV8にモーターを組み合わせた4WDの「LS600h」を追加。ロング仕様もラインナップしました。

 

【三菱 i】

独創的で未来的なデザインが話題

 

 

当時は苦境のなかにあった三菱が、かねてから大いに話題となっていた「i」をいよいよ世に送り出しました。3年後には100%EVである「i-MiEV」の法人向け販売も開始。

 

【平成クルマTOPICS】

BMWやメルセデスに加えアウディも人気輸入車に

 

 

BMWやメルセデス・ベンツもさることながら、平成20年代にアウディ車も人気に。アメリカのEVメーカー・テスラは平成22年に日本へ参入。ボルボは2年連続(平成29年&30年)COTYを受賞したのでした。

 

【平成19年】

 

【三菱 デリカD:5】

山岳、平地でも万能を目指したミニバン

 

 

それまでのパジェロからアウトランダーベースに一新。持ち前のタフな走破性はそのまま。ミニバンとSUVの要素を併せ持つ稀有なモデル。

 

【日産 GT-R】

世界を驚かせた恐るべき高性能モデル

 

 

「スカイライン」ではなく「GT-R」として再始動。登場当初は480馬力で777万円~と現在と比べるとずっと安いが、その走りは世界の列強に衝撃を与えた歴史的一台でした。

 

【平成20年】

 

【トヨタ iQ】

かつてなかった超コンパクトカー

 

 

全長わずか3m以下で、2人乗りマイクロカーのスマートをしのぐ小回り性を実現。大人3人と子ども1人が乗れる室内空間を実現したのは画期的でした。

 

【トヨタ ヴェルファイア】

大型ミニバン、アルファードの兄弟車

 

 

競合としてエルグランドのほかにエリシオンも加わったが、アルファードの優勢は変わらず。そしてモデルチェンジの際に加わった兄弟車は、2段ヘッドライトなどより押し出しを強めたキャラがウケて本家をしのぐ人気車に。

 

【平成21年】 3代目プリウスvs.2代目インサイト! プリウスが“勝車”に

 

【レクサス RX】

ハイブリッドも加わったレクサスの上級SUV

 

 

“高級クロスオーバーSUV”という新しいカテゴリーを開拓したRXが日本にも導入されました。発売当初は、ガソリンモデルの「RX350」とハイブリッドモデルの「RX450h」をラインナップ。

 

【トヨタ プリウス】

予想をはるかに上回る大ヒットモデルに

 

 

価格を抑えながらも性能が向上し見栄えもよくなった3代目は、発売1か月で約18万台を受注し、納車も最大で1年待ちとなるなど、予想外のヒット作となりました。のちにブレーキ不具合の問題が話題に。

 

【ホンダ インサイト】

ライバル、プリウスの対抗馬と目されたが!?

 

ユニークな初代の生産終了から3年たらずのインターバルで車名が復活。5ドアハッチバックとなり当初はプリウスの強敵となると目されたが、販売的には振るわなかった。

 

【平成22年】 量販EVのリーフも世に送り出されエコカー時代が本格化

 

【日産 リーフ】

世界に先駆けてEVの市販化にこぎつけた

 

 

EVを世の中に普及させることを念頭に開発されたリーフが、ついに市販化されたのがこの年。航続距離が短いとか、とやかくいわれたものですが、モーターが生み出すスムーズで静かな走りには多くのユーザーが感銘を受けました。

 

【日産 ジューク】

小型SUVブームの先駆け

 

 

ユニークすぎるデザインをまとった個性派SUVの先駆け的存在。バイクのようなインテリアも面白かった。むろん日本でもよく見かけましたが、ヨーロッパではさらに爆発的に売れました。

 

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