乗り物
2021/3/28 6:30

部屋には運転席まで!! 乗り物好きは部屋から出ない! 京都タワーホテル「電車の部屋」と「バスの部屋」

【バス好きには】京阪バスN1081車両の運転席を再現!

京都タワーホテルではこの3月から「京阪バスコンセプトルーム」の宿泊も受付け始めた。こちらはバス好き向けだ。

 

京阪バスコンセプトルームというように、同じ京阪グループの京阪バス株式会社とコラボして造り上げた部屋である。京阪バスといえば、白地に赤ラインと目立つ装いの路線バス、高速バスを走らせている。ホテルの眼下にある京都駅のバスロータリーでもこのバスの姿をよく見かける。

 

注目したいのは、部屋の中にバスの運転席が再現されていることだ。実際に走っていた京阪バスN1081車両の運転席を利用している。京阪バスN1081は2002年12月から2018年10月まで在籍していた車両だ。

↑京都タワーホテル911号室の室内。バスの運転席のほか、京阪バス方向幕パネルが飾られる。さらにベッドスローは白地に赤ライン

 

↑室内に設けられた運転席は、実際に在籍していた京阪バスの座席や部品が取り付けられた。降車ボタン付きにぎり棒なども装着される

 

◆部屋のプレートはバス停の表示にそっくり

部屋の細部を見ていこう。入口は、京阪バスのバス停表示を再現した丸型。そこに911号室とある。ドアを開けると窓側に設けられた運転席にやはり目が行く。走っていたN1081の運転席で、ハンドル、座席、インストルメントパネル、ミラー、さらにアクセルペダル、ブレーキペダル、サンバイザーまで付く。左上を見れば、運賃表示器まで装着されている。

 

部屋のインテリアも、実際に京阪バスの監修を受けて制作された。路線バスの車両写真に、京都遊覧案内図パネルや、京阪バス方向幕パネル、バス降車ボタン、スターフと呼ばれる運転指令票まで用意される。まさに運転席に座れば、路線バスの運転手になったような気持ちになれるわけだ。

↑911号室の入口には京阪バスのバス停表示にちなんだデザインが。もうこれだけでバス好きは気持ちが盛り上がりそうだ

 

↑天井にはバスに装着された出口パネルが付く。部屋内には京阪バスのミニュチュアカーも展示(左下)

 

◆150組目まで宿泊特典の特製プレゼントあり

さまざまな特典も用意されている。同部屋に宿泊した人には先着順(150組限定)で京阪バスのオリジナルグッズがプレゼントされる。

 

たとえば、10組目まではバス降車ボタン(非売品)がプレゼントされた。さらに11〜30組目までは下敷き(非売品)、31〜70組目まではクリアフォルダー(非売品)が。さらに71〜100組目は実際に使われていた方向幕をカットしたカット方向幕(非売品)、101〜120組目はミニチュアカー「ザ・バスコレクション第12弾」、121〜150組目は「バスたま」(何度ひっくりかえっても自動復帰して走る京阪バスオリジナルのおもちゃ)のプレゼントがある。

 

また同部屋を子ども連れで利用する場合には特別なサービスが。小学生以下で30分限定ながら「京阪バスの子ども用制服」を貸し出し、客室内設置のフォトブースで撮影ができるのだ。

 

バス好きには魅力的なサービス盛りだくさんである。

↑先着順ながらさまざまなプレゼントを用意。10組目まではバス降車ボタンがプレゼントされた。カット方向幕も30組のみにプレゼント

 

○期間:2022年2月28日(月)まで。 
○利用:各日限定1室 ツインルーム(1〜3名まで利用可能)
○宿泊料金1万円〜/2名1室利用1名様料金(消費税・サービス料込み、宿泊税は別途)
※料金は宿泊日・人数で変動あり

 

 

どの部屋も細部までこだわっており、乗り物好きを納得させることは間違いなし。すぐに予約して泊まるしかない!

  1. 1
  2. 2
  3. 3