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2020/1/26 19:00

2020年夏、北海道を周遊する「ザ・ロイヤルエクスプレス」を誰よりも深く熱く解説

【TRAINに迫る⑤】北海道を1周するクルーズプランの詳細は?

ここからは、8月に走り始める「THE ROYAL EXPRESS〜HOKKAIDO CRUISE TRAIN〜」の北海道旅行プランを見ていこう。同プランは北海道を3泊4日の行程で周遊する。日程は次の通りだ。

 

①8月14日(金)〜17日(月)
②8月21日(金)〜24日(月)
③8月28日(金)〜31日(月)
④9月4日(金)〜7日(月)
⑤9月15日(火)〜18日(金)

 

販売時期は

 

①先行販売(THE ROYAL EXPRESSリピーター向け):2020年2月10日〜2月16日まで
②一般販売:2020年2月17日〜3月10日まで

 

販売方法はホームページ・郵送で申込み受付後、抽選での販売となる。こちらも間近に迫っているわけだ。それでは、旅程の1日目から4日目の主なポイントをピックアップしよう。

 

1日目は札幌駅を11時頃に出発し、千歳線、石勝線、根室本線をたどって池田駅へ。こちらでは特別企画として「池田ステーションワインパーティ」が開かれる。駅で地元名産の十勝ワインを楽しむ趣向だ。そして1泊目は十勝川温泉での宿泊となる。

↑道内でたどる行程。札幌駅から釧路を経て、知床へ。そして北見、旭川とほぼ一周する。写真はイメージ、一部写真提供:東急(株)

 

↑1日目の夕方16時25分ごろに池田駅に到着。駅では「池田ステーションワインパーティ」が開かれる 写真提供:東急(株)

 

2日目は専用バスで釧路駅へ。ここから再び列車に乗車して釧網本線(せんもうほんせん)を川湯温泉駅へ。さらに知床斜里駅へ向かう。途中、釧路湿原では車窓から眺める大自然が魅力に。車窓からはエゾシカが見えるかも知れない。知床斜里駅からは専用バスを使って世界遺産・知床観光へ。2泊目はオホーツク海を望むウトロ温泉での宿泊となる。

 

3日目は再び知床斜里駅から列車に乗車し、釧網本線を網走駅へ。網走駅から石北本線(せきほくほんせん)を北見駅へ向かう。車窓から望むオホーツク海、網走湖の眺めが素晴らしい。

 

北見駅で途中下車(選択プランがあり列車で過ごすこともできる)、専用バスで遠軽駅(えんがるえき)へ。同駅はスイッチバックとなっていて、機関車の付け替え作業も行われる。遠軽駅からは石北本線を道央へ。途中からは大雪山系などの山並みが楽しめる。この日は旭川駅で下車、宿泊地の富良野へ向かう。専用バスから眺める美瑛(びえい)・富良野の景色や観光が楽しみだ。

↑北海道美瑛町で創作イタリア料理の店を営む才田誠シェフの料理が昼食として提供される(写真はイメージ)

 

4日目は、ラベンダーで知られる富良野のファーム富田で朝食タイム(希望者のみ)、そして専用バスで美瑛の人気スポット「青い池」へ向かう。旭川駅からは最後の列車乗車タイムとなる。そして15時ごろに札幌駅へ到着する。

 

ここでは書き切れないほどの内容充実の4日間となりそうだ。それこそ北海道の魅力が「ザ・ロイヤルエクスプレス」に乗車して満喫できる。

↑ヴァイオリニストの大迫淳英氏。「ザ・ロイヤルエクスプレス」のテーマ曲をプロデュースした。北海道でも大迫氏の演奏が楽しめる
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