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2016/6/25 9:00

ヴェイロンの後継「シロン」は超古典的スーパーカーである

今、世界のスーパーカーは新時代を迎えようとしています。そんななかで最高速度420km/hという強烈な数字を引っ提げて登場したのは、最速の市販車として知られるブガッティ・ヴェイロンの後継者である「シロン」です。約3億円という超セレブプライスに恥じない見事な造りを、自動車評論家の清水草一さんが紹介していきます。

 

市販車最速の呼称を受け継ぐモデル

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ブガッティ

シロン

¥298,000,000

 

【SPEC】

全長×全幅×全高:4544×2038×1212mm

車両重量:1995kg

エンジン形式8.0ℓ、W型16気筒、クアッドターボ

最高出力1500PS

最高速度:420km/h

 

ジュネーブで最も注目された恐るべきスペックの持ち主

自動車産業の最先端が集まるジュネーブショーにおいて、今回世界中のクルマファンから最も注目を集めたモデルがこのシロンです。ブガッティといえば、市販車最速といわれたヴェイロンを販売していたメーカーで、シロンはその後継モデル。

 

最高速度420km/h、約3億円という2つの数字は先代ヴェイロンを凌駕するもので、まさにスーパーカー界のトップ・オブ・ザ・トップです。デザインは最高速度を稼ぐための流線型になっており、ボディサイドにはシロンの「C」のモチーフがあしらわれています。エンジンはヴェイロンの進化型で、同排気量ながら細部の改良でパワーアップされました。

 

そして、さらに驚かされるのがこのモンスター級の価格(約3億円)にも関わらず、生産予定数500台のうち、3分の1が事前受注で売れたという事実です。

 

【「清水草一が語る」スーパーカーたるゆえん】

これぞ古典的スーパーカーの見本!

「W型16気筒の7993Ccワッドターボエンジンが1500馬力を絞り出す、超古典的なバカパワー車! そんなに出してどうすんだ! というところが超絶にスーパーカーだ」(清水さん)

 

スーパーカーの証はミッドシップ

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大排気量の8ℓエンジンをミッドシップ(シート後方)にマウント。約2tのボディながら420km/hを実現します。

 

華美な装飾を排除した内装

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3億円と聞くとどれだけゴージャスかと思いきや、内装は意外にもシンプル。軽量化が図られているためです。

 

先代モデルのイメージを継承

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平たいヴェイロンのイメージを受け継いではいるものの、ボディサイズはひとまわり拡大されています。横一線のリアライトもインパクト大。

 

【URL】

ブガッティ(英語) http://www.bugatti.com/home/

シロン(英語) http://www.bugatti.com/chiron/